世界妖怪協会が認定する「怪遺産」のひとつ、徳島の「妖怪街道」をゆく


【左】伊予(現在の愛媛県)に伝わる怪鳥「波山(ばさん)」。1841年(天保12年)に刊行された日本の奇談集『絵本百物語』(えほんひゃくものがたり)に登場する。赤々とした鶏冠を持つ鳥で、口から同じく赤々とした炎を吐き出すという。(竹原春泉画『絵本百物語』より)
【右】「がしゃどくろ」は、戦死者や野垂れ死にした者など、埋葬されなかった死者達の骸骨や怨念が集まって巨大な骸骨の姿になったとされる。(境港市水木しげるロードに設置されているがしゃどくろのブロンズ像)