第九十一夜【後編】




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まず席に着いたのは「東京で接客業をやってたんですけど、立ち仕事で腰を壊しちゃって。友達の紹介でこの生活を知ったんです」と話す東京都出身のウミ嬢(25歳)。さらに、隣では肌を小麦色に焼いたユリ嬢(30歳)が「私は石垣島→徳之島→八丈島って流れてきて、もうここは2年になりますね」と八丈焼酎を特産品のアシタバ茶で割りながら、自身の島遍歴を教えてくれた。

リゾートバイトと言うと、「学生が夏休み中に楽しくお小遣い稼ぎ」というイメージがあるが、八丈島では彼女たちのように、快適な島生活から長く居座るコも多いのだとか。

さらに、娯楽の少ない島内環境のためか、アフターは日常茶飯事。「暇だから飲むしかないんだよ」という彼女たちの言葉は、アフター率が2割と低迷するテキサスにとって嬉しい島常識だ。

でも、そんな暇な毎日って昼間は何をやっているの?

「ゴルフやダイビング、釣り、温泉……。楽しみ方はたくさんあるけど、明日は海に連れてってあげようか?」(アコ嬢・35歳)なんて言葉に甘え、翌日は先ほどのウミ嬢、ユリ嬢を加えた3人と一緒に海へ。
岩場からダイブし、透き通る青い海でシュノーケリング。泳ぎ疲れたら足湯でゆったり、と島遊びを満喫したのだった。

心を癒してくれたのが海なのか、水着ギャルなのかはわからない。ただ「八丈島にいたら元気になれるんだよ(ハートマーク)」との彼女たちの言葉に、「哀しさとマイルが貯まったらまた来よう」と思ったテキサスでした。


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リゾートバイトに来た女のコはお店が用意した寮で共同生活。
昼間はゴルフやダイビング、温泉などで島の大自然を堪能。
ストレスフリーな毎日を過ごし、その居心地のよさから長期滞在するコも多い



撮影/西田 航

テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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