トラリピで大損するって本当?
コツコツ利益を出す方法を知りたい
トラリピは初心者がやっていい投資?
この記事を読めば、上記の疑問や悩みを解決できます!
トラリピをネットで調べると、「大損」という言葉と「自動で稼げる・コツコツ運用益」という言葉があって、どの情報を信じればいいかわからなくなってしまいますよね。
トラリピが公表する2021年度の実績では、平均91.9%の口座で毎月預かり資産残高が増えています。
この記事では、トラリピで大損を避けながらコツコツ運用益を出す仕組みと、初心者でもリスクを抑えたトレードができる方法を紹介しています。
実際に3年間運用している経験を元に、注意点も含めて解説しますので、記事を読み終えるころにはあなたも大損を避けて上手にトラリピ運用ができるようになりますよ。
トラリピで大損することはあるのか?
トラリピで大損する可能性はあります。
その理由は、どんな投資でも、値動きを100%予想するのは不可能だからです。
マネースクエアが公表するデータでは、2021年度は平均91.9%の口座が資産増のトラリピも、コロナショック時には資産を増やした残高が6割ほどでした。
ショック相場では4割程度が資産を減らしており、損をする人がいないわけではありません。
トラリピで大損するパターン5選
トラリピで大損するパターンは次のとおりです。
大損するパターン
- レンジ相場ではない通貨ペアで運用する
- 発注本数を多くしすぎる
- 最初から数百万円単位の高額で運用する
- 追加資金を残していない
- 設定する範囲が狭い
トラリピで利益を出すために、大損パターンをチェックしておきましょう。
レンジ相場ではない通貨ペアで運用する
大損パターンの1つ目は、レンジ相場ではない通貨ペアの運用です。
トラリピが得意なのは範囲内で上げ下げを繰り返すレンジ相場で、一方向に動くトレンド相場には強くないからです。
上図はトルコリラ/円のチャートですが、注文範囲の赤いゾーンからはみ出しています。
このように、注文したゾーンから為替レートがはみ出すと利益にならず、含み損が増えるのがトラリピです。
発注本数を多くしすぎる
発注本数を多くしすぎるのも大損しやすいパターンです。
なぜなら必要資金が増えてしまい、含み損が多くなってしまうからです。
発注本数を増やせば増やすほど、証拠金や含み損が想定以上に膨らんでしまい、損失額が大きくなります。
リスクを想定せず発注本数を増やすと、大損の可能性が出てくるので、損失額をあらかじめ想定してから発注しましょう。
【設定条件】
取引通貨:米ドル/円
設定範囲:130円~140円
注文本数:11本
必要資金:11万2,200円
【設定条件】
取引通貨:米ドル/円
設定範囲:130円~140円
注文本数:21本
必要資金:21万4,200円
注文本数を増やすと「必要資金の合計」が、約10万円増えているのがわかります。
最初から数百万円単位の高額で運用する
最初から数百万円単位の高額運用をするのも大損パターンです。
初心者はリスクを深く理解していないケースが多く、最初から数百万円で運用すると想定外が起こり、大損してしまいかねません。
また、注文ミスをしていて、気づいたら大損していたというケースも初心者なら考えられます。
最初から数百万円単位で運用するのではなく、30万円〜100万円程度から運用するのがおすすめです。
追加資金を残していない
次に大損してしまうパターンは、追加資金を残していないケースです。
ロスカットを避けるには追加資金投入が基本的な戦略になるからです。
口座の残高を増やすことで、ロスカットレートを変更できますが、追加資金がないとロスカットレートを変更できません。
今あるお金の大半を投資してしまい、追加資金が残ってないケースが大損するパターンです。
常に資金には余裕を持った運用を心がけましょう。
設定する範囲が狭い
大損してしまうパターン5つ目は、トラリピを設定する範囲が狭いです。
発注する範囲が狭いと、為替レートが範囲からはみ出しやすく、損失が膨らんでいきます。
上図はドル円に120円から140円で注文した時のシミュレーション画像で、半年ほどで注文した範囲(赤いゾーン)を飛び出しています。
図のような状態になると利益が狙えません。
含み損も膨らんでしまうので、広めに範囲を設定するのが大事です。
トラリピは儲からない投資なのか?公式戦略からみる運用成績
トラリピは仕組みと特徴を理解して運用すれば、利益を狙える投資です。
運用実績を見てみると平常時は約9割の口座が資産を増やしていますし、公式がおすすめする戦略の成績も好調をキープしています。
また、トラリピ公式がにおすすめしている「世界戦略」を約5年間バックテストした結果は、300万円が613万円になっている計算です。
過去のデータや実績からわかるように、トラリピは利益を狙える投資と言えます。
トラリピで大損しやすい人の特徴
トラリピで大損しやすい人の特徴を紹介します。
大損しやすい人の特徴
- 毎月の運用益だけを意識してしまう人
- 投資資金を全て運用してしまう人
先に大損パターンを知って、失敗を避けましょう。
毎月の運用益だけを意識してしまう人
運用益だけを意識してしまう人は大損しやすいです。
その理由は運用益だけに集中し、リスク管理を怠ってしまうからです。
運用益を意識する人は月5万円の運用益が出たら、「次は10万円だ」と意気込んで注文を増やしてしまいます。
その結果、リスクが大きくなってしまうので、運用益だけに意識を取られないようにしましょう。
投資資金を全て運用してしまう人
投資資金を全てトラリピで運用してしまうのも大損する人の特徴です。
なぜなら、いざという時に取れる選択肢が少なくなるからです。
追加資金があれば、大損寸前の状態でも注文数を増やしたり、ロスカットレートを広げたりと取れる選択肢が増えます。
いざという時に多くの選択肢が選べるように、投資資金は全額入れないようにしましょう。
トラリピで利益を出すための3つのコツ
トラリピで利益を出す3つのコツを紹介します。
利益を出すコツ
- 余裕資金で運用する
- 目先の運用益を追わない
- 個別サポートやセミナーを活用する
コツさえ押さえれば、初心者でも利益が出やすくなるので、チェックしてみてくださいね。
余裕資金で運用する
トラリピで運用益を出す1つ目のコツは、余裕資金での運用です。
その理由は、資金があると幅広い戦略が取れるからです。
たとえば余裕資金があればロスカットレートが近づいた時に入金して、レートを調整できます。
運用資金 | 30万円 | 50万円 | 100万円 |
ロスカットレート | 127.94円 | 121.129円 | 104.418円 |
(運用条件:米ドル/円 値幅125円〜140円 買い注文 注文数31本) |
選択肢を増やすために、余裕資金で運用するのがトラリピで利益を出すコツです。
目先の運用益を追わない
毎月の運用益を追わないのも、トラリピで運用益を出すコツです。
なぜならリスク管理を怠ってしまう可能性があるからです。
運用益を大きくするには注文数を増やす必要がありますが、利益を狙いすぎるとリスクを無視して設定してしまう可能性があります。
運用益を上げようとばかり考えず、リスク管理するのもトラリピで利益を出すコツです。
個別サポートやセミナーを活用する
個別サポートやセミナーの有効活用も、トラリピで利益を出すコツです。
リスク管理や注文方法を為替のプロに直接相談できるので、初心者でも安心して運用を始められます。
初心者が自己流で運用すると、気づかないうちにリスクが大きくなる可能性があるので、質問できる環境があるのはとてもいい環境です。
上図は個別ミーティング申し込みの流れですが、申し込みフォームに入力するだけになっています。
個別相談は口座開設さえしていれば誰でも利用できるので、わからないことがあったら、事前に質問してみましょう。
トラリピで安定した利益を出す戦略5選
トラリピで安定した利益を出す戦略は次の5つです。
戦略5選
- 複数通貨ペアに分散する
- 狭いレンジの通貨ペアを選ぶ
- 発注前に公式のZOOM相談を利用する
- 30万円〜50万円程度から運用をスタートする
- スワップポイント重視の運用を避ける
初心者でも利益が出るコツを知って、コツコツ稼いでいきましょう。
複数通貨ペアに分散する
安定した利益を出す戦略として、真っ先に挙げられるのは複数通貨ペアへの分散です。
なぜなら1つの通貨ペアに依存すると予想外の動きをした時に対処できなくなるからです。
2022年はドル円が一方向に大きく動きましたが、1つの通貨ペアだけを運用していると、大きな動きでロスカットになってしまう可能性があります。
複数通貨ペアに分散することで、評価損の合計額を抑えたり、運用益が発生しやすい状態にできたりとメリットが多いです。
狭いレンジの通貨ペアを選ぶ
安定した利益を出す2つ目の戦略は、狭いレンジの通貨ペアを選ぶことです。
その理由は、狭いレンジで推移している通貨ペアは必要資金が減るからです。
通貨ペア | 為替の推移 |
米ドル/円 | 100円〜145円(レンジ45円) |
カナダドル/円 | 75円から110円(レンジ35円) |
上の表は2016年〜2022年8月の為替の推移ですが、カナダドル/円は米ドル/円よりレンジが狭いので、トラリピ向けの通貨ペアだと言えます。
発注前に公式のZOOM相談を利用する
発注前にZOOM相談を利用するのも安定した利益を出す戦略です。
なぜかと言うと、トラリピを知り尽くしている為替のプロに事前相談できるからです。
特に慣れない資産運用では、少しの値動きでも一喜一憂してしまい、メンタルをすり減らしてしまいます。
質問するのは勇気がいることですが、資産を守るためにZOOM相談を利用しましょう。
30万円〜50万円程度から運用をスタートする
30万円〜50万円程度の金額から運用をスタートするのも、安定して利益を出す戦略です。
その理由は少額でトラリピの長所と短所を経験してから、本格運用に移行できるからです。
運用前には耐えられると思っていたリスクも、いざ運用を始めると日々の値動きの大きさに驚く投資初心者は多くいます。
安定して利益を出したいなら、最初に30万円〜50万円程度で実際の値動きを経験してから、運用額を増やしていくのがおすすめです。
スワップポイント重視の運用を避ける
スワップポイント重視の運用を避けることで、安定した利益を出しやすくなります。
トラリピはコツコツと為替差益を積み重ねる投資で、スワップポイント重視の戦略とは異なるからです。
安定した先進国通貨ペアを選んで、レンジ相場で利益を積み上げるのがトラリピの基本的な運用です。
安定して利益を出したい場合は、スワップポイント重視の戦略を避けるようにしましょう。
トラリピ運用前に損失額をシミュレーションする方法
トラリピ運用前に最大損失額をシミュレーションしておきましょう。
事前にシミュレーションしておけば、自分が取れるリスクの範囲で運用を始められますよ。
注文を入力する
まずはトラリピ注文画面に移動します。
公式サイトの戦略を採用する場合は、自動的に発注画面に設定が表示される仕組みです。
まずはこの画面で発注して、注文が間違ってないかどうか確認します。
リスクを1クリックで試算する
発注画面にある「トラリピのリスクを試算」から、1クリックで試算できます。
クリックすると、次の画面に移動できるので、運用予定額を入力しましょう。
運用予定額は自由に入力できますが、今回は30万円にして、「試算する」をクリックすると、ロスカット見積額が−6万3,019円となりました。
運用予定額を変更すると、ロスカット見積額が変わるので、運用予定額に合わせてシミュレーションしてみてください。
大損を避けたい初心者がトラリピを簡単に始める方法
簡単な流れ
- 口座開設する
- 公式戦略でリスクが低い戦略を選ぶ
- 運用する
口座開設する
まずはトラリピを提供しているマネースクエアの口座開設が必要です。
口座開設することでZOOMの相談が受けられるようになり、公式サイトの戦略をより深く勉強できます。
公式サイトにアクセスした後は「FX個人口座開設」を選びます。
その後は、個人情報や会社情報を入力していきましょう。
資金の性格や投資目的は、この記事の方針でトラリピを始める場合、次のように入力します。
赤枠の投資経験のみ、過去の投資経験の応じて、変更してください。
あとは利用規約や同意事項などをチェックして、本人確認書類提出に進みましょう。
公式戦略でリスクが低い戦略を選ぶ
口座開設が完了すると、公式サイトの戦略リストが全て見られるようになります。
戦略リストは設定開始からのパフォーマンスやリスクで並べ替えられるので、とても便利です。
リスク低めの設定を運用したり、公式の設定を少しリスク低めにアレンジしたりして、戦略を決めます。
どうしたらいいかわからない場合は、オンラインセミナーやZOOM相談を利用するのがおすすめです。
運用する
設定が決まったら、発注して運用をスタートします。
公式戦略を採用する場合は、数回クリックするだけで設定が完了しますし、独自に設定する場合でもサポート機能がついています。
トラリピの仕組みを解説するスライドショーも見れるので、初心者でも無理なく発注できます。
最後は確認画面で注文を確認したら、トラリピ運用開始です。
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- 利益口座の割合91.9%!
- 充実した経済セミナーで戦略を練れる
公式おすすめのトラリピ世界戦略で簡単に自動売買を始められる。
ZOOMセミナーで売買戦略を相談できるので、FX初心者でも安心です。
まとめ トラリピはリスク管理すれば、大損を避け安定した利益が出せる
トラリピはリスク管理さえしっかりすれば、初心者でも安定した利益が出せる投資です。
そんなトラリピと大損を避けて、安定した利益を出す方法をおさらいしてみましょう。
- 狭いレンジの通貨ペア複数を運用する
- 最初は30万円〜50万円程度で運用をスタートする
- 余裕資金で運用する
- 公式戦略でリスクが低い戦略を選ぶ
- 発注前に公式のZOOM相談を利用する
どの投資にも当てはまりますが、大きなリターンを狙ったぶんだけ、大損の可能性も高まります。
トラリピでも大損の可能性はありますが、個別相談などのサポートがあり、公式から戦略が提示されているのは大きな強みです。
トラリピは投資前に質問したいことがある初心者や公式サイトの設定をそのままコピーしたい初心者にやさしい投資ですよ!