男女の性愛を綴った性典『カーマ・スートラ』は愛撫や体位から媚薬の作り方まで網羅されている性の解体新書だ。記述されているテクニックは難解なものばかりだが、今回この秘術をSPA!なりにかみ砕いて再現！　これを読んで秘術を手に入れるべし！ 古代インドで編纂された世界最古の性愛の教典『カーマ・スートラ』をご存じだろうか？　性愛法の原点として、出会いの作法や性交渉に至るまで男女の色恋にまつわるアレコレを指南するこの古典は、“現代でも至高のSEX教本”の呼び声が高い。 「インドの人口増加、経済成長にもこの性典の影響は大きい。日本人こそ学ぶべきです」 そう断言するのは、女子大生にして性典研究家のカーマ吸う虎氏だ。 「性交にまつわることだけを綴ったものではなく、アルタ（富や名声）、カーマ（性愛）、ダルマ（宗教的・道徳的義務）といった理想の人生を得るための3大要素をどうすれば手に入れられるかを学ぶための教典です。体位が64種類あったりして日本の四十八手のように、一見イロモノ的な目線で見てしまいがちですが、男女の性愛のみならず人が人生を歩むうえで大切な事柄を真面目に論じている。まさに幸福を掴むためのマニュアルです」