「寝る場所欲しさに安値で体を売る」歌舞伎町の家出少女たち。警察の対応は
東洋一の歓楽街、新宿歌舞伎町はGW以降、夜の人出が回復し、すでにポストコロナに突入した。そんななか、再び動きだしたこの街では売春事情にも異変が起きていた。
新宿歌舞伎町にも活気が戻りつつある。これまでの抑制的な生活の反動に加え、ムンムンとした夏の熱気も手伝えば、歓楽街で性の取引が活発化してくるのは自明の理。
そして今、この街で「シン・売春」とも言える新たな動きが巻き起こっている。大手紙社会部記者は明かす。
「きっかけは歌舞伎町最大のネットカフェ・Gが『会員制』になったこと。同店は、身分証や会員登録なしで鍵付きの完全個室が利用できることから、今年に入ってから売春する女性の活動拠点として利用されており、なかば私娼窟化していたんです。トー横キッズたちも利用し、なかには未成年者による売春行為もあった。
しかし、6月に週刊誌にそのことが報じられると、Gはすぐに対策を講じたのです。結果、同店での売買春は激減しています」
買春目的でGを数回、利用していたという40代の男性はこう明かす。
「ネカフェ売春自体はほかの店でも行われていましたが、Gは店が大きく、入り組んだ廊下を歩いていると、明らかに“やってる風”の女のコとすれ違ったりして『現代の色街』といった感じで風情があった。
相場は1万5000~2万円。ツイッターで客を募集している子に、自分がチェックインした個室の部屋番号が書かれたレシートを写メで送り、ドアの鍵を開けておくと、女の子のほうから部屋に入ってくる。あのときのドキドキがたまらなかった」
ネカフェの対策強化で個人売春の場が多様化

Twitterで客を募集している子に…
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ