日常名言

 事件度の大小にかかわらず、
何かが自分に起こったごとにすぐ

格言をつくってしまう癖

が私にはある。

 これは、
もしかすると、職業柄なのかもしれないし、
あるいは、誰もが無意識に近い状態で普通にこなしている
一種のリセット作業なのかもしれないが、

いずれにせよ、公言してみれば
思わず紅潮してしまうくらいの

くだらない内容

が、おおよそであるのは間違いない。

 たとえば、今日
ふと思いついた格言は
こんな感じだ。

「代々木駅は意外と人が降りる」

 山手線で
渋谷駅から新宿駅
向かっていたときのことである。

 そのときの山手線の車内は
足の置き場を変えるのが
困難なくらいに混雑していた。

 電車が代々木駅に近づいたころ、

「あ〜あ、まだ一駅我慢しなきゃならないのか……」

と、私は心の中でため息をついていた。

 ところが、
代々木駅でドアが開くと、
あきらかに社内人口密度
1割ほどガクンと減ったのだ。

 新宿駅ではなく代々木駅で
総武線に乗り換える人が
ラッシュ時には少なからずいる

という事実を知ったのである。

 それ以上でも以下でもない格言。

 くだらなくはあっても
ちょっとした名言ではあるまいか?

あるまいな……。

PROFILE

山田ゴメス
山田ゴメス
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)
OL、学生、フリーター、キャバ嬢……1000人以上のナマの声からあぶり出された、オヤジらしく「モテる」話し方のマナーとコツを教えます

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