スキャルピングって何?
短時間で何万円も儲かるって本当?
スキャルピングのやり方と攻略法は?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
FXのトレーダーが必ず1回はやるスキャルピング。短時間で儲かりますが、現実は甘くありません。
多くのトレーダーがスキャルピングかデイトレでFXをしていますが、勝ち続けるトレーダーは1割もいません。
私もスキャルピングで地獄を見た経験が豊富です(笑)
スキャルピングで損切りせずに、たったの1時間で含み損80万円抱えた経験があります。
そこでこの記事では、スキャルピングの基本から攻略法、取引手順まで細かく解説をします。
この記事を最後まで読んで取引に活用すれば、確実にスキャルピングの勝率が上がると断言できます。
大損する前に、スキャルピングの基礎と攻略法を学んで、コツコツ確実に稼いでくださいね。
この記事で解決できる悩み
- スキャルピングの基本と大損回避の方法
- スキャルピングでの稼ぎ方、攻略法
今すぐ「スキャルピングに向いているFX会社を知りたい」方は、「スキャルピングに適したFX会社」を見てください。
FXのスキャルピングとは?
スキャルピングは、数秒から数分で新規注文から決済を終える超短時間トレードのことを言います。
損をするリスクを最小限にしながら、小さな利益を積み重ねて、大きな利益を狙う手法です。
短時間で何回も取引することで、少ない資金でも大きな利益を狙えます!
スキャルピングの特徴
- スキャルピングは少額資金でもトレードができる
- 他のトレード方法に比べて、資金(利益)が増えるスピードが圧倒的に早い
44.2%のトレーダーがスキャルピングかデイトレードをしています(FXトレーダー意識・実態調査)。
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スキャルピングをするトレーダーが多い理由
スキャルピングをするトレーダーが多い理由は、少ない資金でも大きな利益を狙えるから。
また、短時間で売買を繰り返すスキャルピングは、資金(利益)が増えるスピードが圧倒的に速いのも人気の理由です。
中長期のトレードは1回の損益が大きいので、ある程度大きな資金が必要ですが、スキャルピングは低資金でもトレードができます。
少ない資金だと必然的に1回の損益が少ない、スキャルピングになってしまいます。
そのほとんどが、短期売買のスキャルピングかデイトレードでトレードをしています。
スキャルピングは利益の増えるスピードが速い
トレードスタイル | 取引から決済までの時間 | トレード回数 | 1回の取引での利益 |
---|---|---|---|
スキャルピング | 数秒から数分 | 10~30回/日 | 3~10pisp |
デイトレード | 数分から数時間 | 1~10回/日 | 20~100pips |
スイングトレード | 数日~数週間 | 数回/月 | 50~300pips |
長期トレード | 数ヵ月~数年 | 数回/年 | 500~2000pips |
1万通貨で1ヵ月運用した場合の例です。
スイングトレード
1回50pips×月2回=100pips
月に1万円の利益
スキャルピング
1回3pips×1日10回×30日=900pips
月に9万円の利益
スキャルピングはスイングトレードの9倍の利益です。
スキャルピングは1回の取引では少ししか利益は出ませんが、取引回数を増やす事により、利益が積み重なって短時間で多くの利益を稼げます。
スキャルピング手法の基本
5つの基本
- スキャルピングで使う時間足は1分足か5分足
- スキャルピングに向いている通貨ペアを選択
- スキャルピングに適した時間帯は16時、21時、22時30分
- 1回のトレードで狙う利益幅は5~10pips
- ダブルモニターかPCとスマホなど、画面は2つ以上用意
スキャルピングで使う時間足は1分足か5分足
スキャルピングで使うのは1分足か5分足です。
1分足では大きなトレンドをつかみにくいので、基本は5分足でチャートを見ます。
5分足を使うのですが、その前に、「日足 → 4時間足 → 1時間足」の順番でチャートを確認して、大まかなトレンドの方向性と、各時間足での直近高値と安値をチェックしておきます。
全体的な流れとして日足のトレンド方向に進みやすく、5分足のトレンド方向にも影響があります。
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スキャルピングに向いている通貨ペア
米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドルがスキャルピングに向いています。
通貨ペア | スプレッド(GMOクリック証券) | 1日の値幅平均 | 取引量(%) |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭原則固定 | 58pips | 13.2% |
ユーロ/円 | 0.5銭原則固定 | 73.8pips | 1.7% |
ポンド/円 | 0.9銭原則固定 | 124.9pips | 不明 |
豪ドル/円 | 0.6銭原則固定 | 64.4pips | 0.5% |
ユーロ/米ドル | 0.4銭原則固定 | 54.7pips | 24% |
ポンド/米ドル | 1.0pips原則固定 | 99pips | 9.6% |
*値幅平均:2019年1月1日~12月31日 取引量引用元:BIS(国際決済銀行)
初心者は米ドル/円で経験を積んでから、値動きの荒い通貨の取引をするようにしましょう。
ポンド/円、ポンド/米ドルはスプレッドが広く(高い)、値動きが荒いので中級者以上のトレーダーにおすすめです。
ポイント
- スプレッドが安い:取引コストを抑え、利益を上げやすくなる
- 値動きがある:取引チャンスが増え、利益を上げやすい
- 取引量が多い:テクニカル分析の的中率が高くなる
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スキャルピングに適した時間帯は16時、21時、22時30分
*上記はサマータイム(3月第2日曜日~11月第1日曜日)での時間。サマータイム以外は1時間後ろにずれる
狙い目はロンドン市場が開く16時、ニューヨーク市場が開く21時、米国株式市場が始まる22時30分がスキャルピングに向いている時間です。
その時間帯は新たにFXの参加者が増えるので、値動きが激しくなります。
トレンドが出やすく、値動きが1方向に動く傾向があるので、トレードがしやすく狙い目です。
最初はその値動きの激しさについていけないので、初心者は比較的値動きが穏やかな、10時~14時での取引がおすすめ!
慣れてきたら、値動きが激しい時間帯に挑戦しましょう。
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1回のトレードで狙う利益幅は5~10pips
通貨ごとに違ってきますが、狙う利益幅の基本は3~5pipsです。
値動きの激しい、ポンド/円、ポンド/米ドルの場合は10pisp程度を狙います。
損切り注文も同じ値幅で注文と同時に入れておきます。
狙った方向に勢いよく動いている場合は5pipsになっても、利益確定をせずに様子を見て、できるだけ利益を伸ばしましょう。
ポイント
例えば現在10pipsの利益が出ている場合、5pipsに利益確定の注文を入れておけば、最低でも5pipsの利益は確保できます。
5pipsまで戻らずにどんどん利益が伸びたら、節目の前回高値や安値付近で利確をします。
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ダブルモニターかPCとスマホなど、画面は2つ以上用意する
一瞬の判断で売買をするスキャルピングではダブルモニターは必須です。
必ず注文用とチャート用(テクニカル分析用)の2つの画面を用意しましょう。
モニターを1台追加で買ってPCにつなげて、ダブルモニターでトレードするのが理想ですが、難しい場合はスマホで注文、PCの画面で分析というように使い分けるのがおすすめです。
中古のモニターなら3千円~6千円程度で買えるので、ダブルモニターでトレードしてみてください。
基本的なテクニカル分析を勉強しておこう
移動平均線
移動平均線とは、一定期間の終値の平均値をつないだ線のことです。
移動平均線の向きや、レートと移動平均線の位置関係を見ることにより、相場が上昇しているのか下降してるのかがわかります。
ポイント
- 移動平均線が上向き:上昇傾向
- 移動平均線が下向き:下降傾向
- レートが移動平均線の上にある:レートは上昇傾向
- レートが移動平均線の下にある:レートは下降傾向
上昇傾向にある場合はロング(買い)、下降傾向にある場合はショート(売り)でのエントリーは勝率が高くなります。
ゴールデンクロス・デットクロス
ゴールデンクロス、デットクロスは多くのトレーダーが売買の指標として重要視しています。
多くのトレーダーがゴールデンクロス、デットクロスに沿った売買を行うので、その通りの値動きが起こりやすくなります。
100%の確率ではありませんが、高い確率でサイン通りに上昇、下降をします。
ポイント
ゴールデンクロス:買いサイン
デットクロス:売りのサイン
直近の安値・高値
スキャルピングでは特に直近の高値と安値を重要視します。
なぜなら、テクニカル分析の信用度が低くなるスキャルピングでは、直近の高値と安値が重要だからです。
直近の高値付近で逆張りの売り、超えてしまったらドテン(反対売買)で買いを入れます。
直近安値の場合は逆のエントリーをします。
プロがよく使うインジケーターを使って、トレーダーの心理を先読みしよう
プロが売買の判断に使うインジケーターを自分も使って、相場のトレンドを先読みします。
多くのトレーダーがテクニカル分析を使って売買するからこそ、そのインジケーターが示す売買シグナル通りに相場が動きやすくなります。
テクニカル分析を使えば、相場の方向性やトレンドを先読みして、スキャルピングで効率的に利益を出せます。
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スキャルピングの手順・攻略法5ステップ
スキャルピングの手順・攻略5ステップ
- 通貨の強弱を把握
- 日足、4時間足、1時間足、5分足を見てトレンドの方向性をチェック
- 直近の安値、高値をチェック
- リスクリワードを1:2に設定
- 基本的には順張りでトレード
ここから詳しい手順を紹介しますね
①強い通貨、弱い通貨を把握する
通貨ペアのごとの上昇、下降を把握して、今どの通貨が強い(上昇中)、弱いのか(下降中)を知ることが基本です。
そこで強い通貨を買うのか、弱い通貨を売るのかをまず決めます!
上昇の勢いが強い通貨を売れば逆張りになるので、損をするリスクが高くなります。
同じように、下降の勢いが強い(弱い通貨)を買っても損をするリスクは高いです。
通貨の強弱を知る手順(GMOクリック証券を使った場合)
GMOクリック証券に口座を持ってない場合は、まずは無料で口座開設をする
step
1 GMOクリック証券でチャートを起動
step
2 右上のチャート以外を削除
各データの右上の×ボタンをクリックして、右上のチャート以外を削除
step
3 削除後の状態
step
4 新規チャートを8個起動
step
5 8個の新規チャートを起動後
新規チャートの追加を8回繰り返す
step
6 チャートを自動整列させる
step
7 チャートの自動整列後
step
8 下記の画像の場所に、5分足で各通貨ペアを設定
step
10 9個のチャート全てに単純移動平均線を設定
step
11 単純移動平均線の設定後
step
12 新規チャートを1つ追加
step
13 GBPのチャートを設定
step
14 次回も使えるように設定を保存
step
15 名前を付けて保存。用途別に複数チャートを保存できる
下記の値動きの法則に当てはまらない場合、特定の通貨が強かったり、弱かったりして通常と違う値動きをする。
5つの通貨でどの通貨が強いのか、弱いのかを見極める。
円の通貨ペアは同じ方向に動く
ユーロの通貨ペアは同じ方向に動く
米ドルの通貨ペアは米ドル/円以外は同じ方向に動く
豪ドルの通貨ペアは「豪ドル/円、豪ドル/米ドル」と「ユーロ/豪ドル、ポンド/豪ドル」は逆向きに動く
ポンドの通貨ペアは「ユーロ/ポンド」以外は同じ方向に動く
②日足、4時間足、1時間足、5分足を見てトレンドの方向性をチェックする
通貨の強弱を見極め、トレードする通貨を決めたなら、時間足が長い時間からチャートをチェックします。
「日足、4時間足、1時間足、5分足」でのトレンドの方向性をチェックし、それぞれの時間足の直近高値と安値を確認します。
その上で、5分足のチャートを確認し、トレンドが出ていたり、節目の価格付近だった場合は、トレードをするかどうか検討します。
優先度は5分足、1時間足の順で、4時間足と日足は全体の流れをつかむ程度で考えておけばOKです。
③直近の安値、高値をチェック
「日足、4時間足、1時間足、5分足」の直近高値と安値をチェックしたら、現在のレートの状況を確認します。
直近高値や安値に近いレートなら逆張りを検討します。
他の通貨ペアとの強弱を見て、節目の高値や安値で反発せずにブレイクする可能性が高いかどうかを判断します。
ブレイクする可能性が高いなら、逆張りはせずに節目の価格を超えて5分速のローソク足が確定してからトレンド方向にエントリーをします。
④リスクリワードが1対2以上で取引をする
リスクリワードとは、得られる利益と損失の損益比率のことです。
予想される損失が1で利益が2なら、リスクリワードは1対2になります。
ドル/円で上昇トレンドだった時に、押し目で買ってたら以前の高値まで20pips、逆にそのまま下がり続けたら、以前の安値まで10pipsだったとします。
この場合は予想される利益が20pips、損失が10pispなのでリスクリワードは1:2以上になるので、損失よりも得られる利益が多く、優位性があると言えます。
このように優位性が高い場面でトレードをすると、利益は大きく、損は少ない「損小利大」になりやすく、利益が増えていきます。
⑤基本はトレンドに沿った順張り!直近安値や高値では逆張りをする場合もある
スキャルピングの基本は順張りです。
なぜなら、順張りは逆張りより利益が伸びやすく、リスクも少なくなるからです。
直近高値や安値で逆張りをする場合もありますが、通貨の強弱やトレンドの勢いを見て逆張りするかどうか判断します。
勢い良く上昇した場合は節目の価格で逆方向にトレンド転換したりすることがあります。
逆に、ジリジリ上げて節目の価格に到達した場合は、そのまま節目を超えてジリジリ上げて行ってしまうこともあります。
ジリジリゆっくりとした動きは損切りがしずらく、初心者殺しの相場なので注意が必要です。
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スキャルピング手法のエントリーポイント
レンジ相場の上値と下値
レンジ相場での上値と下値で逆張りエントリーをします。
通貨の強弱や勢い、今まで何度その上値と下値で反発したかなど、総合的に判断します。
何度もレンジで反発していたものが、レンジを抜けた場合は強いトレンドになることが多いので、損切りをすぐにするか、ドテンをしてトレンド方向にエントリーし直します。
レンジ相場を抜けた後のトレンド
レンジ相場を5分足が抜けて、その足が確定したらトレンド方向にエントリーをします。
レンジ相場を勢いよく抜けた場合は、強いトレンドになりやすいので、すぐには利益確定をせずに利益をできるだけ伸ばしましょう。
ただ、レンジの上限、下限付近でウロウロして、なかなか抜けない場合はまたレンジに戻る可能性が高いので注意が必要です。
ポイント
レンジを勢いよく抜けたらチャンス!トレンド方向にエントリー。
レンジの上限、下限付近でウロウロしている場合は、一旦抜けてもレンジに戻ってくる可能性が高い。
レンジ相場のエントリー手順
step.1
レンジ相場の上値と下値を見つける
step.2
上値と下値に線を引く
step.3
上値と下値に何回ローソク足がついたか調べる。
3回以上から徐々にレンジブレイクの危険性が上がる。
step.4
上値と下値で逆張りをする
step.5
レンジの中間まで戻ったら決済準備
step.6
勢いよく反発している場合は利確を少し待って、更なる利益を狙う。
step.7
勢いが弱まったり、レンジの上限や下限に近付いてきたら決済
経験を積んで徐々に感覚をつかんでいく事が重要です。
スキャルピング手法の一番重要な考え方
損切りは細かく。1回のトレードで大損しない
細かく利益を積み重ねるスキャルピングは損切りが一番重要です。
よくあるのが、コツコツ利益を積み重ねて、1回の大損でドカンとやられることです。
「コツコツドカン」の大負けだけは避けましょう。
勝率の高い場面だけで売買することが基本のスキャルピングは、大負けさえしなければ利益が積み重なっていきます。
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FXスキャルピングの3つの損切り基準&損失を膨らまさないコツ
「損小利大」は理想論。スキャルピングは勝率が全て
FXの本やネットの情報で「損小利大」をしなければいけないと書いてありますが、それは理想論です。
ほとんどのトレーダーは「損大利小」です。
特にスキャルピングは細かく利益を重ねるトレード手法なので、「損大利小」になりやすくなります。
少しでも利益が出ている時は、相場が逆に動いて利益が無くなる前に、素早く「利益確定」をすることが重要です。
勝率を高めることがスキャルピングで勝つコツです。
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スキャルピング手法で大損を防ぐ確実な方法とツール
スキャルピングで大損を防ぐ確実な方法は、注文時に損切り注文を入れることです。
これさえすれば、1回のエントリー(売買)での大損は確実に防げます。
設定した損切り値になると自動的に決済されるので、「含み損を耐えて大損」や「ナンピンで大損」を回避できます。
注文と同時に損切り注文をする方法(GMOクリック証券の場合)
step
1GMOクリック証券にログイン後、「FXネオ → 設定」をクリック
GMOクリック証券にログイン後、FXネオ → 設定の順にクリック
step
2逆指値(損切り注文)を設定
スキャルピングではスピード注文という機能を使うのでスピード注文をクリック → 設定する通貨ペアをクリック(最初はドル円) → 逆指値をクリック → 損切りの値幅を設定(ドル円の場合は3~5pips) → 決済同時注文にチェック → 最後に「OK」をクリック
step
3スピード注文をクリック
step
4決済同時発注にチェックが入ってるかチェック
決済同時発注にチェックが入ってるのと、設定した損切りpipsが設定されているのを確認してからトレードをする
これでエントリーと同時に損切り注文をする設定は終了です。
このの設定さえしておけば、1回のトレードでの大損は確実に防げます。
スキャルピングには、損切り注文の設定が簡単な上に、スプレッドが狭い(手数料が安い)GMOクリック証券が一番おすすめです。
プロも唸るほどのチャート分析機能もあるので、実際に多くのスキャルピングのトレーダーがGMOクリック証券を使っています。
スキャルピング手法で勝ちやすくなるツール
スキャルピングをする上で勝ちやすくなるツールを紹介します。
プロも唸る分析機能!「プラチナチャート」
プロのトレーダーも唸るほどの高機能分析ツールです。
初心者でも使いやすい操作性、人気の移動平均線・ボリンジャーバンド、RSI、MACD、一目均衡表など、38種類のテクニカル分析ツール。
そして毎日100本以上配信される為替情報(DOW JONES、NSJ日本証券新聞、Market win 24)。
FXの予測に必要なものはGMOクリック証券の取引ツールで十分と言えます。
※プラチナチャート+の利用にはGMOクリック証券のデモ口座登録か、口座開設(無料)が必要です。
米国株の株価の影響を強く受けて為替は動くので、米国株の先物情報は必須ですが、GMOクリック証券は先物情報も見れるので便利です。
未来を予測!「ぴたんこテクニカル」
初心者には、外為どっとコムの「ぴたんこテクニカル」がオススメです。
無料で使えるだけでなく、ボタンひとつで予測された相場が表示されるからです。
ぴたんこテクニカルで表示された予想を参考にトレンドの方向をつかみ、同じ方向にエントリーする「順張り」手法を取れば勝ちやすくなります。
ポイント
過去チャートの中から、現在のチャートと形状が似ている時期を瞬時に探し出し、「過去の値動き」を参考にして、「将来の値動き」を予測します。
※ぴたんこテクニカルの利用には外為どっとコムへの口座開設(無料)が必要です。
売買の方向性、強弱がわかる!「シグナルパネル」
FXトレードフィナンシャルが口座会員に提供しているのが、「シグナルパネル」です。
上記の動画のように、好きな時間足の矢印をクリックすると、その時間足の売買シグナルがチャート上に「↑ ↓」で表示されます。
また、各時間足、各テクニカル分析でシグナルが一覧で表示されるので、その通貨の強弱が総合的に判断できます。
シグナルパネルは、1分足での表示も可能なためスキャルピングに最適です。
※シグナルパネルの利用にはFXトレードフィナンシャルへの口座開設(無料)が必要です。
スキャルピングに適したFX会社
スプレッドの狭さやツールの性能・使いやすさを考慮して、スキャルピングに適したFX会社を3社紹介します。
上記で紹介したツールが使えるFX会社を分析用として併用するのもオススメですよ。
スプレッド0銭から!スキャル・デイトレなら「SBI FXトレード」
- 米ドル円のスプレッドは1~1000通貨までなら業界最狭の「0.00銭」!
- すべての通貨において業界最狭水準のスプレッドを提供中
- コストが安いから取引回数の多いトレードスタイルに最適
米ドル円は1~1000通貨までなら、なんとスプレッド無料!1銭もかかりません。
1001~100万通貨でも0.1銭からなので、取引回数の多いスキャルピングやデイトレードに最適です。
コストを抑えられるだけでなく、初心者からプロまで使いやすい取引ツールも魅力のFX会社です。
低コスト・使いやすさ抜群!デイトレに最適「GMOクリック証券」
- 米ドル円0.2銭!全通貨ペア業界最小水準のスプレッド
- スマホ・PCのどちらも使いやすさ抜群の高性能な取引ツール
- 1クリックで即時注文できるスピード注文があるからチャンスを逃さない!
業界最小水準のスプレッドに各種手数料無料。低コストで取引できるため、取引回数が多くても安心。
取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。
スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!
システムとパフォーマンスの安定性を追求するなら松井証券!
- スマホアプリでもスグに売買できるスピード注文機能を実装
- 安定したシステムと利便性の高い取引環境を提供
- もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!
なんと、日本で初めて本格的なインターネット取引を始めたのは松井証券なんです。
実績からも裏付けされるパフォーマンスの安定性や、長い年月のノウハウを生かした高機能ツールはプロアマ問わず使いやすい!
低コストと安定性が両立できる、デイトレードやスキャルピングに適したFX口座です。
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海外のFX会社はNG。儲かっても出金できない
よく「1万円チャレンジ」や「10万円チャレンジ」と言って、Twitterで海外FXの口座を使って儲かったアピールをしている人達がいますが、ほどんどはデモトレードを使ったウソ情報です。
海外FXの口座を開設させて、アフィリエイト報酬を稼ごうとする偽トレーダーが多いので注意が必要です。
日本で無認可の海外FX業者は出金ができなかったり、サイトが突然閉鎖されたり、トラブルが多いです。
いくら勝っても出金できないなら意味がありません。
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スプレッドが狭い(安い)FX会社を使う
スプレッドが狭いFX会社を使うのは必須条件です。
ドル/円の場合、GMOクリック証券では0.2銭、外為オンラインでは1銭のスプレッドなので、外為オンラインでスキャルピングをすると、取引コストが5倍になります。
取引回数が多くなればなるほど、取引量が増えれば増えるほど、スプレッドの差は損益に大きな影響を出します。
スキャルピングで勝つ為の一番重要なことが、スプレッドが安いFX会社を使うことです。
スプレッドが狭いオススメ2社
全通貨スプレッド最安水準! デイトレに強い「GMOクリック証券」
- 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
- 38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
- デイトレもスワップ狙いの売買も対応可能
取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!
さらに低スプレッド・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
業界最狭水準のスプレッドと高い約定率!「みんなのFX」
- 米ドル円0.2銭!主要6通貨ペアのスプレッドは業界最狭水準
- 約定率99.9%!スリッページのリスクが低くデイトレに強い
- 取引ツールが使いやすく、スマホでもPCと同等の機能が使える
スプレッドは米ドル円・ポンド円・ユーロ円・豪ドル円・NZドル円・ユーロ米ドルの6通貨ペアが業界最狭水準です。
独自開発したシステムにより約定率が99.9%と高く、スリッページのリスクが低いので無駄なコストを抑えられます。
取引ツールは直観的に操作ができるため、初心者でも迷いにくく使いやすいです。
約定力が高いFX会社を使う
約定力が悪いと約定レートがずれるスリッページが発生し、通常のスプレッド以上のコストがかかります。
スプレッドが安いだけではなく、約定力も高いFX会社を使わないと意味がありません。
また、急激に相場が動いた場合、約定力が低いと注文が通らず、取引チャンスを逃してしまいます。
約定力が高くスプレッドも安い、GMOクリック証券やみんなのFXがおすすめです。
3~10pipsの値幅を狙う
3~5pips程度なら相場は常に動いているので、いつでも利益を出せる状態です。
しかし、10pips以上の値幅を狙うと、どうしてもエントリーから決済まで時間がかかり、その分予想と逆方向に動くリスクが増します。
3pipsの利幅を狙い、損切りは5pipsに設定してトレードしてください。
まずは利益を出す感覚と、損切りの時の心の痛みに慣れる必要があります。
損切りに慣れておかないと、取引量を大きくしたときに浅い損切りができず、大損をしてしまいます。
少額から取引をして損切りになれるのも良い方法です。
SBI FXトレードと 松井証券なら1通貨から取引ができます。
最初は1つの通貨ペアに集中
最初は米ドル/円だけで取引をしましょう。
米ドル/円はスプレッドが0.2円と非常に安く、他の通貨ペアより値動きが緩やかなので、練習には最適な通貨です。
ドル/円での取引に慣れてから、まずは取引量を増やし、それでも利益が出せるようなら値動きの激しいポンド/円やポンド/米ドルに挑戦しましょう。
値動きが激しい通貨で取引する場合は、慣れるまで取引量を少なくして、慣れてから徐々に取引量を増やしましょう。
ポイント
- 最初はスプレッドが狭くて、値動きが緩やかな米ドル/円で取引
- 慣れてきたら徐々に取引量を増やす
スプレッドが狭い(手数料が安い)通貨ペアで取引をする
値動きの激しい通貨ペアで取引をする
値動きの激しい通貨ペアで取引をすると、取引チャンスが多く利益を出しやすくなります。
値動きが激しく、トレンドが出やすいので、10pips以上の利益も狙う事ができ、一回のトレードでの利益幅は増えやすいのが特徴です。
その反面、スプレッドが高めなので取引コストは増えてしまします。
米ドル/円の取引に慣れてから値動きの激しい通貨で取引しないと、スプレッド(手数料)と逆に動いた時の損切りのダブルパンチで損失が膨らみます。
利益が増えるスピードを高めたいなら、一回の取引量を増やすか値動きの激しい通貨ペアで取引するかしかありません。
毎回同じ時間帯でトレードをする
毎回同じ時間帯でトレードをすると、その時間帯での値動きの癖が身について勝率が上がります。
例えばですが、9時53分~54分は円安になりやすい(仲値に向かってドル買いがされるため)や、9時から15時までは円と豪ドルの通貨が動きやすいなどの癖を知ってトレードをすると勝ちやすくなります。
また、月末月初、曜日によっての値動きも徐々に覚えれるのでトレードする曜日、時間も同じにするのがオススメです。
プロのトレーダーは値動きの癖を熟知していて、それに沿って売買をします。
つまり、プロ(大口投資家)が売買をする方向性に相場も動きやすいので、それに従って売買するためにも、時間帯による値動きの癖は必ず覚えましょう。
順張りは利益を伸ばす、逆張りは早目の利確・損切り
順張りでエントリーして、トレンドの勢いが強い場合は、すぐに利確せずに利益を伸ばしましょう。
トレンドの流れに沿って売買する順張りは、利益が伸びやすいのが特徴です。
トレンドの流れに逆らって売買する逆張りは、大損する確率が高く危険です。
一時的な押し目で逆方向に相場が動いても、元のトレンドに戻ることが多く、逆張りは早目の利確、損切りをしない含み損が勢いよく膨らんでいきます。
スキャルピングでの狙い目は、トレンド中の押し目で一時的に下落したところで、トレンド方向にエントリーするトレードです。
ポイント
- 順張りが基本。
- 逆張りは大損するリスクが高いので、早目の利確、損切り。
- 押し目でトレンド方向にエントリーするのが勝率が高い
スキャルピングで大損しないコツ
相場の流れに沿ってトレード!大多数(金額)の意思に従う
相場は理性ではなく、感情で動きます。「相場の値動きが正義」です。
「理論上、これ以上は上がらないはず!」と思ってもガンガンに上がったり、逆に下がったりすることは多くあります。
テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をし、徹底的に調査して自分の相場観が正しくても、相場は逆の動きをしたりします。
自分の想いや感情を殺して、相場の流れに乗れるかどうかが、スキャルピングで勝てるかどうかにつながります。
「自分が正しい」ではなく、どんな時も「相場の値動きが正しい」のです。
取引量を固定する
1回のトレードでの取引量は固定して、勝率で勝負をしましょう。
「前回負けたから、取引量を2倍にして取り返す」をしていると、上手くいく時もありますが、上手くいかないと損失が雪だるま式に増えて行きます。
取引量をその都度変動させると、勝率の計算が難しくなり、適当なトレードをしてしまいます。
まずは取引量を固定し、勝率を上げてから徐々に取引量を増やしていきましょう。
勝率が悪いまま取引量を増やしても絶対に勝てません。
基本ナンピンはしない。しても1回まで
初心者はナンピンはNGです。
ナンピンをすると取引量が増えるので、含み損も雪だるま式に増えます。
まずは勝率を高め、相場に慣れてから、戦略的にナンピンをしましょう。
損失を取り戻すためのナンピンは負け組トレーダーがよくやるトレードです。
ナンピンをして良い場面
一時的な押し目でのナンピン
前回安値や高値でのナンピン
経済指標の発表前にポジションを決済する
基本的なことですが、経済指標発表の前にポジションを決済しましょう。
重要指標の予測はできますが、確実ではなく指標発表前にポジションを持つ事は投資ではなく、ただのギャンブルになってしまいます。
指標の結果によって相場が動くので、結果発表後のトレンドに乗る形でエントリーをします。
ただ、指標発表時はスプレッドが広がりやすいので、注意が必要です。
スプレッドが広がり過ぎていて大損したなんてことにならないよう、スプレッドをチェックしながらトレードをしましょう。
その後、スプレッドも狭まり、エントリーした値まで戻ってきてくれたので助かりましたが、心臓がドキドキしたのを覚えています。
スキャルピングのメリット、デメリット
メリット | デメリット |
短時間で大きな利益を狙える 低資金でもOK!資金効率が良い 低リスク 損失額をコントロールしやすい 翌日にポジションを持ち越さない |
スプレッド(手数料)が多くかかる 値動きの予想が難しい 瞬間的な判断が必要 チャートを見続けないといけない ポジポジ病になりやすい |
スキャルピングで稼いで資金が大きくなってから、デイトレードやスイングトレードに変更するトレーダーが多いいぞ。
スキャルピング手法 5つのメリット
短時間で大きな利益を狙える
数秒から数分で取引から決済までをする、スキャルピングは取引回数を多くすることで、大きな利益を狙えます。
1回の利益が3pipsと少なくても、1日30回トレードすれば90pipsにもなります。
ドル円の1日の値動きは20~50程度ですが、スキャルピングなら90pips、1日の値動き以上に稼げるのがスキャルピングの特徴です。
これに対してスイングトレードはどんなに頑張っても1日の値動き以上の利益は狙えません。
資金量別トレードスタイル
トレードスタイル | 投資資金 | 運用方針 | 1回の取引での損益 |
---|---|---|---|
スキャルピング | 少額(10~50万円) | 短期間で多くの利益を得たい | 小 |
デイトレード | 普通(50~100万円) | 短期間で多くの利益を得たい | 中 |
スイングトレード | 多い(100~500万円) | 中長期的に安定して利益を出したい | 大 |
長期トレード | 多い(500万円~数億) | 長期的に安定して利益を出したい | 特大 |
投資資金が少ない状態では、スキャルピングかデイトレードしかできません。
スイングトレードや長期トレードは大きな利益を狙うので、損をする時もある程度大きな損失になります。
資金が少ないと一時的な損失に耐えられず、ロスカット(強制決済)されてしまうので、中長期のトレードはある程度の値動きに耐えれる資金量で取引するか、1回の取引量を抑えるしかありません。
10万円の資金でのロスカット シミュレーション
1ドル100円の時に10万円の資金でドルを買った場合
1万ドルの購入
1万ドル買った場合、必要な資金はレバレッジ25倍で4万円。
残り資金は6万円なので、6円逆方向に相場が動くとロスカット。
2万ドルの購入
レバレッジ25倍で必要な資金は8万円
残り資金は2万円なので、2円相場が逆方向に行くとロスカットです。
取引量を1万通貨から2万通貨にすると、耐えられる為替変動の幅が1/3の6円から2円に減ってしまいます。
少額の資金だと少しの為替変動でロスカットになってしまうので、小さい値動きで利益を狙うスキャルピングやデイトレードをするしかないのです。
10万円の資金だと中長期のトレードは厳しいのが現実だ。
低資金でもトレードが可能!資金効率が良い
1日に何回も取引するスキャルピングは非常に資金効率が良いのが特徴です。
下記は資金10万円でトレードした場合の資金効率の比較です。
スキャルピング | デイトレード |
1日30回取引の場合、300万円の資金でトレードをしているのと同じ | 1日2回取引した場合は、20万円の資金でトレードしているのと同じ |
スキャルピングの資金効率は30倍ですが、デイトレードでは2倍まで落ちてしまいます。
少額の資金でも大きく稼げる理由が、スキャルピングの資金効率の良さです。
低リスク!大損しにくい
小さな値幅しか狙わないスキャルピングは低リスクです。
利益が少ない分、損切りも早く(浅く)行うので1回のトレードでの損失は小さくなります。
大損するのはすぐに損切りをせずにナンピン したり、損切りできずにポジションを持ち続けることが原因です。
しかし、スキャルピングは損切りを早くする分、連敗のリスクがあるので注意が必要です。
損切り貧乏になりやすいのが欠点です。
損失額をコントロールしやすい
損切りを早めにするスキャルピングは損失額をコントロールしやすい特徴があります。
注文時(エントリー)に決済同時注文を入れておけば、確実に損切りができるので、安全です。
1回のトレードでの損失は少ないので、連敗をして合計で〇〇pips損をしたら、その日のトレードは止めるなどして、損失額をコントロールします。
ある程度の含み損を耐えて、反発して戻ってくるのを待つ場面が多いデイトレードは、損失額が膨らみやすい傾向があります。
大損するリスクが少ないスキャルピングはFX初心者にオススメです。
翌日にポジションを持ち越さない
その日の内に決済をするスキャルピングは翌日にポジションを持ち越しません。
大損するパターンでよくあるのが、「寝て起きたら相場が下落して大損した!」。
寝ている間に経済指標の発表や要人発言で相場が急変することは多々あります。
翌日にポジションを持ち越さないスキャルピングは大損リスクとは無縁です。
スキャルピングのデメリット
スプレッド(手数料)が多くかかる
取引回数が多くなるスキャルピングは取引コスト(手数料)が多くなります。
ドル円で1回の取引(1万通貨)のスプレッドが0.2銭での手数料シミュレーションです。
トレードスタイル | トレード回数 | 1ヵ月の手数料(スプレッド) | 1年の手数料(スプレッド) |
---|---|---|---|
スキャルピング | 30回/日 | 18,000円 | 216,000円 |
デイトレード | 5回/日 | 3,000円 | 36,000円 |
スイングトレード | 2回/月 | 40円 | 480円 |
長期トレード | 1回/年 | 20/年 | 20円 |
スイングトレードの場合は年に24回程度しか取引をしないので、年間の手数料は480円ですが、スキャルピングは年間10,800回取引するので216,000円も手数料の支払いが発生します。
手数料が多くかかるスキャルピングは、手数料が安いFX会社を使わないと利益が少なくなってしまいます。
GMOクリック証券はドル円のスプレッドが0.2銭原則固定ですが、外為オンラインは1銭なので手数料が5倍に多くかかります。
スプレッドが狭く(安い)、スキャルピング向きのFX会社は下記の通りです。
値動きの予想が難しい
スキャルピングは値動きの予想が難しく、安定して勝てるまで時間がかかります。
大きな買い注文や売り注文が入ると瞬間的に相場が動くのがその理由です。
また、AIを使ったアルゴリズムトレード(自動売買)が広がり、瞬間的な値動きが増え、更に読みづらくしています。
大きな値幅を狙うスイングや長期トレードはテクニカル分析での相場予想が当たりやすいのですが、瞬間的に値が動くスキャルピングはテクニカル分析もあまり信用ができません。
ポイント
直近の高値や安値などの節目となる価格、通貨の強弱など総合的に判断して売買をすることが重要。
スキャルピングでは、テクニカル分析はあまり信用できない。
瞬間的な判断が必要
少しの値幅で利益を出すスキャルピングは瞬間的な判断が必要です。
少しでも予想した方向と逆に相場が動いたら、すぐに損切りをする必要があります。
1回の大損でその日の利益が全て無くなって、逆にマイナスになることもあるからです。
瞬間的な判断をする為にも、取引用の画面とチャートなどの分析用の画面の2画面は必須です。
チャートを見続けないといけない
瞬間的な判断が必要なスキャルピングはチャートを常にチェックしないといけません。
そうしないと、相場が動いた時に素早く売買ができないからです。
トレードに集中する時間を作らないと、スキャルピングで利益を出すことは不可能です。
最低でも30分から1時間はトレードに集中する時間を作って、スキャルピングをしましょう。
常にポジションを持ってないと不安になる、ポジポジ病になりやすい
スキャルピングで勝つコツは、勝つ確率が高い場面でエントリー(売買)することです。
しかし、ずっとチャートを見ていると、暇なのでチャンスではない場面でもエントリーしたくなります。
これを一般的に「ポジポジ病」と呼んでいて、負け組トレーダーの多くがこの病に侵されています。
スキャルピンで勝つ為には、チャンスが来るまで待つ忍耐力が必要です。
スキャルピングに向いている人、向かない人
向いてる人 | 向いてない人 |
トレードをする時間が作れる 忍耐力があり、チャンスが来るまで待てる トレード中、チャートを見続けることができる コツコツとした作業が好き コツコツ貯めるのが好き 集中力、一瞬の判断力がある ゲームやPCでの作業が好き 多少の損は必要経費と割り切れる 分析することが好き |
トレードをする時間が中々作れない 忍耐力が無い、チャンスが来るまで待てない トレード中、チャートを見続けることができない コツコツとした作業が嫌い 一攫千金が好き 集中力、一瞬の判断力が無い ゲームやPCでの作業が嫌い 少しの損も嫌!絶対に損をしたくない 分析するのは面倒。直感で勝負 |
スキャルピングはコツコツとした作業ができる、忍耐強い人に向いています。
テクニカル分析をして、勝率が高いであろう場面でのエントリー(売買)が必要になるので、分析に基づいた淡々としたトレーダーができる人が勝てるトレーダーになれます。
一攫千金を狙うギャンブラーやテクニカル分析をしないで直感でトレードする人は確実に負けます。
感情より、理論で勝負するのがスキャルピングです。
自分の生活リズムや性格にあわせて、トレードスタイルを決めてみてくださいね。
FXのスキャルピングの手法・攻略法まとめ
FXのスキャルピングは難しいけど、利益が増えるスピードが速く、少額投資に向いている事がわかっていただけたと思います。
今回紹介したスキャルピングのポイントは下記の通りです。
- 短時間で大きな利益が狙える
- 利益が増えるスピードが速い
- 少額でもスキャルピングはできる
- スキャルピングは大損しにくい
- スキャルピングで勝ちやすくなるツールがある
スキャルピングにおすすめのFX会社
スキャルピングに慣れるまでは時間がかかりますが、慣れれば低リスクで利益を得られる優れた取引手法です。
損切りをしっかりし、むやみなナンピンをしなければ大損をしないので、初心者でも安心です。
じっくり勉強し、実戦のトレードを通じで少しづつ経験を積んで勝てるトレーダーになりましょう。
この記事が少しでも、あなたのトレードの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スキャルピングのQ&A
スキャルピングって何?儲かるの?
スキャルピングは、数秒から数分で新規注文から決済を終える超短時間トレードのことを言います。スキャルピングは少額資金でもトレードができ、他のトレード方法に比べて、資金(利益)が増えるスピードが圧倒的に早いのが特徴です。
スキャルピングの勝率が上がるツールってあるの?
スキャルピングに向いている通貨ペアは?
スプレッドが狭い、米ドル/円(0.2銭)、ユーロ/円(0.5銭)、ユーロ/米ドル(0.4銭)、豪ドル/円(0.7銭)などが初心者にはオススメです。慣れてきたら値動きが激しい、ポンド/円(1銭)やポンド/米ドル(1銭)などに挑戦してみましょう。値動きが激しい分、利益が出しやすくなります。