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仮眠するときは「コーヒーを飲んでから」。最高の睡眠をつくる1週間で“90分×35サイクル”

 猛暑と節電意識によって今年の夏は寝苦しさマックス!疲れが取れない諸兄のために、眠れるカラダをつくるメソッドを大研究。  今回は、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードなど名門サッカークラブも導入している「90分×16」サイクルを紹介。最新の睡眠メソッドで「眠れるカラダ」をつくろう。

翌日のハイパフォーマンスを引き出すため「睡眠」

「アスリートも会社員も睡眠の質を上げる目的は一緒です。翌日のハイパフォーマンスを引き出すための、ハイリカバリーを得る手段なのです」  そう説くのは、アスリートに睡眠を指導するスリープコーチの矢野達人氏だ。実は彼が指導する睡眠法は、ある世界的権威のメソッドだという。
ぐっすり睡眠 矢野達人氏

スリープコーチ・矢野達人氏

「マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードなどの睡眠マネジメントを歴任した、ニック・リトルヘイルズさんという方がいます。僕は日本で唯一、契約を結んで彼のメソッドを伝えています」

睡眠時間は一日90分×何サイクル取るか

 この睡眠法で特徴的なのは、一日を90分単位で分割し、計16のサイクルの集まりとして捉えるところだ。 「なぜ90分かというと、体内時計といわれる身体が刻むリズムが90分単位だからです。睡眠はノンレム睡眠(脳を休める時間)とレム睡眠(記憶の整理や定着をする時間)というステージで構成され、それを一晩で何度か繰り返します。この考えをベースに、睡眠時間は一日90分×何サイクル取るか、と考える。
ぐっすり睡眠

7時半に起床する場合の5サイクルの取り方

 毎日徹底することが難しい場合は1週間で『一日5サイクル×7日=35サイクル』の睡眠を確保すること。ただ、たとえ4サイクルしか寝られない日があっても、翌日の日中に仮眠を取って回復すれば、それも1サイクルと考えてOK。ただ単に睡眠時間を確保すればいいわけでなく、十分な回復をすることが目的なのです」
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コーヒーを飲んでから15~20分の仮眠
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