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老害化してしまう高齢者の特徴。肩書や上下関係に固執、背景には孤独も

 コロナ禍の陰で、日本に今、“超高齢化”という新たなクライシスが迫っている。2025年には、約800万人いる団塊の世代が75歳の後期高齢者となり、歴史上前例のない高齢化社会が訪れようとしている。果たしてそこに希望はあるのか? その現実に向き合った。

なぜ、高齢者は老害化してしまうのか?

[超高齢化]の危機 超高齢化社会の問題は経済的負担だけではない。カルチャーギャップである「老害化」も無視できない。高齢者事情に詳しいジャーナリストの林美保子氏は、男性60代以上1000人に実施したアンケートの項目から「6割が課長以上、4割が部長以上」を引用しつつ、こう指摘する。 「役職は役割分担にすぎず、必ずしも人間性を表すものではありません。しかし、終身雇用・年功序列の縦社会のなかで、年齢だけである程度の肩書を得てしまい、それを自分の人間的価値だと勘違いしてしまっている高齢者が少なからずいます」  その勘違いを捨てきれないままフラットな横社会に移行すると、身勝手な自意識や縦社会の慣習を周囲に押しつけ、各所で軋轢を生むことに。

たとえば、こんな人

[超高齢化]の危機

※写真はイメージです

「たとえば、町内会やマンションの管理組合で仕切りたがる、ポジションに異様に執着して上下関係を強要する、などが典型的です。  ルールや規則に厳しく、融通が利かず、行きすぎた正義感を振りかざす傾向もあり、ネット上では暴走することも。  果ては、家庭に縦社会を持ち込んで『特売品を買え』『1ポイントでも多く貯めろ』などと、妻を管理し始めたりします」
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背景に孤独
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