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「負け組の正社員」と「早期退職してフリーランス」どっちがいい? 専門家に聞いた正解は

 かつては安泰の代名詞だった正社員。だが、終身雇用や年功序列が崩壊、正社員といえども9割は負け組に落ちようとしている。では負け組正社員としてでも会社に居座るのと、早期退職しフリーランスとして独立、どっちがいいのか考えてみたい。

まずは“負け組”正社員にならないこと

正社員[9割は負け組]説 負け組正社員にならない、もっとも普遍的な解決策はひとつ、労働市場でニーズのある“スキル”を持ち続けることだ。 「人事異動など会社の方針に委ねるばかりで、自らのキャリアを自律的に形成していないことが “負け組”の共通点と言ってもいい。今からでも遅くないので、これまで培ってきたスキルとキャリアを棚卸しし、自分の持つスキルがどんな場で求められるのか。何が不足し、何を学び直すべきなのかを客観的にチェックすべき」(400社以上で人材育成を支援する前川孝雄氏)  負け組からの脱出にはスキルの棚卸しが急務であるのは大前提。「長らく日本企業に勤めてきたフツーの正社員」が生き残るためは、いまの自分をいかに客観的にみられるかにありそうだ。  残念ながら会社で必要とされる“スキル”もなく、負け組正社員が確定してしまったら、どうすべきなのか?

いっそ正社員を辞めてフリーランスになる道は!?

 会社の居心地の悪さに耐えるより、いっそ「正社員はやめるべき?」と考える人も多いはず。脱サラしてフリーランス化する生き方についても考えていきたい。 「1年で37.3%、3年で62.4%。10年で88.4%。これはフリーランスとして独立してからの廃業率です(中小企業庁調べ)。どんなにスキルがあっても、人脈や営業力がなければクライアントを継続できず、残りの人生をフリーランスとして稼ぎ続けるのは至難の技。厳しい言い方ですが、現時点で1割の“勝ち組”に入れていない会社員が、どこまでフリーランスとして生きていけるか……。  個人的見解として『正社員の人は絶対にその地位にしがみつこうとすべき』だと言いたい。その上で副業に勤しむのが、生き残り方としてはベター。45歳定年制が実現するまであと10年はかかるとしたら、昇給の見込みはなくても10年間は猶予があるということ。それまでに月5万円でも副業で稼ぐ努力をしたほうがいい」(経営コンサルタントの中沢光昭氏)
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明るい未来がなくても正社員?
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