仕事

大企業出身の早期退職組でも転職まで2年…面接にすらたどりつけない現実

 コロナ禍による業績悪化などで、早期退職を募集する上場企業は2年連続で80社を超え、募集人数も1万5000人以上となった。会社員に忍び寄る“クビ切り”が現実味を帯びるなか、長年勤めた会社に“棄てられた”人たちはどうすべきか。転職成功のための心得を聞いた。

ミドル世代が抱える転職のリスク

[クビ切り]の新基準 クビ切りの危機が迫った中高年サラリーマンにとって、転職の成否は不安の種。実際、ミドル世代の転職事情に詳しい黒田真行氏によれば、35歳以上の転職には依然高い壁があるという。 「産業全体の流れで言うと、いま日本では’97年頃から50年スパンでの産業構造の転換が進んでいます。重厚長大産業からIT産業へ主役が移る過渡期にあるいま、時代に即したスキルを持たないミドル層が、大量にリストラ候補になっているのです」

大企業出身でも転職まで2年!?

 こうして多くの中高年は、日本の産業の外殻へと追いやられていく。いままでの待遇での転職などほぼ不可能なのだ。 「特に厳しいのが大企業一社で働き続けてきた転職未経験の中高年。外の状況を知らないので給料の相場がわからないうえ、年功序列で地位も待遇も高止まりしており、特別な技能がないのに自らの市場価値も高いと錯覚しがち。  そんな人が早期退職をし、転職市場に打って出ても、面接までたどりつけません。ある電機メーカーOBは、転職まで2年かかったそう」
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成功率を上げる2つのカギ
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