【インタビュー】藤田貴大(劇作家、演出家)

僕にはおっさんたちよりも時間と可能性がある 今年3月、26歳の若さにして岸田戯曲賞を受賞した藤田貴大。主宰する演劇団体「マームとジプシー」の活動を開始してわずか4年という快挙であるが、本人は小学3年生でクラスメイトと「劇団」を立ち上げたのを皮切りに、市民劇団、高校演劇、大学で演劇を専攻、そして自らの団体立ち上げ……と演劇一色の青春を送ってきた。“純枠培養の演劇人”とも言える彼に、受賞後の心境を聞いたとろこ、次々と若者らしい威勢のいい言葉が飛び出してきた。
  • 表紙の人/

    桜田ひより
2012.04.16