第八十三夜【前編】

日本の密室伝統芸「女体盛り」。

享楽的で新しい楽しみ方を伝授!


【担当記者:苫米地】

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「女体盛り」――男なら一度は耳にしたことがあろう。妖しく、そして背徳な響き。

「日本の伝統」として数々の文芸作品や映像に登場してきたが、実際それを目にするのはまれだ。旅館や花街などでは余興として頻繁に行われていたという説もあるが、それがいつ頃、どの辺りで、どのようにしていたかをつまびらかにする文献や写真は残っておらず、噂の範囲を脱していない。俺の周りの”好事家たち”に聞いても、実際に女体盛りを経験した者は皆無。なぜか「一度は体験してみたいんだけどねぇ」と声を潜めて言うから不思議だ。

 幾分秘密裏めいたこの享楽、調べてみると記録に残っているのはどういうわけか新聞沙汰になった”事件”ばかり。’97年には某大学の学園祭の模擬店で、水着姿の女子学生をラップ巻きにし、ポテトチップスなどスナック菓子を載せ、客に提供していたサークルが学校側から「社会常識を逸脱している」との理由で厳重注意に。’98年には某社団法人が開催したパーティでコンパニオンとして呼んだ16歳の少女に女体盛りを行い、その様子が写真週刊誌にスクープされ大問題になった例も。こうして見ると、日本ではある意味タブーだということが窺える。

日本ではタブー視も海外では大人気!?

 しかし、海外に目を向けると女体盛りはどういうわけか日本の”真っ当な文化”として好意的に捉えられているようだ。米・ロサンゼルスのとある寿司店では「Body Sushi」と銘打って「芸術と好色が料理という形をとった表現である」という解釈のもと、女性スタッフの体に寿司を盛って客に出していた。また、菊地凛子主演でカンヌ国際映画祭に出品されたスペイン映画では、日本企業が外国人を接待する際に女体盛りをするといったシーンが盛り込まれ、そのシーンについてインタビューに答えた監督は「(女体盛りは)日本の当たり前の文化と聞いている」と言っている。また、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』では主人公自ら裸体に寿司を盛り、恋人の帰宅を待つなんてシーンも。欧米では女体盛りは”楽しいイベント”と捉えられているようだ。

 そんな折、好事家の一人である夜遊びガイドのO氏より、「女体盛りを堂々と掲げる、いちゃキャバが六本木に現れた」との報が。欧米でも”ポピュラー”なのだから外国人の集まる街にこの手の店がないことのほうが不思議だったのかも。




【FRONTIER】

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住:東京都港区六本木4-9-4 UFビル4 5F
電:03-6459-2373
営:21時~ラスト 
休:土日祝
料:オールタイム1万7000円(60分ワンセット)税サ30%





撮影/渡辺秀行

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