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ワクチン接種者と未接種者の間に広がる「分断」。ママ友、タワマン内での村八分も

米モデルナ製ワクチンの不足に関し、政府は「供給量が当初計画の4000万回分より大幅に少ない1370万回分だった」と明かした。こうしたなか、現役世代では打った人と未接種者の間で「分断」が広がっていた!

接種者と未接種者の間に起こる「分断」

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写真/Shutterstock

「6月中に2回ワクチンを打ち終わって、7月から趣味のジム通いを再開しました。外食も週4で行ってます。外出時はマスクをつけてますが、会社ではノーマスク。お盆は石垣島にバカンスに行く予定です。接種者は島内の商業施設で割引が受けられるみたいですよ~」  こう語るのは都内在住の女性経営者(44歳)。知り合いの医師から優先枠ワクチンの余剰分の接種を受け、一足先に“コロナ後の世界”を満喫している。  多くの自治体で高齢者の接種率が8割を超えるなか、6月下旬から職域接種が全国でスタートし、現役世代の接種も進んだ。しかし、7月に入って急にワクチンの供給がストップし多くの職域接種・地域接種の新規予約が中止に。現役世代の間では、接種者と未接種者の間で「分断」が起きている。
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出典:チャットプラス「【年代別】コロナワクチン接種に関する意識調査」/接種回数は7月15日時点の厚労省発表の数値

ママ友、タワマン内での村八分も

「子供を公園に連れていくと、ママ同士で『どのワクチンを打った』とか、『副反応はどうだった』とやたら話している。接種済みをアピールすると同時に、どの家族が未接種か確認しているんです。みんな旦那さんが大企業に勤めているので、職域接種の家族分を打ったそう。私の夫は自営業なので、夫婦ともまだ接種できていない。気まずい限りで、接種が終わるまで子供を公園に連れていけません」  こう語るのは都内に住む30代の主婦だ。さらにエスカレートして村八分にされる人も。目黒区のタワマンに住む会社員の男性(40代)はこう嘆く。 「小学4年生のウチの娘は、同じタワマンに住む仲良し4人組でいつも遊んでいたのですが、うちひとりの子の家で行われたお泊まり会に、娘だけ誘われなかった。考えられる理由はひとつ。ほかの3人の子の父親は大企業の社員で、両親とも2回接種を終えている。ウチは急遽、職域接種が中止になり未接種状態。話がどこからか伝わったんでしょうね……」  コロナ禍で飲食店の休業が相次ぐ中、この男性はよくタワマン内のラウンジでパパ同士の飲み会をしていたというが、接種した3人のパパたちは参加しなくなったという。その理由について、男性は「接種を終えたので、酒を提供している居酒屋で堂々と飲んでるんじゃないですか」と推測する。
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分断は独身者の間でも
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