FX初心者が押さえるべき用語が知りたい
基本を押さえたら次に何をすればいいの?
注文種類の使い方がよく判らない
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
この記事で解説する「初心者向けのFX基礎用語」を理解すれば、FX初心者でも最低限押さえるべき用語が判ります。
なぜなら、私もこの方法で、基礎を押さえたら何をすべきなのか知りたいという悩みを解決できたからです。
それでは、以下で「初心者が押さえるべき基礎用語と、その次のステップ」について紹介します。
初心者が押さえるべきFXの基礎用語6つ
少額で大金がトレードできる!「レバレッジ」
レバレッジとは「てこの原理」を使うイメージで、資金以上の大金が取引できる仕組みです。
日本国内では、最大25倍のレバレッジが使えるので、例えば10万円あれば最大250万円分の取引ができます。
少額で効率的に大きな利益が狙えるのはFXの最大の魅力です。
しかし、レバレッジを効かせすぎると、損失方向に振れた時、より多くの損失が出ることにもなるので、気をつけてください。
これがないと取引できない!「証拠金」
証拠金とは、FX会社の口座に預け入れると信用力を与えられ、FX取引ができるようになるお金です。
FXは「外国為替証拠金取引」と呼ばれるだけあり、実際に外貨を売買するのではなく、仮に売買したとした場合の差額だけを精算します。
基本的には、証拠金はFX取引を行うためにFX口座に入れる資金という理解で大丈夫です。
大損に注意!「ロスカット」
ロスカットとは、ポジションの含み損が大きくなった時に、FX会社が一定のルールのもと、ポジションを強制的に決済する仕組みです。
含み損が際限なく膨らむと、証拠金以上の損失が出るので、ロスカットはトレーダーが借金を背負うのを防ぎます。
FX会社によってロスカット基準は異なるものの、多くのFX会社が証拠金維持率50%なので、ロスカットされても証拠金の半分は残ります。
ただし、2019年1月のフラッシュクラッシュのように、きわめて短時間で相場が急落すると、ロスカットが遅れる場合もあるので注意してください。
FXの投資対象!「通貨ペア」
通貨ペアとは「米ドル円」や「ユーロポンド」といった通貨の組み合わせを指します。
「USD/JPY」や「EUR/GBP」と英語表記される場合もあります。
米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、NZドル円、ユーロドルの6通貨ペアを「メジャー通貨」といい、取引量が多いため流動性が高く、値動きが安定しているのが特徴です。
一方、南アフリカランドやメキシコペソ、トルコリラなど、メジャー通貨以外の新興国通貨を「マイナー通貨」といい、取引量が少ないため流動性が低く、値動きが不安定なのが特徴です。
通貨ペアの保有量を表す「ポジション」
ポジションとは、未決済の取引をどのくらい持っているかを表す言葉です。
FXには「売りポジション」と「買いポジション」の2種類しかありません。
実際には「米ドル円の買いポジションを1,000通貨利益確定する」「豪ドル円の売りポジションを2,000通貨追加で保有する」のように、通貨単位とセットによく使います。
最低投資単位を表す「通貨単位」
通貨単位とは、取引量を表す言葉で、実際の取引で出てくるのは、1、1,000、1万の3種類です。
「1000通貨単位で取引」とされるとしたら、米ドル/円は1000米ドルが、ユーロ/ポンドなら1000ユーロが1000で計算されます。
ここで、リスクを抑えて少額取引がしたい人にとって特に気になるのは「最低投資金額」だと思います。
為替取引をするばあい、取引する口座によって最低取引通貨単位が定められています。
米ドル円の場合、1通貨単位なら約4円、1,000通貨単位なら約4,000円、1万通貨単位なら約4万円からFXができるので、参考にしてください。
注文方法はバリエーションが豊富
全部は覚えなくてもいいけど、最初の4つは必ず理解しておきましょう。
指値注文
指値注文を出しておけば、チャートにかじりつく必要がなくなります。
指定したレートに到達すれば、今のレートより有利なレートでエントリー・決済ができるのでおすすめです。
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【FXの指値注文】使い方や成行・逆指値との違いをわかりやすく解説!
逆指値注文
逆指値注文は、損切りに使うのが最も効果的な使い方といえます。
今より不利なレートでの決済にはなるものの、万が一逆指値レートを超えて相場が悪い方向に振れた場合でも、損失が増えずに済むからです。
エントリーで使う場合は、レンジブレイクを狙って逆指値注文を出せば、乗り遅れずに済みますよ。
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【図解あり】逆指値が1分でわかる!具体例と3つの活用方法を解説
成行注文
相場の上昇を追うように買いたい、あるいは相場の下落を追うように売りたい時に、レートの高低を問わずに約定を最優先できるのが特徴です。
相場の変動が激しく、指値系の注文では約定させられない時に使うと効果的です。
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【成行注文とは?】スグに注文・決済ができるFXの基本的注文方法
OCO注文
今より有利なレートで買いエントリーしたい、でもそこまで下がらずに上がった場合も逃したくないという時に活躍してくれるのがOCO注文です。
また、買いポジションを持っていて、もう少し含み益を伸ばしたいけれど、反落しても最低限の利益は確保したい時にも使えます。
売りの場合は上記と逆で考えてください。
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【利確・損切りがセット!OCO注文】2つの使い方と注意点を解説
IFD注文
エントリーと決済注文を一度に出せるので、注文する段階で利益を確定したい時に使いましょう。
仕事や家事で忙しくて相場を監視できなくても、逃さず利確できるので便利です。
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【新規・決済がセット!IFD注文】利確・損切りでの使い方と勝率UPのコツ
IFO注文
エントリー、決済、損切り全ての注文が一度に出せるので、注文する段階で利益と損失どちらも確定させたい時に使うといいです。
買いの場合は「今より低い指値レートで待ち伏せ」あるいは「上昇トレンドに乗り遅れないよう逆指値」でエントリーするのが効果的ですが、指値・逆指値どちらか片方しか選べない点に注意してください。
売りエントリーの場合は、上記と逆の考え方をします。
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【IFD+OCO=IFO注文】仕組みやデメリット、使うコツを解説!
基礎用語を理解したら何をすればいい?
ここまで紹介した用語を理解したら、身につけた知識をデモトレードで確認しながら、本番の練習を行いましょう。
注文方法や取引ツールの操作性が確認できたら、FX会社の公式サイトに行き、口座開設申し込みフォームを使って本番用の口座を開設して、取引開始です。
FX初心者にオススメのFX会社3選
最後に、初心者に最適なおすすめのFX会社を3社紹介します。
全通貨スプレッド最安水準! デイトレに強い「GMOクリック証券」
- 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
- 38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
- デイトレもスワップ狙いの売買も対応可能
取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!
さらに低スプレッド・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
取引結果をグラフ化!問題点を分析して改善できる「DMM FX」
- 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
- トレード記録を自動で分析してくれる取引通信簿で実力UP
- 29種類の豊富なテクニカルツールでライバルに差をつけるプレミアチャート
全ての通貨ペアでスプレッドが業界最狭水準として有名で、デイトレやスキャルピングをするトレーダーに大人気です。
取引通信簿はトレードの損益や勝率、トレード内容を全てグラフ化してくれるので、FX初心者に特にオススメです。
取引通信簿で分析しながらトレードをできるので、大負けしにくく、コツコツ稼げるトレーダーになりやすいと言えます。
GMOインターネットグループのFX会社なので安心・安全! また、チャート描画も使いやすく、オシレーター系指標にも描画ができる優れものです! まじでアプリは一番使いやすい! 平日・祝日 午前7:00~午後10:00(土日休み)受付の電話サポートもつながりやすくて助かっています。低コスト!GMOインターネットグループのFX会社「外貨ex byGMO」
FX初心者が覚えるべき用語 まとめ
上記で紹介した「FXの基礎用語」を理解すると、今後はどんな用語を覚えればいいのか判らないと悩まずにすみ、基礎を押さえた後に何をすべきなのかが判るようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- FXの基礎用語としては、レバレッジや証拠金、ロスカットなど、FXの仕組みを表すものを押さえよう
- 相場の動きに対応するためには、複数ある注文方法を効果的に活用しよう
- 基本を身につけたら、デモトレードで知識の確認と取引ツールの操作性を確認しよう
FXの用語に関するQ&A
初心者が押さえるべきFXの基礎用語はどれですか?
初心者の方はFXに関する基礎用語として、次の6つを押さえておきましょう。
①レバレッジ
②証拠金
③ロスカット
④通貨ペア
⑤ポジション
⑥通貨単位
⇒詳しくは「1.初心者が押さえるべきFXの基礎用語6つ」で解説しています。
注文方法がたくさんあって、使い方がよく判りません。
FXの注文方法には以下の6つがありますが、最初の4つは必ず理解しておきましょう。
①指値注文
②逆指値注文
③成行注文
④OCO注文
⑤IFD注文
⑥IFO注文
⇒詳しくは「1-7.注文方法はバリエーションが豊富」で解説しています。
FXの基礎用語を押さえたら、次は何をすればいいのでしょうか?
FXの基礎用語を理解したら、デモトレードで知識の確認をしながら本番の取引を練習しましょう。
デモトレードで注文豊富や取引ツールの操作性を確認できたら、FX会社の公式サイトに行き、口座開設の手続きを行って本番用の口座を開設して、取引を始めましょう!
⇒詳しくは「2.基礎用語を理解したら何をすればいい?」で解説しています。