有村藍里、グラビア復帰は「需要があればいつでも」初のフォトエッセイに笑顔
今年3月に『ザ・ノンフィクション』にて自身の整形を告白したのが、タレント・女優の有村藍里だ。現在でこそ、バラエティ番組や舞台など幅広いジャンルで活動を続ける彼女だが、そこに至るまでは様々な苦悩と葛藤があったという。
中学校時代の引きこもりから、芸能事務所に所属し、撮影会モデルとして活動を始める経緯。さらには、グラビアアイドルとして活動している最中、スポーツ新聞によって「有村架純の姉」として報道され、「売名行為だ」と非難された当時のことや、整形に至る経緯、そして現在の目標などを赤裸々に綴った、初のフォトエッセイ『1㎜でも可愛くなりたい。』を発売した。自身の「ありのまま」をさらけ出した彼女に、現在の心境を聞いた――。
――今回、初のフォトエッセイを発売された率直な感想を教えてください。
有村 私なんかが、本当に本を出していいんだろうか……というのが率直な感想でした。いまも、ちょっと本を開くのが恥ずかしいです(笑)。これまで、グラビアアイドルとして写真集を出したことはあっても、「自分の考えや生い立ちが本になるなんて……」とびっくりしました。でも、写真も文章も、全部いまの私の「ありのまま」を詰めこんだものなので、読んでもらえたらうれしいです。
――同書の中には、芸能界デビューから整形に至る経緯などが、赤裸々に描かれていました。特に、整形告白は非常に勇気が必要だったのではと思うのですが、周囲の反響はどうでしたか?
有村 内心、整形を告白したときは、私をいままで応援してくださっていたファンの方々からは「顔を変えたりしないでほしかった」という声もあるんじゃないかって思ってました。でも、実際に整形を告白してみると、そういう意見をいただくことは、全然なかったんです。「整形したことで、一歩前進できるなら素敵だよね」とか「笑顔が増えてるし、明るい表情になってよかったね」とか前向きな意見を言ってくださる方が多くて、ありがたかったです。
また、整形に対して、良いイメージがなかったという方からも、「こうやって前向きになれるなら、悪いものじゃないんだな」とか「いままでは整形反対派だったけれども、そんな風に心が変われるならそれもいいのかな」という意見をいただくことが増えました。
――今回のフォトエッセイでは、有村さんの笑顔がたくさん掲載されてます。ただ、水着姿は収録されていないですが、グラビアは卒業されたんでしょうか?
有村 いえいえ、そんなことはないです! 整形告白後にも、『週刊プレイボーイ』さんのグラビアに出させていただいたりしてますし。需要があれば、全然続けたいと思っています。ただ、正直に言って、私の水着姿にはあまり需要がないみたいで……(笑)。ファースト写真集を出してから、今年の中頃に『週プレ』さんに出させてもらうまでの期間で、実はグラビアのオファーはゼロだったんです。いまでも、もし需要があるのであれば挑戦させていただきたいです。
――それは、世の男性ファンが喜びますね。
有村 撮影されること自体は、大好きなんです。ひきこもりがちだった中学時代に、芸能活動をしようと決めたのは、「撮影会」というものの存在を知ったからでした。中学時代、私は人とコミュニケーションをとるのが苦手で、学校に行きたくなくて、家でひきこもっていたんです。でも、そんな自分が嫌で、とにかく変わりたいって思ったとき、出会ったのが「撮影会」でした。
当時は、芸能活動がどんなに大変なものかが、全然わかってなかったんですけど、「いろんな衣装を着て、自分が撮影されるのはどんな気持ちなんだろう」「まったく別の自分になれたらいいな」と思って。あと、ひきこもっている最中は、毎日アニメばかり見てたので、コスプレにも興味があったんですよね。
――コスプレは、どんなものに挑戦されたんですか?
有村 いろいろありますね……。当時、私は大阪の芸能事務所に所属していたんですが、大阪にはコスプレイヤーがたくさん集まる「日本橋ストリートフェスタ」というイベントがあって、よく参加していました。印象深いのは、同じ事務所のモデルさんたちと一緒にやった『魔法少女まどか☆まぎか』のコスプレ。私は、暁美ほむらちゃんに挑戦しました。楽しかったし、またやりたいなって思います。もし、いまコスプレするなら挑戦してみたいのは、『モンスターハンター』に出てくるような、がっちりして強そうな防具とか……。かっこいい系のコスプレに興味があります!
整形告白に対して、周りの反応は……
「今後のグラビアは需要があるのであれば」
![有村藍里フォトエッセイ『1mmでも可愛くなりたい。』](/wp-content/uploads/2019/10/DSF8678-550x367.jpg)
モンスターハンターのコスプレに挑戦してみたい
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『1mmでも可愛くなりたい。』 「いちばん変わったのは、私の心」。引きこもりがちだった思春期、デビューして苦悩する日々、事務所独立、改名、「美容整形」という決断―一歩を踏み出す勇気が詰まった、初のフォトエッセイ。川島小鳥、撮り下ろし50ページ。 ![]() |
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