俺の夜
あの夜に戻りたい! マイベスト夜、発表
スパ じゃあ、そろそろ各々のマイ・ベスト夜を聞かせてください。
テポ そうだな……、「仙台の夜」かな。まず、紹介したキャバ嬢が今までで一番かわいかった。やっぱり女のコがスレてないんだよな、地方は。あと、撮影後に仙台駅周辺で「あ、テポドンだ!」と声を掛けられた。連載の知名度もけっこうあるみたいで嬉しかったね。
スギ 僕は最初にやった「チークダンスを踊れる店」です。チークのお店って、そこでは女のコを口説くことの着地点が、アフターとかじゃなく、ラストダンスを一緒に踊れるかどうかなんだ。それが”アガリ”なんだよね。あれからプライベートで3回くらい行ってるけど、お気に入りのコがほかの客と踊っていると悔しいのなんのって。逆に俺が踊ってるとそいつがギリギリこっちを睨みつけたり。そういうドラマがあるんだよ。
テキ 僕は「婚活キャバクラ」ですね。キャストと客の結婚率が高い店なんだけど、最近、「あの後も2組結婚しました」って店長に言われて、それが誌面に登場したコだったという。感慨深いですよ。
苫米 そりゃすごいわ。俺は「女体盛りの店」が忘れられん。実は写真は載せられなかったんだけど、準備中はカーテン閉められて、その裏でゴソゴソ食材を載せてるんだけど、シルエットが妙にヤラシイんだよ。むしろそれに興奮した。
テキ あ、そういえばナカソネ(世界一の美女を探して海外放浪中)の分はどうするの?
スパ ナカソネ先輩には事前に、国際電話で聞いておきました。「俺が旅に出るきっかけを与えてくれた『土佐のルーマニア美女』に、今すぐ会いたい」だそうです。
全員 ホームシックか?
撮影/山川修一(本誌)
裏話盛りだくさん! 連載100回記念。
精鋭記者が「マイ・ベスト夜」を発表!
読者にさまざまな夜遊び術を指南し続けた俺の夜も、ついに連載100回目。それを記念し、今回は精鋭記者5人が集まり、「マイ・ベスト夜」を語り合うこととなった。メンバー内では新米のスパムを進行役に、裏話も次々と……。
スパム(以下スパ) 皆さん、振り返ってみてどうですか?
テポドン(以下テポ) 思い返してみると、いろんな所に行ったもんだ。でも、俺の1回目って昼キャバだったんだよ。「俺の夜」なのに、いきなり夜じゃねえし(笑)。
テキサス(以下テキ) まあ、遊び方がおもしろければOKでしょ。でも、2年もやってると、つぶれちゃった店もチラホラありますね。
苫米地(以下苫米) 俺が連載初期に行った、歌舞伎町の「こたつキャバクラ」はもうないみたい。
スギナミ(以下スギ) 立川の「ニップレスバー」も。寂しい限りだ。
テキ でも、たまにお店からのいい反響もありません?
テポ 神田のガールズバーは「SPA!見た」って客がすげー来たらしくて、店長から電話かかってきたよ。昼は普通の仕事やってる素人ばかりを集めた店なんだけど、俺が「昼間の職業を聞いたらいいんじゃないか」って書いたら、来る客来る客みんなそのとおり「昼間何やってんの?」って聞くらしい。
苫米 直接の反響じゃないけど、歌舞伎町のキャバクラ「ナースコール」には俺の掲載誌面が「SPA!に出ました」って貼ってあるよ。歌舞伎町のど真ん中だし、歩きづらいからやめてくれと(笑)。
スパ ちなみに、今だから話せる裏話とかあります?
スギ 実は「土下座すればヤラせてくれるキャバ」とかもあったけど、それは書けないからね。そういうのは、横の”一行情報”で。
テキ T線沿いのキャバクラも、実はVIP席に行くとヌいてくれるんですよ。「載せていい」って聞いたけど、「それはさすがに」って店長に言われて、こっちも「そうですよね~」と、なりました(笑)。
苫米 リサーチだけして掲載はやめたとこはあったな。王様ゲームキャバクラに行ったんだけど、「王様以外は全員女のコに1杯おごる」とかを連発されてさ。王様ゲームの名を語ったボッタクリだよ。読者には「王様ゲームキャバには気をつけろ!」と言いたい
【撮影協力/つるべ】
電:03-3431-0408
撮影/山川修一(本誌)
オレンジの電車に乗ること3分、お隣の荻窪駅前には昭和の薫りを色濃く残す商店街がある。その一角、スナックが立ち並ぶ地下に目指す店「SPARK」があった。「いらっしゃいませ~!」。駆け寄るように出てきたホットパンツ姿の女のコに鼻の下を伸ばしていると、嫌でも目に入る上半身裸の女性のオブジェ。こっちは乳か!?
「よーく見るとカウンターもオッパイの形になっているんですよ」
と少々恥ずかしげに語るのはハルカちゃん。たしかに真ん中が窪み、2つの山のようにカウンターが形成されていた。そのカウンター内にあるお立ち台では女のコ2人がタテノリ。豊満な胸を揺らせてカラオケを熱唱中だ。思わぬ”間接攻撃”に目を細める我々。近所の商店のご主人と思われるご同輩もそんな女のコに手拍子と声援を送っている。
「ここは内装は派手ですけど、地域密着型なんです。値段も安いから、近所の人がふらっと来て気軽に飲めるところなんですよ」
と店長氏も言う通り、お客も女のコもアットホームな雰囲気。聞けばこちらもお値段は1時間2000円と「中央線価格」の王道を行く。外見はカオスでも中身は庶民派、女のコも沿線在住のコが多く人なつっこい。これこそが俺が憧れた中央線文化なんだろう。
店内のいたるところに「オッパイ」が。女のコがカウンター内の台に乗ってダンサブルに歌う「お立ち台カラオケ」が名物。常に6~7人が元気に接客してくれる
【SPARK】
住:東京都杉並区上荻1-5-3 山荿ビルB1
電:03-3393-4538
営:19時~翌4時
休:日・祝
料:2000円(60分・オールタイム)。延長500円(15分)。
フード&ドリンク500円~。ボトルキープも可能(焼酎3か月、ウィスキー6か月)
協力/O氏(夜遊びガイド)
撮影/渡辺秀之
新着記事
- 小粋な女将が営む落語を楽しめる秋葉原の小料理屋
- まるで王様気分!グラドルたちとジャグジーで乾杯
- 歌舞伎町で会える!元アイドルが見つけた「第二の人生」に密着
- アキバと上野のいいとこ取り?最注目の街、湯島の夜
- “歌って踊れる呑兵衛”ミスSPA!グランプリと新宿歌舞伎町でサシ飲み
バックナンバー
- 一~十夜
- 七十一~八十夜
- 三十一~四十夜
- 三百一夜~
- 三百七十一夜~
- 三百九十一夜~
- 三百二十一夜~
- 三百八十一夜~
- 三百六十一夜~
- 三百十夜~
- 三百四十一夜~
- 九十一~百夜
- 二十一~三十夜
- 二百一夜~
- 二百七十一夜~
- 二百三十一夜~
- 二百九十一夜~
- 二百二十一夜~
- 二百五十一夜~
- 二百八十一夜~
- 二百六十一夜~
- 二百十一夜~
- 二百四十一夜~
- 五十一~六十夜
- 五百一夜~
- 五百三十一夜~
- 五百二十一夜~
- 五百五
- 五百五十一夜~
- 五百六十一夜~
- 五百十一夜~
- 五百四十一夜~
- 八十一~九十夜
- 六十一~七十夜
- 十一~二十夜
- 四十一~五十夜
- 四百一夜~
- 四百三十一夜~
- 四百九十一夜~
- 四百二十一夜~
- 四百五十一夜~
- 四百八十一夜~
- 四百六十一夜~
- 四百十一夜~
- 四百四十一夜~
- 百一~百十夜
- 百七十一夜~
- 百三十一夜~
- 百九十一夜~
- 百二十一夜~
- 百五十一夜~
- 百八十一夜~
- 百六十一屋~
- 百四十一夜~
- 第四百七十一~