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郊外の「始発駅がある街」は住みやすいのか? 魅力とデメリットを現地調査

高尾山口:利便性・アクセスでは高尾駅に軍配が上がる

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1122708 乗車時間(新宿まで):1時間6分 平均家賃:約3万円代~(1K・ワンルーム) マンションの平均単価:データなし 定期代(新宿まで):14,280円/月 終電(新宿から):0:00  JR中央線の都内最西端に位置する高尾駅は、上り方面への電車の半数が始発列車に設定されている。周辺のマンションで即日完売が相次いだことでも話題になったが、京王線とJR中央線の2路線が利用でき、始発駅の割安な物件に加え、中央特快のアクセスの良さが魅力になっているようだ。飲食店や居酒屋が軒を連ねておりコストパフォーマンスは高い。  一方、ピーク時163%という混雑率を誇る京王高尾線の始発駅、高尾山口。街を歩いてみると水のせせらぎと鳥の鳴き声がひたすら気持ち良い。しかし、観光施設のほかは喫茶店とコンビニくらいで、単身生活者は不便を感じそうだ。そもそも物件も少ないようで(偶然見かけた単身者用のアパートは全戸入室中だった)、都心への通勤を考慮するなら素直に高尾駅に住むのが得策かもしれない。
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小手指:東京メトロとの接続が魅力的
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