FXと株の勉強はほとんど一緒?【効率的な4つの勉強法】共通点と相違点

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FXと株の勉強ってどう違う

FXと株は勉強する必要があるの?
ぶっつけ本番で取引したらダメなの?
FXと株の効率的な勉強方法が知りたい

この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。

結論から言うと、FXも株も事前の勉強は必須です。

なぜなら、ぶっつけ本番で取引しても安定した利益を出せず、失敗して大切な資金を無駄にするおそれがあるからです。

そこでこの記事では、FXと株における勉強の必要性を解説するとともに、効率的な勉強方法をお伝えします。

それでは最初にFXと株における勉強の必要性について解説しましょう。

目次

FXと株はどちらも勉強が必要!

FXと株はどちらも勉強が必要!

FXと株はどちらも勉強が必要です。

なぜなら、知識を持たずに感覚で取引すると、運よく利益が出せたとしても長期的に安定して利益を出せないからです。

ただし、やみくもに勉強しても必要な知識を効率的に身につけられません。

FXと株を効率的に勉強できるおすすめの方法4つ

FXと株を効率的に勉強できるおすすめの方法4つ

FXと株の基本的な知識を効率的に身につけるには以下4つの方法がおすすめです!

勉強方法
  1. 投資解説サイトの情報
  2. FX会社や証券会社の公式サイト
  3. FX会社や証券会社の配信動画・セミナー

本以外は基本的に無料で使えるので、お金をかけずに勉強できますよ。

方法①本

FX・株に関する解説本を書店やオンラインショップ、電子書籍版で購入する方法です。

本は初心者向けの必要な知識が体系的にまとまっているので、網羅的に勉強できるメリットがあります。

FXの基本書としては『一番売れてる月刊マネー誌Zaiが作ったFX入門』や株の基本書としては『いちばんカンタン!株の超入門書』がおすすめですよ!

方法②投資解説サイトの情報

FXや株に関する情報サイトで勉強する方法です。

スマホやPCで検索するだけで簡単に探せるので、本が手元になくても必要な情報を確認できるメリットがあります。

ただしサイトによっては、誤った情報や根拠のない情報が書かれているケースがあるので、著名人が書いたサイトや有名なサイトを確認しましょう。

方法③FX会社や証券会社の公式サイト

FX会社や証券会社の公式サイトなら、初心者に必要な情報が判りやすく解説されていますし、情報の信頼性が担保されているのでおすすめです。

ただし取引ツールの操作やスワップカレンダーの閲覧など、取引用の口座を持っていないと使えない機能があるので注意してください。

方法④FX会社や証券会社の配信動画・セミナー

FX会社・証券会社が配信している解説動画を見たり、セミナーや勉強会に参加する方法です。

現役のプロトレーダーやメガバンクのディーラー、経済エコノミストといったプロや専門家から話を聞ける貴重な機会なので、積極的に参加しましょう。

FX会社や証券会社が開催するものなら、しつこい勧誘に遭う心配も要りません。

例えばFXなら、初心者~上級者まで幅広いレベルのトレーダーを対象とするセミナーを全国で無料開催している外為オンラインが人気です!

私も実際に、外為オンラインのセミナーへいくつか出席したことがあります。
勧誘は全くなく、有益な情報やデータを色々と教えてもらいました。

ただし2020年に世界的に拡大した新型コロナウイルスの影響により、当面は集合形式のセミナーを見合わせているところが多いので、最新の情報を確認してください。

FXと株で共通して勉強すべき内容6つ

FXと株で共通して勉強すべき内容6つ

FXと株では共通して勉強すべき内容が6つあります。

ポイント
  • 基本的な用語
  • 取引の流れ
  • チャートの読み方
  • 投資家としてのメンタル
  • 資金管理
  • 相場の分析手法

それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

①基本的な用語

まずは基本的な用語の意味を理解してください。

基礎が判らずに取引すると余計な損失を出したり、知らない間に大損するリスクがあるからです。

単に言葉の意味を暗記するのではなく本番でどう使うのかを意識して勉強すると、実践的な知識が身につきますよ。

②取引の流れ

次にエントリー注文を出す、約定してポジションを持つ、決済して損益が確定するという一連の取引の流れをつかみましょう。

ツールの細かい操作方法は後で確認するので、今は基本的な流れを押さえるだけで大丈夫です。

なおFXと株には、指値・逆指値・成行といったさまざまな注文方法があるので、理解しておくと状況に応じて使い分けて、取引を有利に進められますよ!

③チャートの読み方

チャートが読めないと優位性の高いタイミングを見極められないので、横軸は時間軸、縦軸は価格を表すといった基礎から勉強しましょう。

またチャートにはローソク足、バーチャート、ラインチャート、平均足がありますが、読みやすさと情報量からおすすめなのはローソク足です。

ローソク足の4本値(始値・高値・安値・終値)の意味や陽線・陰線、実体・ヒゲなどの基本を身につけてください。

④トレーダーとしてのメンタル

4つ目はトレーダーとしてのメンタル管理です。

特に取引経験が浅い初心者は、相場の動きに振り回されて利小損大の取引になり、コツコツ稼いだ利益をドカンと大損で吹き飛ばすケースが多いからです。

相場が大きく動いたり利確や損切りが一方的に続いても、ルールに従って淡々と取引を続ける冷静さを身につけましょう!

⓹資金管理

余剰資金を使って安定して利益を出し続けるには資金管理が大切です。

なぜなら生活費を投資すると「損失を出せない」というプレッシャーが大きくなり、冷静な取引判断が損なわれて損失を出しやすいからです。

また生活費を失うと生活が送れなくなり、借金の原因になり生活が台無しになります。

一般的には1回の取引で許容する損失を資金の1~2%に抑えるのが良いと言われています。

例えば30万円でFXをするなら、3,000円~6,000円が損切りラインですね。

⑥相場の分析手法

FX・株ではテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2種類の分析手法があります。

テクニカル分析は過去のチャートの動きから将来の動きを予測するもので、ファンダメンタルズ分析とは国家の経済情勢や政策金利、会社の財務状況(株の場合)から将来の値動きを予測する手法です。

状況に応じて2つの手法を使い分けると相場の予測の精度が上がり、利益を出しやすくなります!

FXと株の勉強すべき内容の相違点3つ

FXと株の勉強すべき内容の相違点3つ

FXと株では勉強すべき内容が違う点もあります。

違い
  1. 株は個別色が強い
  2. 取引時間の違い
  3. レバレッジの有無

上記3つの相違点について解説します。

違い①株は個別色が強い

FXは取引判断をするために、世界・国レベルの経済情勢やイベントに関する情報を勉強します。

一方株では、FXのようなマクロ的な指標に加えて、飲食や建設・通信・サービス業といった業界の動向、最終的には1社ごとの財務状況や成長性を踏まえて投資するか判断をする必要があります。

FXよりも株の方が個別色が強く、勉強量が多いと言えるでしょう。

違い②取引時間の違い

FXと株では取引時間が違います。

FXは世界のどこかの市場が開いているので平日24時間取引できますが、株は証券取引市場が開いている平日午前9時~午後3時(昼休み11時半~12時半を除く)しか取引できません。

ただしFXは時間帯によって相場の値動きに特徴があるので、自分の生活サイクルに合わせて、自分が得意な時間帯を見つけて取引するのが大切です。

違い③レバレッジの有無

それぞれの使用可能な最大レバレッジ倍率は次の通りです。

  • FX⇒最大25倍
  • 株(信用取引)⇒最大約3倍
  • 株(現物取引)⇒1倍

なお高いレバレッジ倍率をかけるほど、少額の元手でより多くの利益を狙えるので資金効率は上がりますが、相場が不利な方向に振れた時の損失も大きくなります。

普段はレバレッジを抑えてロット数を抑え、相場の優位性が高いと判断できたタイミングだけロット数を増やして大きな利益を狙いましょう。

FX・株を勉強した後に取るべき行動4ステップ

FX・株を勉強した後に取るべき行動4ステップ

FX・株の基礎を勉強するだけでは投資で稼ぐことはできないので、以下4つのステップを踏んで実践につなげましょう!

STEP
  • デモトレードで練習しよう
  • 本番口座を開設しよう
  • 取引口座に資金を入金しよう
  • 少額で取引を始めて本番経験を積もう

①デモトレードで練習しよう

デモトレードとは仮想資金を使って本番に近い環境で取引を体験できるサービスです。

本番の取引口座を作らなくても、メールアドレスやニックネームの簡単1分の登録で誰でも始められます。

どれだけ失敗しても実際のお金には影響しないので、勉強した内容や取引の流れを確認したり、取引手法のテストに最適ですよ!

②本番口座を開設しよう

デモトレードで使いやすかった口座や、サービス内容についてネットの評価が良いところなどを参考にして、本番口座を開設しましょう。

FX会社(証券会社)の公式サイトから口座開設申し込みフォームに進み、住所、氏名、勤務先、保有資産、投資経験といった必要事項を入力します。

次に運転免許証や健康保険証などの本人確認書類とマイナンバー関係書類のデータをアップロードして、審査を待ちます。

数日待って審査に通ると、取引口座にログインするためのID・PWが書かれた口座開設完了通知書が郵送されてくるので、これで口座開設は完了です。

③取引口座に資金を入金しよう

取引口座にログインして、オンライン入金または振込入金により口座に取引用の資金を入金します。

オンライン入金なら手数料無料で24時間いつでも入金できて便利です。

オンライン入金を使うには銀行の手続きが必要な場合があるので、口座開設と並行すると効率的ですよ。

振込入金は銀行かATMに出向く必要がある上に、手数料がかかるのでおすすめしません。

④少額で取引を始めて本番経験を積もう

本番取引に慣れるまでは、利益よりも取引量を抑えて本番取引に慣れることを優先させましょう。

その理由は相場の動きに振り回されたり、感情的になって余計な損失を出しやすいからです。

少額取引をするには、FXでは1,000通貨以下の取引ができるFX会社でレバレッジを3倍以下に抑え、株では単元未満株取引ができる証券会社(SBI証券やマネックス証券など)で値嵩株を投資するといいでしょう。

FX・株における勉強の重要性まとめ

まとめ

上記で紹介した「FXと株の効率的なおすすめ勉強法」を実践すると、今後は投資の勉強方法で悩まずに済み、必要な知識を効率的に習得できるようになります。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • ぶっつけ本番の投資は損失のリスクが高まるので事前の勉強が大切
  • 効率的に勉強するなら目的に応じて本やネット・FX会社の動画配信やセミナーを使い分けよう
  • 勉強を終えたら本番口座を開設して、少額取引で本番経験を積もう

「いくら勉強してもキリがないから、本番取引を体験する方が早そう」と思うかもしれませんが、大切な資金を守るためには段階を踏んで本番取引に臨みましょう!

この記事が皆様のお役に立っていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

FXと株の勉強について Q&A

Q&A
FXも株も勉強は必要ですか?

長期的に利益を出そうと思ったら必要です。

⇒詳しくはこちらで解説しています。

FXと株の勉強で違う点はなに?

取引時間やレバレッジなどが違います。

⇒詳しくはこちらで解説しています。

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この記事の監修者

株式会社フォーカスワン 代表取締役

約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

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