エロ本出版社時代は、さまざまな夜の店を取材してきたが、ヌキを封印された本稿でも下半身が滾る遊びはできないものか――思案していると、こんなLINEが届いた。
「静岡に面白い店があるらしいんですよ。Tバックの美女たちのショータイムが……。ぜひ真相を確かめに行ってくれませんか?」
ワルヂエ氏からだ。かつて本企画を担当していた精鋭記者のひとり。地方都市のホットスポット発掘をライフワークにしている。
都内でもキャストがTバックの店は少なくないが、それ以上のパフォーマンスがあるのであれば、実際に足を運んでみる価値がありそうだ。また、地方出張の楽しみといえば、現地ならではのグルメである。ついでに静岡名物のおでんが食べたい(笑)。
そんなワケで後日、新幹線に乗って静岡へと向かった。
スカイタウンの店が「まじアツい」の声
静岡駅周辺の繁華街といえば、両替町だ。まずは、おでん屋や居酒屋をハシゴしながら聞き込み調査を開始した。近くの席に座っていたサラリーマンなどにうかがってみると、だれもが「スカイタウン(ビル)の店がまじアツいですよ」と声を揃えて言う。もう我慢できない。さっそく、巷で話題のキャバクラ「ロッソ・ロゼリア」に突入してみた。
「いらっしゃいませ~!」
東海道の慰安所!? 限界ギリギリ桃尻娘たちの饗宴!
赤を基調にしたラグジュアリーな店内に嬌声が響く。目の前にはシャンデリアが輝いている。だが、それ以上に眩しいのがTバックの美女たちだ。店内を見渡してみると、新鮮な桃尻が豊作。席についてくれたのは、玲奈さん、恭子さん、ゆうさんの3人。 彼女たちのナイスバディを酒の肴に乾杯。実は僕、エロ本で働いていた頃は、大のア●ル好きが高じて“コーモン王子”というペンネームで活動していた。ドン引きされると思いきや、「エロ~い。でも、下ネタも大好きですよ!」と恭子さん。詳細は割愛するが、当時のろくでもない武勇伝をヒートアップさせる。しばらくすると、店内の照明が薄暗く切り替わった。そして、ズンドコ系のBGMが流れ、「ギンギラタイムのお時間がやってまいりました~」とのマイクパフォーマンスが。玲奈さんが小声で「仰向けになって寝てくださいね」と耳打ちする。何が起こるかわからないショータイムを体感せよ!
果たして、何が起こるのか。なんと、3人が僕の上に乗っかってきた。顔面、股間、太ももに神経を集中させると、マイクの音頭に合わせ、彼女たちが激しく舞う。
「女のコが激しく腰振って~、今度はセクシーにこすりつけて~」 かなりの密着度。興奮のあまり、次第に頭の中が真っ白になっていく。極上の癒やし。ここは天国なのか……。ショータイムは1セットで1回、全部で4種類あるらしい。この夜、思わず延長を決めたことは言うまでもない。 【ロッソ・ロゼリア(rosso-roselea)】住:静岡県静岡市葵区昭和町1-2 スカイタウンビル3F
電:054-269-4422
営:20:00~LAST
料:1セット50分7000円(鏡月飲み放題・ショータイムあり)※税サ別
●静岡駅から徒歩5分、詳細は公式ホームページ(https://rosso-roselea.com/)まで
撮影/長谷英史
-
マエザワ エロ本出版社出身、元ギャル男雑誌編集者。無類の外国人好き。趣味は「夜の国際交流」
-
マエザワの他の記事