いざ、郊外へ。柏の女海賊と過ごす酒池肉林の夜

「都内は最近“お行儀”が良くなっていますね、これも東京五輪の影響なんでしょうか……」。

 夜遊びガイドのO氏はため息をつく。都内の盛り場を巡っていても、インバウンドの外国人が押し寄せる六本木や歌舞伎町は人いきれがするほどだが、日本人には少々肩身が狭い。客引きに対する風当たりも強くなったせいか、こと夜遊びの街の活気は失われたように感じるのだ。そんなO氏と俺は都内の盛り場にいったん見切りをつけ、郊外へと出ることにした。

 今回訪れたのは「東の渋谷」と呼ばれる柏。都心からわずか30分のアウトバウンドである。

「実はやんちゃなお店が多いのが柏。さすが若者の街だけあって、女のコの質もいいんです」

 鼻を膨らませたO氏が指さしたのは、都内では絶滅危惧種の“いかにも”という雑居ビル。客引きのお兄さんたちが実に気さくに声を掛けてくる。そこで目に留まったのが現在5作目が上映中の某有名海賊映画に似た看板だ。「最強ランパブ」との堂々たる煽りがなければ、見紛うほどだ。こうしたオマージュは都内では失われており、思わず頬が緩んでしまう。

女海賊たちが取り仕切る美酒佳肴の難破船

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏

左からあきほ、ゆり、せら、らら、らん、りこ、エレナのセクシー女海賊。撮影のため、マスクを使用しているが、驚くほどの美人が多い。素顔は実際にお店で確かめてほしい

 重々しい木製のドアを開けると、勇ましいあの海賊映画のテーマソングが。洞窟のような店内、ところどころにドクロや難破船を模したモチーフがあり、驚くほど凝った意匠は舞浜の遊園地にあってもおかしくない。

 船員の格好をした男性店員に導かれ、洞窟の席へ。「女海賊が今すぐ参ります」と言い残し去っていった刹那、暗闇から現れたのはランジェリー姿の女のコたち。

 「ドリンク作りますね~」と言うと天井から吊り下げられたボトルに背伸びをして酒を注ぐ。

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏

ドリンクサーバーの近くの席に陣取れば、次から次へと美尻が現れる。飲み放題なので、ついつい杯を重ねがちだ

 「オオ!」思わず声を出すO氏と俺。暗闇にひときわ光る美尻、思わず手を伸ばそうとすると「タッチはダメ~」とたしなめられた。

 ドリンクも揃い皆で乾杯。するとすかさず、脚を絡ませてちょっかいを出してくる女海賊。

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏

ノリのいい女海賊たちの前では、自分をさらけ出すのが一番。都内とはひと味違った、やんちゃなトークやゲームは、もちろん無礼講で楽しみたい

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏「海賊船に迷い込んだお客さんは私たちのなすがままなの」

 いたずらっぽく微笑むと、なぜか始まった「乳首当てゲーム」。海賊の“パイオーツ”を凝視し、真剣にその場所を指し示す俺。タッチはご法度だが、ギリギリまでの接近遭遇はOK。海賊の攻撃を甘んじて受けると、しまいにはシャツを脱がされそうになる。

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏「パンツさえ脱がなきゃ大丈夫だがら~(笑)」となんと訛る海賊。聞けば、海賊たちは隣県の茨城・土浦付近から国道6号線を南下してやってきているそう。朝ドラ『ひよっこ』さながらのネイティブな茨城弁に今度は萌えてしまうのだ。

 場内は暗転。やはり少し訛った男性店員のアナウンスでダンスタイムが始まると、フロアは下着姿の海賊で埋め尽くされた……。

 郊外ならではのおおらかな夜遊び。終電は忘れて満喫したい。

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏【クイーンオブパイレーツカリビアン 柏】
住:千葉県柏市柏4-6-3 21世紀第2ビルB1
電:04-7128-7456
営:21時~ラスト
休:日
料:5500円~(2名様以上。50分・飲み放題付き。指名料無料、キャストドリンク無料、税・サなし)
●土浦には同コンセプトの本店アリ

クイーンオブパイレーツカリビアン 柏協力/O氏(夜遊びガイド)撮影/渡辺秀之

苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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