スイングトレードのブログは読むべき?
中期投資のスタイルにおすすめのブログはどれ?
ブログを読む時の注意点が知りたい
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
今のやり方に行き詰まりを感じている人は、他人の取引手法を参考にする方法が効果的です。
そこでこの記事では、スイングトレードのブログを読む必要性を解説するとともに、おすすめのブログを3つ紹介します。
それでは最初にFXのスイングトレードについて解説しましょう。
FXのスイングトレードとは
スイングトレードとはFXの4つの取引スタイルのひとつで、数日〜数週間の比較的長いスパンでポジションを保有して、大きな利益を狙う手法を言います。
FXトレーダーの半数以上がスイングトレードというアンケート結果もあるほど、人気の取引スタイルです。
スイングトレードはゆっくり取引できるので、瞬時の相場分析力・判断力や取引ツールの素早い操作を要求されるスキャルピングや、仕事・家事などで忙しくてデイトレードが難しい人におすすめです。
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【FXのスイングトレード】重要な3つのコツと初心者でも稼げる手法
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スイングトレードのブログは読むべきか
ブログを読めば、スイングトレードをする時の心構えやおすすめの相場分析手法、ファンダメンタルズ分析に必要な各国の情報などが手に入るからです。
スイングトレード以外の取引スタイルの人も、参考になる内容が書かれている場合があるので読んで損はないですよ。
スイングトレードに関するおすすめブログ
「どのブログを読めばいいのか判らない」という方におすすめなのが以下ブログです。
- 羊飼いのFXブログ
ブログのおすすめポイントを詳しく見ていきましょう。
『羊飼いのFXブログ』
『羊飼いのFXブログ』は有名なFXトレーダー羊飼いさんが書くブログで、ブログというよりは情報収集サイトに近くなっています。
というのもスイングトレードは狙う損益幅がスキャルピングやデイトレードより広い分、情報を集めて相場の動向を予測するのが重要になってくるからです。
ちなみに羊飼いさんはFX初心者向けにいくつか本を出版しているだけでなく、有名な投資雑誌「ザイFX!」に記事を出しているプロトレーダーでもあるので、信頼できる情報を提供してくれますよ!
スイングトレードのブログ選びのポイント3つ
ブログでスイングトレードの心構えや取引手法を知りたい時は、以下3つに注目しましょう!
ポイント
- 中長期の取引スタイルである
- ファンダメンタルズ分析をしている
- レバレッジを抑えて取引している
それぞれのポイントを詳しく紹介します。
選び方①中長期の取引スタイルである
ひとつ目のポイントは取引の時間軸が数日~数週間であることです。
想定する時間軸が異なると、売買サインの読み方や取引手法が使えません。
スキャルピングやデイトレードといった短期売買のブログを間違って読まないようにしましょう。
選び方②ファンダメンタルズ分析をしている
ファンダメンタルズ分析とは、各国の経済指標や政策金利などのマクロ的な観点から相場の動向を予測する手法です。
スイングトレードでファンダメンタルズ分析が重要な理由は、そういった各国の情勢が中長期的な相場の動向に大きく影響を与えるからです。
例えばテクニカル分析では特段の売買サインが出ていなくても、「アメリカのFRB(中央銀行)が米ドルの政策金利を引き上げる」というニュースが流れると、米ドルに資金が集まり米ドル相場は長期的に上昇圧力が強まるでしょう。
もちろん過去のチャートの動きから将来の動向を予測するテクニカル分析も大切ですが、重要度の高いファンダメンタルズが発表されると、テクニカル指標のサインを無視して相場の流れが急に変わるケースがあるので要注意です。
選び方③レバレッジを抑えて取引している
3つ目のポイントは低レバレッジで運用していることです。
レバレッジ何倍で運用しているかはブログで明記されていないことが多いですが、投資資金、損益pips、損益額の3要素が載っていれば逆算してレバレッジを計算することができます。
- 取引量=損益額÷損益pips
- 取引金額=取引量×為替レート
- レバレッジ=取引金額÷投資資金
例えば
10万円の資金で米ドル円(レートは1米ドル円=100円)を200pips利確して50万円の利益が出た場合、
取引量=50万円÷200pips=2,500米ドル
取引金額=2,500米ドル×100円=25万円
レバレッジ=25万円÷10万円=2.5倍
と求められます。
レバレッジは5倍以下で運用するのが安全と言われているので、自分でも計算してみましょう。
スイングトレードのブログを読む時の注意点3つ
スイングトレードのブログを読む時は以下3つに注意が必要です。
注意
- 鵜呑みにしない
- 都合のいいように解釈しない
- 海外FXを勧めるブログは避ける
使い方によっては大損する可能性があるので気をつけましょう!
注意点①鵜呑みにしない
ブログの情報は常に正しいとは限らないので、鵜呑みにすべきではありません。
個人的な意見やでたらめな内容、デマが書かれている場合があるんです。
例えば「最近南アフリカランドが買われすぎだから、そろそろ下がるぞ」という書き込みを信じて売りエントリーしたものの、ますます相場が上昇して損失が出るなどです。
先ほど紹介した3つのブログはどれも客観的な視点で書かれているので、安心して読んでください。
注意点②都合のいいように解釈しない
ブログに書かれていることを自分の都合のいいように解釈すると、取引判断を誤り大損する可能性があります。
例えばポジションに含み損が出ている時に「スイングトレードは長期の取引スタイルなので、多少含み損が出ても好転するので、すぐに損切りすべきではない」という情報にすがる人がいます。
スイングトレードで含み損が出るのはエントリーが早すぎたか、相場分析が外れたかのどちらかしかなく、後者のケースは相場が好転せず含み損が膨らみ続けるおそれがあるので早めに損切りしましょう。
自分の欲や恐怖などの感情を排除して、客観的な視点でブログを読むのが大切です。
注意点③海外FXを勧めるブログは避ける
海外FXはレバレッジが高く、取引判断を誤ると一瞬で資金を失うリスクがあるので避けましょう。
たしかに国内業者を使ってレバレッジ5倍以下で運用するよりも、海外FXの数十倍~和百倍というレバレッジを使えば、同じ利確幅でも理論上の利益は大きくなります。
しかし実際に高いレバレッジを効かせた状態で莫大な含み益が出ると、ほとんどのトレーダーはその利益を失いたくないと早々に利確するのではないでしょうか。
むしろ含み損が出た時に、金額が大きすぎて冷静さを失って損切りできず、ゼロカットされて資金がゼロになるんです。
レバレッジが低くても、国内業者でコツコツ稼ぐ方が長期的には利益を出せるので、海外業者は絶対に使わないようにしましょう。
ブログだけでは情報が不十分な時の対処法3つ
ブログやサイトだけでは情報が足りない時があるので、以下3つのツールを使って補足してください。
- 本を読む
- 配信動画を観る
- セミナーに参加する
配信動画やセミナーで勉強したい人は、初心者から上級者までレベルごとに判りやすい教材を用意してくれる外為オンラインがおすすめです!
①本を読む
ブログでは断片的な知識しか得られないので、スイングトレードをするに当たって必要な情報を体系的に習得したい人は本で勉強しましょう。
FXの基礎を身につけたい人は『ずっと使えるFXチャート分析の基本/田向宏行』、FXの基本から応用までを知りたい人には『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門』がオススメですよ。
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【29冊比較】オススメのFX本!絶対に読むべき『初心者本』ランキング
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②配信動画を観る
YouTubeなどで配信されている動画や、FX会社が公式で配信する動画を観て勉強する方法です。
動画サイトの動画は数が多すぎて選ぶのが難しい点と、根拠が不明なものが多いのでおすすめしません。
FX会社の動画なら信頼できますし、丁寧な解説がついているのでおすすめです。
FX会社によっては有料会員限定、口座を持っていること、会員登録が動画閲覧の条件とされているので、各社の公式サイトで確認してください。
③セミナーに参加する
セミナーに参加すれば、質疑応答の時間に疑問点を講師に直接聞けたり、他のトレーダーとのネットワーク作りや情報交換もできます。
しつこい勧誘が心配な人も、FX会社が開催するセミナーなら安心して参加できますよ。
ただし会場への交通費は自己負担なのと、2020年9月時点では世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、オンライン型のセミナーしか開催されていないところが多いので気をつけてください。
FXスイングトレードにおすすめのブログまとめ
上記で紹介した「スイングトレードにおすすめのブログと選び方のポイント3つ」を実践すると、今後はブログ選び悩まずに済み、他人の手法を参考にして自分の手法を磨けるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- ブログを読めばスイングトレードの心構えや手法が判る
- スイングトレードのブログは『教えて!FX』『mの投資日記』『羊飼いのFXブログ』がおすすめ
- 低レバレッジで少額の中長期スタイルをとっているブログを読もう
取引結果を書くだけのブログが多いので、使える情報が載っているブログを探して読みましょう。
FXのスイングトレードブログ
スイングトレードの勉強になるブログはありますか?
ブログを選ぶときの注意点は?
鵜呑みにしすぎないこと、海外FXブログは避けるなどです。
⇒詳しくは「スイングトレードのブログを読む時の注意点3つ」をご覧ください。
ブログ以外の情報収集は?