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旧ジャニーズ、日大…会見が生んだ裏流行語大賞。2位は“イノッチ拍手”、1位は?

「2023ユーキャン新語・流行語大賞」ではノミネート30語の中から「アレ(A.R.E.)」が年間大賞に選ばれた。  異議はないが、そこでスルーされた重要語はたくさんある。今回は記者会見に関する流行語を選出。この1年を振り返る。

“下手な謝罪”に“痛い記者”。「真相解明にはほど遠い」

裏流行語大賞2023

旧ジャニーズ事務所の記者会見。藤島ジュリー景子前社長が語った「法を超えた賠償」も話題となった

 今年は旧ジャニーズ事務所を筆頭に、ビッグモーター、宝塚歌劇団、日本大学など記者会見が注目を浴びた1年。  元週刊文春編集長の木俣正剛氏は「どこも会見が下手になった」印象を抱いたという。 「記者会見の目的は、まずは真相解明、次に再発防止です。ところが、ジャニーズの性加害問題の会見で、東山紀之さんは事実を知っていたでしょうに、『人類史上、最も愚かな事件』とまで言えたのには驚きました。  追及する側の大手マスコミも知っていながら、これまでは報じなかったのだから、もう茶番のひと言です」

1位から10位は?新方式の会見もランクイン