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俺の夜

第八十五夜【前編】

芸人 vs 精鋭記者
プロのトーク術はキャバクラでも通用するのか?

◆キャバクラガチ対決 六本木死闘編 前編
東京03 vs 俺の夜

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 ネタ番組の隆盛から始まり、漫才、コント、ピン芸らの腕を競い合う各種お笑いコンテストの設立に至るまで、お笑いブームは息の長い盛り上がりを続けている。練りこまれた芸の巧みさはもちろん、バラエティ番組で見せるアドリブの話術も、人気の一因となっている……ようだが、一点だけ疑問が残る。すなわち、「お笑い芸人は、夜遊びの話術も素人より優れているのか?」という点だ。

 早速、西新宿の安スナックで緊急会議が始まった。メンバーはテポドン、苫米地、スギナミの3記者。「夜の街では芸人よりも俺らのほうが先輩!」、「いやいや、結局、最後にモノをいうのはプロの話術だろう」。白熱の議論は朝まで続いたが、答えは出ない。やはり、ここは論より証拠。同じ店、キャバ嬢を相手に芸人たちとやり合えば、白黒はつくはずなのだ。早速、オファーを出すことに。対戦相手は、6月から始まったケータイ専用放送局BeeTVの番組『夜の帝王学』のナビゲーターを務める、コント王・東京03である。

映像で愉しむ”男の夜の教科書”
『夜の帝王学』毎週水曜日、BeeTVで配信中。

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高級クラブ、ガールズバーで「女にモテる」、「女をオトす」、「女とヤレる」テクニックを公開する『夜の帝王学』は、BeeTVで配信中。「キングオブコント2009」で優勝した東京03の実践コントのほかに、人気キャストの実録インタビューや知らなきゃ損する「用語講座」など、盛りだくさんの内容。同じくBeeTVで毎週土曜日に配信している「絶対に浮気がバレない最強テクニック」と併せて、”男の夜の教科書”として要チェックだ。

■アクセス方法 iチャネル>BeeTV または iメニュー>動画>BeeTV 月額315円(税込み)で全番組見放題

運営:エイベックス通信放送 (C)BeeTV

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対決をジャッジしてくれるのは、六本木「R」の美人キャバ嬢3人
(写真左から)愛原蛍ちゃん、山上紗和ちゃん、和泉こたろうちゃん

撮影/渡辺秀之

第八十六夜【後編】

一向に弾まぬ会話 玉砕覚悟の芸が炸裂

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 入れ替わりで席に着くと、嬢たちはすでにイイ感じであたたまっており、一手間省けた分こちらは有利。こりゃ楽勝っすね!ってなノリで、バトルスタートです。

 まずはスギナミがスナックで培ったねっとりトークで和泉ちゃんを攻めながら、ドリンクを勧めて懐の深さをアピール。

スギナミ「テポドンが飼ってる猫の名前もこたろうって言うんだよ」

和泉「マジで~。じゃあ、こっちのウチにも見に行かなきゃね」

テポドン「大丈夫、その必要はないね。俺の小猫ちゃんはココにいるぜぇ~い!」

 と、チャックに手をかけたところで、東京03が乱入。

東京03「おいおい! やりすぎだぞ、コノヤロー!」

 だが気がつけば、即興コントなどの持ちネタがない我々は、もはや特攻するほかなかったのである。その後もいまいち会話の歯車が噛み合わず、苫米地渾身のツルピカ芸で総員玉砕して終了。

 そして、迎えた判定だが、せめて1人くらいは……という願いも虚しく3人が挙げた札には無情の「東京03」の文字。

「芸人さんだから、やっぱり話が面白かった!」

紗和「会話に優しさがあって、話しやすかった」

 と、2人は会話の質を重視。やはりプロとの差を見せつけられた格好である。では、一番飛ばしていた和泉ちゃんが東京03を選んだ理由はというと……。

和泉「下ネタに愛があった」

 愛か……。確かに、我々に一番足りないものだな。完敗!

【後行】 俺の夜チームの攻撃!

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1.乾杯の時点で、3人の嬢はすでにあったまって
すんなり会話に入っていけたというアドバンテージを活用しきれていれば……後悔!

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2.普段の姿からは想像もできない、舐める
ようなトークで攻めるスギナミだが、健闘虚しく……

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3.体を張ったテポドンの一撃に一同息を呑んだが、すかさず待った!の声。
数秒の差で小猫ちゃんは檻の中から脱走できず

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4.苫米地渾身のハゲネタも空振りに終わる。
「一瞬ウケたんだが長くなかったな」とは苫米地敗戦の弁

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たとえ負けるとわかっていても、男にはやらねばならぬ戦いがある。
でも、まさか全敗とはねぇ……

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素直に負けを認めるとすぐさま土下座して
しまうのは、エロ本編集者時代の悪い癖。
真心こめて久方ぶりの土下座で東京03
の雄姿を讃えたのであった

撮影/渡辺秀之

第八十四夜【前編】

スーツナンパの成功率高し!
“ちょい大人”なクラブが今、熱い

【担当記者:スパム】

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「グルジアで世界一の美女を探してくるぜよ!」

 そう言い残して機上の人となったナカソネ先輩の後を継ぎ「俺の夜」に加入することになりました、俺、スパムっす!

 思い返せば、ナカソネ先輩とはよく六本木のクラブでナンパをしたもの。しかし、終盤では小娘ギャルから「オッサン、カラオケでSMAPでも歌ってれば?」と言われるような苦戦ぶり。逆風に耐えかねたナカソネ先輩は、旅に出たというわけです……。

 そうして残された僕。小さくなる機影を涙で見送り……なんてことはなく、「ようやく単独行動ができる!」と、むしろ胸のすく思いなわけです。というわけで、記念すべき独立1回目は、やたらと金髪美女好きだったナカソネには教えなかった”スレてない女”が集うクラブを紹介しますヨ!

会社帰りのOLをスーツで攻略!

 やってきたのは日比谷駅。A5出口へ向かうと、駅構内とは不釣り合いな重低音をキャッチ。ここ「club Diana」は、駅直結というなんとも珍しいクラブなんです。時刻は22時。この日もスーツ姿の男性や丸の内OLらしき人たちがゾロゾロと向かっていくように、今、日比谷や銀座で、”仕事帰りにちょっと寄れる”クラブが復活しているんです。

 クラブ内はテーブル席が多くビュッフェも食べられたりと、渋谷・六本木とはちょっと違う様子。年齢層は20代半ばから30代で、もちろんサングラスの悪羅悪羅系(オラオラ)などは皆無です。そこに流れるダフトパンクの「one more time」など、”誰でもノレる”メジャーなダンスナンバー。この落ち着いた雰囲気が、クラブ慣れしていない”スレていないコ”を惹きつけるってワケなんですよ。 

 ギャル好きのスパムとしては少々もの足りなさも感じますが、ともあれ早速、ナンパ開始っス!

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約1000人収容のメインフロアは2階分を吹き抜けに
した造り。日比谷駅から直行でき、中にはビュッフェも
(費用は別途必要。水~土曜は20時までに入店で食
べ放題。数量に限りあり)

撮影/渡辺秀之

第八十四夜【後編】

【担当記者:スパム】  狙いを定め、声をかけたのは「会社帰りにふらっと来た」というリサちゃん(28歳)。彼女は週2でここへ来る常連さんで、いわく「やっぱりスーツの男のほうがいいよ。会社で見慣れてるから安心するし、若い男の […]

第八十三夜【後編】

【担当記者:苫米地】  六本木交差点に近いビル。重厚なドアを開けると、キャバクラというよりはクラブといった風情の店内。ただ客席の真ん中にある寝台が他とは違う何かを感じさせる。各テーブルには「女体盛りの楽しみ方」なる但し書 […]

第八十三夜【前編】

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第八十ニ夜【前編】

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第八十ニ夜【後編】

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第八十一夜【後編】

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第八十一夜【前編】

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