時間分散投資とは?投資に使われる常套手段の落とし穴と2つのコツ

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時間分散投資とは

FXの時間分散投資ってどんな投資手法なの?
メリット・デメリットを理解して、実践するか判断したい
時間分散投資のコツや注意点を教えて!

この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。

この記事で解説する「FXの時間分散投資のメリット・デメリット」を理解すれば、FX初心者でも時間分散投資で為替変動リスクを抑えてFXができます。

なぜなら私もこの方法で、ポジションを取るタイミングをずらすだけで、安全に運用できると知ったからです。

それではまず「時間分散投資の仕組み」について紹介します。

目次

時間分散投資とは

時間分散投資とは、最終目標のポジション数をいくつか分割し、時間をずらして購入する方法です。

時間分散投資には毎回の投資金額を統一する方法と、通貨の数量を統一する方法があり、前者は一般的に「ドルコスト平均法」と呼ばれます。

たとえば

毎月1回×12回にかけて1年で時間分散投資を行う場合

「毎回の投資額を5万円に固定し、その時の為替レートによって購入する外貨が変動する方法」と、「毎回1万米ドルずつ購入する方法」があります。

時間分散投資の2つのメリット

このような時間分散投資には、次のような2つのメリットがあります。

メリット
  1. 取得単価を下げられる
  2. 落ち着いて投資ができる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

メリット①取得単価を下げられる

ひとつ目のメリットは、ポジションの取得単価を下げられることです。

なぜなら、為替レートが高い水準に集中して購入せずに済むからです。

たとえば

為替レートが1米ドル円=100円の時に2万米ドル購入すると、取得単価は1米ドル=100円になります。

しかし、1米ドル円=100円の時に1万米ドル、98円に下がった時に1万米ドル購入すると、平均取得単価は99円に下げられます。

メリット②落ち着いて投資ができる

2つ目のメリットは落ち着いて投資ができることです。

なぜなら時間分散投資により、一度にまとめてポジションを取る必要がないからです。

相場が好転しそうな材料はそろっているものの、様子見として資金の一部だけで購入できます。

その後予想通りに相場が動いたら、追加購入すればいいのです。

時間分散投資の2つのデメリット

一方、時間分散投資には次のような2つのデメリットもあります。

  1. 儲け損なう場合がある
  2. 手間がかかる

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

デメリット①儲け損なう場合がある

ひとつ目のデメリットは、利益を逃す可能性があることです。

その理由は、当初予定していた資金を全て投資する前に、為替レートが有利な方向に進む可能性があるからです。

たとえば

1米ドル円=100円の時に2万米ドルを集中投資すれば、102円に上昇した時に4万円の利益が出ます。

しかし、1米ドル円=100円の時に1万米ドル購入、101円に上昇してから1万米ドル追加購入すれば、102円まで上昇した場合、利益は3万円に減ってしまいます。

デメリット②手間がかかる

2つ目のデメリットは、集中投資よりも手間がかかることです。

なぜなら分散投資するためには、分散する回数だけエントリーの注文を出す必要があるからです。

たとえば

毎月1回ずつ12回に分けて分散投資をする場合、12回注文を出さなければなりません。

ただし毎月1回の発注程度なら、大した手間にはなりませんね。

時間分散投資は儲かるのか?

時間分散投資は「利益を伸ばすよりは、損失のリスクを抑える投資手法」であるといえます。

なぜなら先述のように、相場の様子を見つつポジションの平均取得単価を下げながら投資できる一方、集中投資よりも利益を逃す可能性があるからです。

つまり、集中投資よりも損失のリスクを抑えながら、コツコツ稼ぐための堅実な投資手法です。

時間分散投資に向いている人・いない人

時間分散投資ってどんな人におすすめなの?

時間分散投資の向き不向きなタイプについて解説します。

向いている人向いていない人
損失のリスクを抑えたい人コツコツ投資するのが苦手な人

それぞれのタイプについて、詳しく見ていきましょう。

向いている人:損失のリスクを抑えたい人

向いてる人

時間分散投資に向いているのは、多少期待できる利益が減っても損失のリスクを抑えたい人です。

なぜなら、時間分散投資をすれば、高値づかみを避けやすいからです。

たとえば

上昇トレンドに順張り目線で投資する場合、一時的に相場が下がる「調整」に巻き込まれる可能性があります。

そんな時は時間分散投資をすれば、調整で下げた時により安い為替レートで購入できますよ。

向いていない人:コツコツ投資するのが苦手な人

向いていない人

一方、コツコツ投資するのが苦手な人は時間分散投資に向いていません。

その理由は、数日〜数ヶ月にわたって計画的にエントリーする必要があるからです。

集中投資していれば得られていたはずの利益が気になったり、資金管理や投資計画を立てるのが苦手な人には時間分散投資は不向きです。

時間分散投資の2つの注意点

時間分散投資で失敗したくない!気をつけるべきポイントは?

時間分散投資の注意点を2つ紹介しましょう。

注意
  • 一度に大金を投資しない
  • 最低でも1日以上は空ける

それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。

注意点①一度に大金を投資しない

ひとつ目の注意点は一度に大金を投資しないことです。

なぜなら時間分散投資のメリットが小さくなるからです。

まとめて投資してしまうと、それ以降の分散投資でポジションの取得単価が下がりにくくなります。

ただし相場がファンダメンタルズのサプライズに反応して、一時的に急落した時には、ある程度まとまった資金を投資するのはいいでしょう。

注意点②最低でも1日以上は空ける

2つ目の注意点は、一度ポジションを取ったら次の投資までは最低でも1日空けることです。

なぜなら、相場にはその日の癖や流れがつきやすいため、日をまたぐと相場の状況が大きく変わる可能性があるからです。

相場の状況が変われば為替レートが下がり、追加投資のチャンスがやってくる可能性がありますよ。

時間分散投資の2つのコツ

時間分散投資で少しでも利益を出すためにはどうすべき?

ポイント
  1. 取得単価が上がりそうなら追加投資を見送る
  2. どのくらいの時間を分散させるのか決めておく

それぞれのについて、以下で詳しく見ていきましょう。

コツ①取得単価が上がりそうなら追加投資を見送る

ひとつ目のコツは、平均取得単価よりも実勢レートの方が高い場合は投資を見送ることです。

なぜなら、平均取得単価よりも実勢レートが高い時に追加投資すると、平均取得単価が上がるからです。

平均取得単価が上がると、ポジション決済時の利益も減ってしまいます。

たとえば

平均取得単価1米ドル円=100円で2万米ドルの買いポジションを保有しているケースです。

ここで102円で2万米ドル追加投資すると、平均取得単価は101円に上がってしまいます。

その結果、ポジション決済時の利益が1円分不利になるのです。

コツ②どのくらいの時間を分散させるのか決めておく

2つ目のコツは、分散投資をする期間を決めておくことです。

そうしないと、分散による追加投資がただのナンピンになるからです。

そのため1ヶ月、半年、1年など具体的な期間を決めてから投資しましょう。

際限なくナンピンを続けると、相場が好転しなかった場合により損失が大きくなるリスクがありますよ。

使いやすい・低コスト!初心者におすすめのFX会社3選

最後に、FX初心者に最適なおすすめのFX会社を3社紹介します。

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時間分散投資でリスクを抑えて利益を出そう まとめ

上記で紹介した「時間分散投資のコツ」を実践すると、今後は単に時間をずらして投資すればいいのではないと判り、上手にリスクを抑えて運用できるようになります。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

まとめ
  • 時間分散投資とは、最終的に計画しているポジション数を分割して、複数のタイミングで投資する手法
  • ポジションの平均取得単価を下げ、損失のリスクを軽減できるのがメリット
  • ナンピンにならないよう、相場の状況をよく分析して根拠を持って追加投資しよう

「投資するタイミングをずらして、意味があるの?」と最初は思うかもしれません。

損失のリスクを下げられるのが最大のメリットなので、この記事を参考にして、ぜひ試してみてください。

時間分散リスクに関するQ&A

Q&A
時間分散投資とは?

時間分散投資とは、最終目標のポジション数をいくつかに分割し、時間をずらして投資する方法です。

時間分散投資には毎回の投資金額を統一する方法と、通貨の数量を統一する方法があり、前者は一般的に「ドルコスト平均法」と呼ばれます。

時間分散投資のメリットはなんですか?

「取得単価を下げられる」「落ち着いて投資ができる」などがありますが、最大のメリットは「大幅な下落においても損失を軽減できる」ということです。

時間分散投資のコツってありますか?

次の2点を決めることが大切になってきます。

「取得単価が上がりそうなら追加投資を見送る」

「どのくらいの時間を分散させるのか決めておく」

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この記事の監修者

株式会社フォーカスワン 代表取締役

約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

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