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俺の夜

第三十夜【後編】

【担当記者:苫米地】

美女たちが華麗に舞い、観客は興奮のるつぼに

 ヘルプで来た女のコとさらに盛り上がっていると、突然店内が暗転。大音量で坂本冬美の「アジアの海賊」が流れる。中村あゆみ作詞作曲の演歌ロックだ。大漁旗とともに法被姿のダンサーが登場。威勢良く、かつ一糸乱れぬ踊りが炸裂する。

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意表を突いたオープニングに驚く俺。さっきまで横にいた朋ちゃんが、ねじりハチマキ&セクシーな法被で舞い踊る姿にさらに興奮。O氏はやおら立ち上がり「彩ちゃ~ん!」と大声援。すると今度は一転、ミニスカマリンルックの女のコが可愛いダンスを披露。朋ちゃんも再登場、照明に映えるナマ脚が美しい。するとセクシーな海賊が現れ、あっという間に朋ちゃんを縄で「囚われの身」に。隣に付いたヘルプのコからは同時にショーの”解説”も聞け、ストーリーを理解しつつ楽しめる。

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 お次は青いドレスの”水の精”。バレエの振り付けで波を表現している。なんと。わずか30分ほどのショーで5~6回の早着替えをするそうだ。

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 ラストはセクシーなサンバの衣装で真打ち登場。「彩ちゃ~ん!!」O氏のテンションは最高潮。俺も負けじと立ち上がり「朋ちゃ~ん!!」とエールを送る。誕生月ということでメインを張る彩ちゃんを囲み、エンディング。場内は拍手喝采、総立ちだ。

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 キャバクラを遙かに超えたレベルのショーに感動。こんなに楽しめて1万円ちょっと。エンターテイメントはかくあるべしということを実感した夜だった。

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CLUB 蘭○(らんまる)
住:東京都新宿区歌舞伎町2-13-6 メトロプラザビル1・1F
電:03-3209-8925
営:19時~ラスト
料:6000円~(60分/税サ別・以下同)、指名料3000円
http://www.nightstyle.jp/ranmaru/

協力/O氏(夜遊びガイド)
撮影/桜井健司

第二十九夜【後編】

【担当記者:テキサス】

花街遊びを手軽に体験できる”芸妓ガールズバー”

 粋な世界は覗いてみたくても、いきなりの芸者遊びは敷居が高い。そう思っている人にオススメなのが、向島の花街に点在する”芸妓ガールズバー”だ。そのひとつ「美なと」は、小料理屋のような店構えだが、現役の芸妓さんがカウンター越しにお酒の相手をしてくれる。こうしたお店は向島の老舗料亭が直営しているため、スタッフはママからキャストまで、料亭所属で日夜稽古を積んでいる正真正銘の芸妓さんばかり。女性が足りないときは、向かいの料亭から芸妓を派遣することもあるのだとか。お座敷に上がるのは金銭的に難しい人は、まず”芸妓ガールズバー”で楽しんでみては?

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「美なと」
東京都墨田区向島5-22-50
TEL:03-3622-3399
営:18時~翌1時 休:日祝
料:1万5000円(90分制)、ボトル5000円~。
美人ママの小街さん(写真)いわく「初めての方は早い時間帯に
来るのがオススメです」とのこと

【知っておきたい粋な花街言葉集】

★千社札(せんじゃふだ)
芸妓が渡す名刺のこと。もともとは神社仏閣をお参りしたときに貼るための名前の入った札だが、名刺代わりに使用している。これがあれば、次回から指名もできる

★おすもじ
寿司の意。『し』の音が忌み嫌われることから言い換えられたとか。同じ理由から醤油、塩のことをそれぞれ『むらさき』『波の花』と呼ぶ。ちなみに、お寿司を手土産にして渡すと芸妓さんに喜ばれる

★お供(おとも)
タクシーのこと。用例としては帰り際に『そろそろお供を呼んでおくれ』と頼むと、かなり粋。さらに、上級者の中は『乳母車(うばぐるま)』と呼ぶ人もいるとか

撮影/足達倫弘

第三十夜【前編】

キャバを凌駕するセクシーダンスショーにとろける夜

【担当記者:苫米地】

 ことの発端はいつもの”極悪”案内人、O氏からの電話であった。

「ショータイムがあるキャバクラに行ってみません? ちょっとセクシーな踊りなんかやっていて、結構盛り上がっているみたいです」

 ショータイムがあるキャバ。一時期この連載メンバーである、テポドンとともに二丁目の「オカマショーパブ」には通ったことがあるが(注:風貌から勘違いされることもありますが、俺はそっちのケがある訳でもなく、テポドンとハッテンしている訳でもありません)、キャバのショーは初めてだ。

 聞けば、かなりのレベルのダンスショーが見られるということ。期待を胸に歌舞伎町に向かった。

隣にいたあのコが見事なダンスを披露

 20時。店は、高級キャバクラが居並ぶ「区役所通り」の最深部、バッティングセンターの真向かいにある。広々とした入口、外観からして「高級店」の様相だ。ボーイさんの丁寧な接客は、沿線キャバに慣れた俺には面はゆく感じる。O氏は右手を軽く挙げ、堂々とした立ち振る舞い。さすが案内人、手慣れたものである。

 細く長い廊下を進むと突然視界が開け、大きなフロアーが。円形のステージを取り囲むようにして低く、重厚感のあるソファーが並んでいる。キャバクラにしては早い時間だというのに、すでにお客さんでギッシリ。ショーへの期待感と熱気で溢れている。

 席につき、ファーストドリンクを注文すると、さっそく女のコの登場だ。

「こんばんは~。よろしくおねがいします」俺の横に座ったのは、朋ちゃん。色白で朗らかな美人だ。鼻の下を伸ばす俺にO氏が耳打ちする。

「この店ナンバーワンの朋ちゃんをブッキングしましたよ!」

 さすがO氏。下交渉も抜かりない。さっそく乾杯。O氏の横の彩ちゃん曰く2人ともショーに出演する「ショーメンバー」だとか。総勢60人ほどのキャストのうちショーに出るのは9人ほど。精鋭中の精鋭のようだ。ショーは月替わりで、今回のテーマは「海」だという。浦安の某テーマパークのショーのようなものだろうか? 話が盛り上がったところで2人は退席。手を握って離さないO氏の粗相かと思いきや、ショーの準備のためのようでひと安心。

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今回我々のお相手してくれたのは、ナンバーワンの桐島朋ちゃん
(右)T153 B83 W59 H84
誕生月でショーのメインキャストを務めた澤村彩ちゃん
(左)T156 B82 W60 H85

協力/O氏(夜遊びガイド)
撮影/桜井健司

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