震災が直撃した仙台・国分町がかつてない活気に沸いている!
オールスターも仙台で開催。地元出身のヤクルト由規も応援したい
東京の様相を鑑みるに、にわかには信じがたい話だが、夜遊びガイドのO氏曰く「かつてない熱さ」という。そして、宿泊の予約を入れようとすると、平日ど真ん中の水曜日にもかかわらず、ホテル・旅館は超ハイクラスを除いてどこも満室。予約可のサウナに電話しても「残り僅かです」と告げられ、その一端を垣間見ることに。慌てて宿を確保し、仙台に向かった。
今回のお供はちょうど1年前、本頁で国分町をリポートし、その「活気」に身体のあちこちを「熱く」した盟友・テポドン。1年ぶりの仙台行きに狂喜乱舞している。
「年末を凌ぐ客足」が
輝く被災地の繁華街
仙台駅に降り立つ。震災直後、ホームや外壁が崩壊した光景が脳裏に焼きついていたのだが、そんな様子は微塵もなく、駅前は若者で溢れていた。
夜の帳が下りるのを待つ間、震災の被害を受けたクリネックス宮城スタジアムでプロ野球観戦と洒落込む。平日ながらほぼ満員のスタジアムでは観客が楽天の選手の一挙手一投足に大喝采。我々もマー君が雄叫びを上げるのと同時にビールの杯を乾した。
⇒ 後編『NEW CLUB Kingyo』飲んで復興支援 へ続く
深夜まで活気溢れる国分町
水曜日にもかかわらず12時過ぎても人・人・人
「もう、歌舞伎町なんかに帰れねぇな……」とカメラのファインダーを覗きながら呟いたテポドン
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協力/O氏(夜遊びガイド) 撮影/テポドン(本誌)