ハイローとFXの違いを教えて!
デモトレードをやるメリット・デメリットは何だろう?
ハイローのデモトレードで何を確認すればいい?
この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。
ハイローとFXは異なる金融商品であり、取引時間や最低資金、損失額などに違いがあります。
またデモトレードを行うことで、ハイローが自分に向いているかどうかを確かめられたり、取引の練習ができるメリットがあります。
ハイローのデモトレードを行うのなら、取引の流れはもちろん、ツールの操作方法や画面の見方も確認しておくべきです。
この記事を読めば、ハイローとFXの違いや、デモトレードの注意点、確認すべきポイント、オススメ口座がわかり、スムーズにハイローを始められるようになりますよ。
また、海外業者ハイローオーストラリアの注意事項についても触れますので、参考にしてみてください。
FXとハイローは違う
前提として、FXとハイローは異なる金融商品です。
どちらも為替レートの変動を予測して利益を出す投資ですが、下記の違いがあります。
ハイロー | FX | |
2~3時間ごとに1回 | 取引時間 | 平日24時間いつでも |
約50円 (実質数百円から) |
最低資金 | 約4円から |
損失は投資額のみ 相場が動かなくても利益がでる 時間が来れば自動的に利確・損切がされる |
メリット | 最大で資金の25倍のお金が運用できる スワップポイントがもらえる |
ペイアウト額が一定 | デメリット | 投資額以上の損失をする可能性がある |
約10種類前後 | 取引通貨ペア | 約50種類前後 |
なし | 取引コスト | スプレッド |
FXとは
FXは為替レートの変動を利用して、「安く買って高く売る」あるいは「高く売って安く買い戻す」ことで、為替レートの差額で儲ける投資です。
例えば
1米ドル円=100円の時に1,000米ドル購入し、為替レートが変動して1米ドル円=105円になった時に売却すれば、差額の5円×1,000米ドル=5,000円の利益が出ます。
逆に1米ドル円=95円に下落すると、差額の5,000円の損失が出ます。
あわせて読みたい
-
-
FXとは為替で稼ぐ人気の投資!図解でわかる仕組みと始める簡単5STEP
ハイローとは
ハイローは、金融商品としてはバイナリーオプションの一種です。
バイナリーオプションは判定時間の為替レートの条件を予測して、予測条件が満たされれば利益(ペイアウト)を受け取る投資です。
例えば
開始時間の為替レートが1米ドル円=100円の時、判定時間に1米ドル円=101円に上昇すると予測し、予測どおりになればペイアウトという利益が得られます。
逆に予測どおりにならなければペイアウトは得られず、投資したチケット代金を全て失う仕組みです。
あわせて読みたい
-
-
High&Low(ハイロー)とは?FXとの違いは?2人に1人が稼ぐ口座教えます
ハイロー=ハイローオーストラリア?
一般的に、ハイローというと海外業者の「ハイローオーストラリア」のことを示す場合が多いです。
しかし、先述したようにハイローはバイナリーオプションの一種を指す言葉なので、厳密には「ハイロー=ハイローオーストラリア」というのは少し違います。
ちなみに利用している方も多い海外の業者ですが、日本国内の業者のようにデモトレードを行うことができます。
デモトレードを含めたハイローオーストラリアの内容ついて知るために、この記事にたどり着いた方もいるかもしれませんね。
しかし、この業者の利用を考えているのなら、ちょっと待ってください!
海外業者には国内業者には無いリスクがあるため、当サイトでは海外業者の利用を推奨していません。
ハイローオーストラリアを使わない方がいい理由
海外業者であるハイローオーストラリアがオススメできないのは、下記の3つの理由があるからです。
オススメしない理由
- 金融庁へ無登録の業者である
- 信託保全ではない
- 稼いでも税金が高い
ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
金融庁へ無登録の業者である
ハイローオーストラリアは、金融庁への登録がされていません。
それどころか、無登録で金融商品取引業を行っているとして、金融庁(財務局)が警告書の発出を行った者の名称等の中に、業者名(HLMI Ltd)が記載されています。
では無登録の何がいけないのか? それは下記をご覧ください。
海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録(日本の「金融商品取引法」に基づく登録)が必要です。日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています。(違反者は罰則の対象となります。)
金融庁のHPではこのように明記されています。
つまりハイローオーストラリアは、日本の法律を無視して営業を行っているんです。
信託保全ではない
海外業者を利用する場合、もし業者が倒産しても預けた資金が返って来ない恐れがあります。
なぜなら、海外業者には信託保全がない場合が多いからです。
信託保全とは?
業者が顧客から預かった資金を業者の資産とは区分したうえで、信託銀行などに管理を委託し資金を保全する仕組みのことです。
国内業者を利用した場合、もし業者が倒産しても、この仕組みのおかげでユーザーの資金は返還されます。
ハイローオーストラリアの場合は、信託保全ではなく分別管理を採用しています。
分別管理は信託保全とは違い、業者が破綻した場合に分別管理先の口座も差し押さえの対象となる可能性があるんです。
稼いでも税金が高い
もしハイローオーストラリアで稼いだとしても、税金が高いデメリットもあります。
なぜなら、海外業者を利用する場合は累進課税が適用されるからです。
つまり、稼げば稼ぐほど税率も高くなっていくんです。
所得金額 | 税率(総合課税+住民税10%) | 控除額 |
195万円以下 | 15% | 0円 |
195万円超~330万円以下 | 20% | 97,500円 |
330万円超~695万円以下 | 30% | 427,500円 |
695万円超~900万円以下 | 33% | 636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 | 43% | 1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 | 50% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 55% | 4,796,000円 |
一方国内の業者を利用する場合、税率は一律20.315%。
利益が大きいほど、国内業者を利用した方が手元に残るお金が多くなります。
あわせて読みたい
-
-
無申告はダメ!【バイナリーオプションの税金】課税はいくらから?
ハイローはバイナリーにおけるラダー制のこと!
少し話がそれてしまいましたが、厳密にはハイローはバイナリーオプションにおける「ラダー制」のことです。
ラダー制は、判定時刻に目標レートに対し予想が当たった場合、ペイアウト(払戻金)を受け取る取引方法です。
バイナリーオプションの種類
- ラダー制
- レンジ制
- タッチ制
バイナリーオプションの取引方法は上記の3種類がありますが、ほとんどのバイナリーオプションはラダー制を採用しています。
ハイローのデモトレードの2つのメリット
メリット①登録不要ですぐに始められる
ひとつ目のメリットは、登録不要ですぐに始められることです。
国内の業者では、面倒な手続きをしないですぐにデモトレードが行えます。
メールアドレスやニックネーム、デモツールへのログインパスワードの設定などは必要ありません。
メリット②ハイローが自分に向いているか判断できる
2つ目のメリットはハイローが自分に合っているか判断できることです。
その理由は、公式サイトの広告やネットの情報を読むだけでは、自分に合うかどうか判らないからです。
具体的な取引の仕組みや取引ツールの操作方法、利益の期待値など実際に取引を体験してみないと判らない項目はたくさんあります。
ハイローのデモトレードにデメリットはない!
ハイローのデモトレードには特段のデメリットはありません。
なぜならデモトレードは、無料で好きなだけ練習できるだけでなく、失敗しても実際のお金を失うリスクが無いからです。
ただ、ひとつだけ本番の取引にはかなわないことがあるとするなら、それは「緊張感」。
デモトレードでは実際に資金を動かすわけではないので、本番のような緊張感がないんですね。
ハイローのデモトレード 2つの注意点
ハイローのデモトレードはデメリットこそないものの、注意すべきことはあります。
注意点①取引に根拠を持たせよう
ひとつ目の注意点は、取引に根拠を持たせることです。
なぜなら、根拠のないギャンブルトレードをやっても、勝ち続けることはできないからです。
本番でも通用する取引ができるようになるには、デモトレードの段階からきちんと取引に向き合うことが大切。
デモトレードだからと言って手を抜くのではなく、毎回丁寧に相場分析を行いましょう。
あわせて読みたい
-
-
バイナリーオプション攻略!勝率78%の手法と損失軽減手法で利益爆上
注意点②本番でもうまくいくとは限らない
2つ目はデモトレードで儲かったからといって、本番でも同じように稼げるとは限らないことです。
似たような相場の動きが起きたとしても、全く同じパターンの相場はやってきません。
デモトレードで勝てたからといって気を抜くと簡単に負けてしまうので、毎回相場を分析して臨機応変な対応を心がけてください。
ハイローのデモトレードで確認すべき3つのポイント
「ハイローのデモトレードではどんな内容を試せばいいの?」とお悩みの方に、ハイローのデモトレードにおけるチェックポイントを3つお伝えします。
デモトレードで確認すべきポイント
- 取引ツールの操作方法
- 画面の見方
- 取引の流れ
それぞれのポイントについて、以下で詳しく見ていきましょう。
ポイント①取引ツールの操作方法
ひとつ目のポイントは取引ツールの操作方法です。
操作ミスは損失を出す原因にもなります。
もし取引ツールが使いにくいと感じた場合は、無理せず他の業者を検討してください。
あわせて読みたい
-
-
【初心者でも勝率UP】バイナリーオプションのツールは無料がおすすめ
ポイント②画面の見方
2つ目のポイントは画面の見方です。
その理由は画面表示の意味がわからないと、思うように利益を出せないからです。
どこを見れば売却損益がわかるのかや、ハイかローかをどこで選ぶのかなどをしっかり理解して、取引できるようになりましょう。
ポイント③取引の流れ
一通りの取引の流れを確認するのもポイントです。
取引全体の流れを覚えれば、自分が次にどんな行動を取るべきかがわかるようになり、ハイローに対しての不安が軽減されます。
机上の知識だけよりも、デモトレードで実際にツールを操作しながら学んでいくことで、体感的に取引を覚えていけますよ。
FXよりもハイローが低リスクな3つの理由
最後に、ハイローがFXよりも低リスクな理由を紹介します。
ハイローが低リスクな理由
- 少額投資できる
- 損失管理がしやすい
- 相場の動きが小さくても稼げる
これらの理由があるため、ハイローは投資初心者にとっても始めやすいんです。
理由①少額投資できる
ひとつ目はハイローは少額投資が可能なことです。
ハイローは、最低50円から投資できます。
ちなみにFXでは「SBI FXトレード」を使えば最低4円から取引できますが、それ以外のFX会社は、最低約4,000円(1,000通貨単位)や約4万円(1万通貨単位)用意しないと取引できません。
理由②損失管理がしやすい
2つ目はFXよりも損失が管理しやすいことです。
ハイローではどんなに相場が荒れても、投資金以上の損失は出ません。
FXではレバレッジを効かせて手元の証拠金以上の取引ができるものの、投資額以上の損失が出て借金するリスクがあります。
理由③相場の動きが小さくても稼げる
3つ目は相場に動きがなくても稼げることです。
なぜなら、ハイローなら開始時刻よりも為替レートが高いか低いかしか問われないからです。
ハイローのデモトレードができるオススメFX口座3選
当サイトがオススメする、ハイローのデモトレードができるFX口座は次の3社です。
最短60秒で判定! 隙間時間に取引できる「外貨ex byGMOのオプトレ」
- レンジ取引の受取総額割合は100%越えを連発!
- 最短60秒で判定!すぐにトレード結果が出る
- 取引は8つの通貨ペアから選択可能!
過去1年の平均で見てもレンジ制取引の受取総額割合は平均で97%以上と優秀な結果を出しています。
国内のバイナリーオプション会社でレンジ取引ができるのは、外貨ex byGMOの「オプトレ」だけなので、必ず開設してほしい口座です!
初心者もらくらく3STEPでバイナリー取引!「FXプライムbyGMO」
- 無料の「ぱっと見テクニカル」はバイナリーツールとしても使える!
- 仲値を狙った取引ができるのはFXプライムbyGMOだけ
- 利用者の2人に1人は初心者という安心感!
FXプライムbyGMOの魅力は、日本の仲値発表(AM10:00)を狙った手法が使えることと、ぱっと見テクニカルを使って相場の自動予測ができる点です!
こちらも絶対に持っておきたい口座の一つですね。
還元率が驚異の96%超! バイナリーも強い「GMOクリック証券」
- 支払総額に対する受取総額の平均は常に96.03%をキープ!
- バイナリー取引に必須の分析ツールが高性能で使いやすい!
- 登録不要のお手軽デモトレードでサクッと試せる!
過去1年間のラダー取引における支払総額に対する受取総額の割合は、平均で96.03%とハイスコアの実績。
分析ツール「プラチナチャート」はプロトレーダーも愛用するほどの高性能なので、FXでもバイナリーオプションでもこの口座を持っておいて損はありません!
ハイローのデモトレード まとめ
今回はハイローのデモトレードについて紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事で紹介した「デモトレードで確認するべきポイント」を実践すれば、ハイローの取引やツールの使い方に慣れることができ、本番でもスムーズに取引が行えるようになりますよ。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
まとめ
- ハイローとFXは異なる金融商品
- ハイローはバイナリーオプションの一種
- デモトレードでも取引に根拠を持たせよう
- デモトレードでツールの操作方法・画面の見方・取引の流れを学ぼう
- FXよりハイローの方が低リスク
ハイローのデモトレードが行えるFX口座
ハイローもFXのように、最初から上手くできたり、運だけで勝てるようなものではありません。
知識を学んだら取引の練習をしなければ、なかなか上達は難しいでしょう。
しかし、ハイローも無料で練習できるデモトレードがあるため、本気で投資がしたいなら積極的に活用していくべきです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ハイローのデモトレード Q&A
ハイローとFXの違いは?
どちらも為替レートの変動を予測して利益を出す投資ですが、ハイローとFXは異なる金融商品です。
取引時間や最低資金、損失額などに違いがあります。
【詳しくは、記事内の「FXとハイローは違う」で解説しています。】
ハイローのデモトレードで何を確認すればいい?
ハイローのデモトレードを行う際は、次のポイントを確認しましょう。
- 取引ツールの操作方法
- 画面の見方
- 取引の流れ
【詳しくは、記事内の「ハイローのデモトレードで確認すべき3つのポイント」で解説しています。】
FXとハイロー、どっちがいい?
投資初心者なら、ハイローの方を推奨します。
なぜなら、次のようにFXよりもハイローの方が低リスクで行える理由があるからです。
- 少額投資できる
- 損失管理がしやすい
- 相場の動きが小さくても稼げる
【詳しくは、記事内の「FXよりもハイローが低リスクな3つの理由」で解説しています。】