FXの少額取引って具体的にいくらなの?
初心者が少額取引するメリットは?
元手10万円でも稼げるFX会社を教えて!
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
この記事で解説する「FX初心者が少額取引でFXを始める3つのメリット」を理解すれば、FX初心者でも大損するリスクを抑えて、安全にFXの経験を積めるようになりますよ。
それではまず「FXの少額取引は具体的にいくらなのか?」について解説します。
FXは少額で始めれば初心者でも安心!
FXは、失敗すると大損して借金を抱えるという危険なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、少ない金額で始めれば安全に取引ができます。
なぜなら証拠金とレバレッジを抑えて少額で取引すれば、万が一失敗しても損失が少なくて済むからです。
具体的にどのくらいの資金を用意すればいいのか、次の見出しで詳しく見ていきましょう。
「少額」の具体的な金額とは?
FX初心者が始めるべき「少額」の目安は4万円です。
その理由は、米ドル/円の通貨ペアで1,000通貨取引をした場合の最低証拠金が約6,000円だからです。
しかし、最低証拠金ギリギリの6,000円で取引をすると、証拠金維持率が低いためロスカットされやすくなります。
証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、時価評価総額(含み損益を加減算した口座資金)に対する必要証拠金の割合のことです。
証拠金維持率は【時価評価総額÷必要証拠金=100】の計算式で出せます。
この割合を確認しておけば、ロスカットのリスク状況を把握することが可能です。
たとえば4万円の証拠金で1ドルを1000通貨取引した時の証拠金維持率は666%。
たとえばロスカットラインが証拠金維持率50%のSBI FXトレードなら、余裕をもった運用ができます。
注意
証拠金維持率100%をロスカットの基準にしているFX会社も多いです。
もし証拠金維持率100%がロスカット基準のFX会社でトレードをすると、6,000円の資金だとレートが0.001円でも下がればロスカットになってしまいます。(買いでエントリーした場合。)
FX会社で口座開設する場合はロスカット基準を確認し、口座資金は必要資金の2倍以上を入れておきましょう。
当サイトでは、レバレッジを3倍までに抑えることを推奨しています。
レバレッジ3倍であれば、ロスカットされるリスクが大幅に軽減されるからです。
たとえば米ドル/円1,000通貨の必要資金が4,000円の場合、1万円を用意してもレバレッジは10倍。
そのため、上記でレバレッジを3倍に抑える場合は、約3万4千円が必要となります。
- 口座資金1万円:【10万円(レバレッジなしの必要証拠金)÷1万円(口座資金)=10倍(レバレッジ)】
- 口座資金3万4千円:【10万円÷3万4千円=約2.9倍】
FX初心者の少額取引にベストなのは1,000通貨
FX初心者の少額取引にベストなのは、1,000通貨取引です。
なぜなら適度な緊張感を持ちながら、損失を抑えつつもある程度の利益を狙えるからです。
例えば100通貨以下の取引だと、ローリスクなので失敗に対する緊張感が薄くなり、取引の判断が適当になりやすくなります。
またローリターンでもあるので、頑張って相場を分析しても期待できる利益が少なく、モチベーションが上がりません。
精神的なプレッシャーが大きくなるから、冷静に判断するのが難しくなるぞ。
FX初心者が少額取引をする3つのメリット
と疑問をお持ちの方に、少額取引をする3つのメリットを紹介します。
少額取引のメリット
- デモトレードにはない本番の取引経験を積める
- 大金を用意しなくてもFXができる
- 取引に失敗しても損失が少ない
大金が用意できなくても本番の取引の経験が積めるので、FX初心者に少額取引はおすすめですよ。
メリット①デモトレードにはない本番の取引経験を積める
ひとつ目のメリットは、デモトレードにはない本番の取引経験を積めることです。
なぜならデモトレードは本物のお金がかかっていないので、緊張感に欠けるからです。
刻一刻とポジションの評価損益が変化する中、自分の思い通りに利確や損切りができる力を養えるのは、少額取引ならではのメリットといえます。
メリット②大金を用意しなくてもFXができる
大金が用意できなくてもFXができるというメリットもあります。
その理由は、数十万円~数百万円の資金が必要な場合もある株式投資や不動産投資と違い、FXは1万円もあれば取引ができるからです。
まとまったお金がなくてもお小遣い程度の金額で始められるので、家計への負担も少なくて済みます。
メリット③取引に失敗しても損失が少ない
3つ目のメリットは取引に失敗しても損失が少ないことです。
なぜなら1,000通貨取引は1万通貨取引に比べて取引量が10分の1なので、失敗しても損失は10分の1に抑えられるからです。
チャートから目を離している間に損失が膨らまないか不安な方や、損失のリスクを抑えてFXの取引の経験を積みたい方におすすめですよ。
FX初心者が少額で稼げるようになった後の3つのステップ
とお悩みの方は、次の3つのステップを踏んでより大きな利益を狙いましょう。
step
11万通貨取引ができるFX会社に口座を開設する
step
2元手を10万円に増やして取引する
step
3うまくいかない時は1,000通貨取引に戻す
1万通貨取引は1,000通貨取引と比べて損失の幅も10倍に広がるので、早めの損切りを心がけて損失を抑えてくださいね。
ステップ①1万通貨取引ができるFX会社に口座を開設する
まずは1万通貨取引ができるFX会社に口座を開設しましょう。
なぜなら1,000通貨取引の口座で1万通貨取引をするためには、取引量を変更する必要があるからです。
注文の都度取引量を変更していると、手間がかかるだけでなく入力ミスの原因にもなりますよ。
下記のFX会社は、1,000~1万通貨以上の取引に対応しています。
ステップ②元手を10万円に増やして取引量を増やす
1万円の資金で1,000通貨取引をしていた方は、元手を10万円に引き上げて取引量を1万通貨に増やしましょう。
そうすれば為替変動の幅が同じでも、1,000通貨取引と比べて10倍の利益が狙えるからです。
例えば米ドル/円の為替レートが有利な方向に1円動いた場合、1,000通貨取引では利益は1,000円 ですが、1万通貨取引では利益は1万円に増えます。
ただし為替レートが不利な方向に動いた場合の損失も10倍になるので、早めに損切りして損失を小さく抑えてくださいね。
ステップ③うまくいかなくても焦って無駄な取引を繰り返さない
1万通貨取引に移行してうまくいかなくても、無理な取引を重ねないようにしましょう。
なぜなら焦って早く利益を出そうとしたり、損失を早く取り返そうとすると、取引の判断を誤りがちになるからです。
そうなると利益を出すどころかどんどん損失が重なりやすくなります。
取引量が増えても基本は同じなので、相場の分析を毎回きちんと行い、勝てる見込みがあるタイミングに絞ってエントリーすることを徹底しましょう。
FX初心者が少額取引をする時の2つの注意点
とお悩みの方は、次の2点に注意してください。
少額取引の注意点
- 少額取引ができるFX会社は限られている
- 1,000通貨以下の取引に手数料がかかる口座がある
1,000通貨取引はどのFX会社でもできるわけではなく、さらにFX会社によっては手数料がかかる場合がありますよ。
注意点①少額取引ができるFX会社は限られている
ひとつ目の注意点は、一部のFX会社でしか1,000通貨取引はできないことです。
そこでFX会社ごとの取引単位と、ドル円の取引に必要な資金について、以下の表にまとめました。
(※米ドルが1ドル150円の場合。)
多くのFX会社では1,000通貨取引に対応していますが、DMM FXでは最低取引単位が1万通貨なので注意が必要です。
ということのないよう、事前に確認しておきましょう。
注意点②1,000通貨以下の取引に手数料がかかる口座がある
もうひとつの注意点は、1,000通貨以下の取引に手数料がかかるFX会社があることです。
例えばFXプライムbyGMOは1通貨あたり片道3銭の取引手数料がかかります。
そのため1,000通貨取引を往復行った場合は1,000通貨×3銭×2回=60円の取引手数料がかかるのです。
FX初心者が少額取引をする時におすすめのFX会社3選
FX会社がたくさんあって、選び方に悩んでいる方も多いでしょう。
少額取引におすすめのFX会社3選
業界最小!1通貨単位から取引可能「松井証券」
- 業界最小!1通貨単位から取引OK
- 手数料無料で少額でも低コスト取引が可能!
- もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中
1通貨単位からの取引ができるので、少額から始めたい人にはもってこいの口座です。
また、小ロット取引だと手数料が発生するFX会社が多い中、松井証券では一切手数料はかかりません。
レバレッジを「1倍」「5倍」「10倍」「25倍」の4つから選べるので、初心者でも資金管理がやりやすい!
1通貨6円から取引可能!少額から取引できる「SBI FXトレード」
- 取引通貨単位は業界最小の「1通貨」ドル円なら6円からOK
- すべての通貨において業界最狭水準のスプレッドを提供中
- 1000通貨未満の取引ならドル円スプレッド0円!コスト0円でトレードが可能
スプレッドは業界最狭水準かつ原則固定なので、低コストで取引が可能です。
1000通貨未満の取引ならドル円のスプレッドが0円!少額トレーダーにはもってこいの口座です。
それぐらい低コストで使いやすいシステムを提供するFX会社ということですね!
低コスト!GMOインターネットグループのFX会社「外貨ex byGMO」
- 取引通貨単位は「1000通貨」ドル円なら約5000円から取引OK
- 業界最狭水準のスプレッドを提供中!
- スマホアプリが使いやすい!
GMOインターネットグループのFX会社なので安心・安全!
また、チャート描画も使いやすく、オシレーター系指標にも描画ができる優れものです!
まじでアプリは一番使いやすい!
平日・祝日 午前7:00~午後10:00(土日休み)受付の電話サポートもつながりやすくて助かっています。
FX初心者には少額取引がおすすめ! まとめ
上記で紹介した「FX初心者が少額取引から1万通貨取引にステップアップする方法」を実践すると、今後はFX初心者が安全にFXの取引経験を積む方法で悩まずにすみます。
また、1万通貨取引にステップアップすれば多くの利益を狙えるようになりますよ。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- FX初心者は1,000通貨取引ができるFX会社を使い、1万円の少額取引から始めよう
- 少額取引には、デモトレードにはない緊張感を持って取引の経験を積めるといったメリットがある
- 初心者が取引の経験を積むのにおすすめのFX会社は、MATSUI FX、SBI FXトレード、外貨ex byGMO
「FX初心者が少額で取引しても、たいして稼げないんじゃないの?」と最初は思うかもしれません。
利益を上げるのももちろん大切ですが、FX初心者は損失のリスクを抑えながらFXの取引の経験を積むことを優先して取り組んでください。
FX初心者におすすめの少額取引 Q&A
少額の具体的な金額は?
FX初心者が始めるべき「少額」の目安は1万円です。
たとえば米ドル/円を取引する際、1,000通貨なら約4,000円の資金で始められます。
しかし必要証拠金の4,000円だけで取引すると、証拠金維持率が低いためロスカットされやすくなってしまいます。
ロスカットのリスクを減らすために、必要証拠金の2倍以上を口座に入れておくことをおすすめしますよ。
上記の例でいうと必要証拠金の2倍は8千円。
もう少し余裕を持って、1万円を目安にするとよいでしょう。
【詳しくは、記事内の「FXは少額で始めれば初心者でも安心!」で解説しています。】
少額でFXを行う際の注意点は?
少額でFXを行う際は、下記の2点に注意しましょう。
- 一部のFX会社では1,000通貨単位の取引ができない
- 1,000通貨以下の取引に手数料がかかる口座がある
まず、1,000通貨単位(もしくはそれ以下)の取引は、どこのFX会社でもできるわけではありません。
多くのFX会社では1,000通貨単位での取引に対応していますが、DMM FXでは最低取引単位が1万通貨からとなっているので、注意してください。
また、1,000通貨単位の取引が可能でも、取引手数料がかかる場合があります。
たとえば、FXプライムbyGMOでは1,000通貨以下の取引をする際に、1通貨あたり片道3銭の取引手数料がかかります。
FX会社で口座開設をする際は、取引概要をよく確認しておきましょう。
【詳しくは、記事内の「FX初心者が少額取引をする時の2つの注意点」で解説しています。】
少額取引をするのにおすすめのFX会社は?
当サイトでは、下記の3社をおすすめしています。
【各社の詳しい情報は、記事内の「FX初心者が少額取引をする時におすすめのFX会社3選」で紹介しています。】