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俺の夜

第十七夜 【前編】

キャバ嬢の心理を見抜く顔相占いで
口説きやすい女を即座に見極めろ!

【担当記者:テキサス】

 新年の願掛けを込めて人生初の7万円高級デリヘルを呼び、愛を育むことに失敗した、テキサスです。

 やっぱり疑似恋愛とは言われていても、大きな可能性を秘めたキャバクラが最高! ということで、今回のテーマは「愛を育めるキャバ嬢の見分け方」を研究したい。

 心理学の分野には「メラビアンの法則」というのがあるが、会話で相手に与える印象の影響は言語情報が7%、聴覚情報が38%、そして、見た目などの視覚情報が55%と言われている。

 キャバ嬢に置き換えれば、お仕事的要素が強いため、聴覚情報は一切アテにならない。そこで、テキサスの方程式により、濃いめのメイク(5%)を差し引き、ある法則が導き出された。

 それは「口説きやすいキャバ嬢は見た目が5割!」である。

 しかし、具体的に見た目をどう判断すればいいのか? それはズバリ”顔相”だ。こればかりは、濃いめのメイクで変えられない。

■顔相占いのコツを知れば女性にモテる

「顔相にはその人の生き方や性格、心理が滲み出ます。手相と同じで日々変化するものなのです」とは、顔相占い師として人気の新堂未來氏。そこで、テキサスがお気に入りの新宿歌舞伎町『レジェント』のキャバ嬢3人の顔相を占ってもらった。

【クラブ「レジェンド」】

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在籍人数60人を擁する人気店。
住:新宿区歌舞伎町1-9-5 三経61ビルB2
電:03-3200-3770
営:19:00~LAST

http://club-regend.com

【新堂未來氏】

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恋愛と性愛が専門の恋愛数秘術家。
オリジナル占術は「数愛占術」。
顔相占いも得意とし、メイクアドバイスも
行い、女性からも広く支持を集める。

【公式ブログ】
http://blog.livedoor.jp/kingyo193/

撮影/足達倫弘

第十三夜 【前編】

ナイト社会学!
キャバクラ嬢になりたがる女性急増の理由とは?

【担当記者:テキサス】

 入店間もない新人キャストにもドリンクを注文し、場内指名をかける。キャバ嬢に優しい男、テキサスです。そうすることで、新人のうちからキャバ嬢のハートをワシ掴みにして口説き落とす……ってのがテキサスの常套テクだったわけだが、近頃新人キャバ嬢が増えていると感じるのは気のせいか? 私、テキサスの財布が泣いています。

 そんな折、書店で1冊の書名に目が留まる。

『女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?』

 著者は『下流社会』で知られる消費社会研究家の三浦展氏で「15~22歳の約2割がキャバクラ嬢になりたい」との驚くべき調査結果が出たという。そこで、今回はちょっと趣向を変えて真面目に夜の社会学について学んでいきたい!

■急増するキャバ嬢が示す男たちへの幻

「なりたい職業」を調査したところ、キャバクラ嬢は59の選択肢の中で12位。”水商売”に抵抗感があった時代は、終焉を迎えたと言える。三浦氏は「このキャバクラ嬢になりたい若い女性が急増している原因のひとつに、メディアの影響がある」と語る。続けて話す。

「昨年、都内のキャバクラ店を取材したところ、面接に来た内の3割が夜の銀座を舞台としたテレビドラマ『女帝』の影響を受けていたと言っていました。私が中高生の頃なら、深夜番組にしか登場しなかった夜の住人たちが今では真っ昼間からゴールデンタイムのテレビ番組にまで普通に登場していますからねぇ」

 たしかに、言われてみればそうだ。元AV女優にオカマなど、かつては日陰の存在だった人たちがテレビに登場するこのご時世。キャバ嬢に眉を顰める若い女性は少ない。

 それどころか、ファッションや音楽でも時代をリードする存在だ。歌手の倖田來未がイベントで銀座の一日ママをやったり、この出版不況のなか、キャバ嬢の教科書とも言われるファッション誌『小悪魔ageha(アゲハ)』は部数を伸ばし続けていたりする。

 さらに、三浦氏の調査では「キャバ嬢になりたい女性は学歴が低く、家が貧しい傾向にある」が、キャバ嬢は日陰の存在ではないという意外な結果が出ている。テキサスが指名してきたキャバ嬢たちを見ても、街のスカウトではなく、ケータイの求人サイトなどで入店するコが増え、”気軽さ”が蔓延している。

「昔は何で働いているの? と言える雰囲気ではなかったけど、今はそんな後ろめたさがない。留学や資格取得のお金を得るために働くなど、昔と違い手段として働いている印象を受ける」(三浦氏)

 新宿・歌舞伎町――。テキサスが遊び馴れたこの街で働く『レビュー』のキャバ嬢たちに、そのキッカケを聞いてみた。

★勉強嫌い職業トップ10
1位:パチンコ屋の店員・店長 63.4%
2位:ネイルアーティスト 60.3%
3位:美容師 60.0%
4位:ペットトリマー 59.8%
5位:キャバクラ嬢・ホステス 58.0%
6位:飲食店の店員・店長 67.1%
7位:エステティシャン 57.0%
8位:ラーメン店の店員・店長 56.5%
9位:ブティックの店員・店長 56.4%
10位:保育士、福祉関係看護師 56.0%

なりたい職業別に「勉強嫌い」の割合をみると、
全体でも平均55.4%とキャバ嬢と大差ない。
それだけ普通のコがキャバ嬢になりたいと
思っている(三浦氏の著書より)

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【三浦 展氏】
’58年生まれ。マーケティング活動を行う傍ら、格差・家族・若者などを研究。
最新刊に『女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?』(光文社新書)

第十三夜 【後編】

【担当記者:テキサス】

 新宿・歌舞伎町――。テキサスが遊び馴れたこの街で働く『レビュー』のキャバ嬢たちに、そのキッカケを聞いてみた。

「学生の頃にテレビでキャバクラの世界を見て憧れた」(結愛ちゃん)。「人と話をしたり、お酒を飲むのが好きなの」(舞音ちゃん)。「女として最高に輝ける場所だから」(なつみちゃん)など、後ろめたい気持ちは微塵も感じられない。

 ただし、そうした表向きの理由だけではないのも事実。キャバ嬢の中には「昼の仕事だけではやっていけないから」という理由を挙げるコも多い。

「キャバ嬢になりたい女性が増えた一番の原因は、’90年代のバブル崩壊による社会と価値観の変化でしょう。雇用環境が悪化した結果、女性の中には男に頼らず、自分の力で稼がないといけないという意識が生まれたんです」(三浦氏)

 男性ですら正社員になれないどころか、リストラの対象になっている。終身雇用が崩壊し、計画的な人生設計を立てるのも難しい。

 最後に三浦氏はこうつけ加えた。

「キャバ嬢の増加は、裏を返せば『男はもう必要ない。女性の力で生きていく』というメッセージなのかもしれません」

 だが、男性は必要なくとも客ナシではどうにもならない。急増するキャバ嬢に「テキサスよ、もっとキャバクラに行って助けてやれよ!」と言われている気がした。

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右:舞音(まお)ちゃん
23歳。キャバクラ歴約1年。
「昼間はときどき、専門学校時代の知り合いの関係で、デザインの仕事を
手伝っているけど、それだけでは生活が苦しいからキャバ嬢を始めました」

左:結愛(ゆめ)ちゃん
20歳。キャバクラ歴5か月。
「先のことはまだ考えていないけど、23歳ぐらいまではキャバ嬢を続けたいかな。
東京もキャバクラも昔から憧れていました」

中:なつみちゃん
26歳。キャバクラ歴約5年。
「銀座のクラブやスナックで働いた経験もあるけど、夜の仕事は私の天職。
女のコが輝ける場所はここしかない。10年後には、銀座のママになりたいです」

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Executive Salon『revju(レヴュー)』
キャバクラ激戦区・歌舞伎町の人気店。
60人以上の美人キャストが在籍し、VIPルームもあり。
住:新宿区歌舞伎町2-10-7 ダイヤモンドビルB2
TEL:03-5155-9577
営:19:30~LAST

http://club-revue.com/

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