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本当にあった「キメセクアテンド」の衝撃の内容とは?SNSで史上最大にシャブ&大麻が蔓延中

 SNSや通信秘匿アプリの浸透はドラッグの流通網を著しく発達させた。  市場の拡大は止まらず、今や「Uber Eatsのような感覚で」薬物を購入できるという。世に蔓延る手押しドラッグ販売システムの最前線を追う。

年中無休で供給される麻薬密売ネットワーク

手押しドラッグ

薬物押収量の推移。比較的ライトとされる合成麻薬の押収量が増えているが、マーケットの主流は覚醒剤と大麻。「客付きは昨年より今年のほうが圧倒的にいい」とはAの弁

「手押し」とは、密売人を指すプッシャーの直訳から派生したスラングだ。顧客に手渡しでドラッグを売る販売形態を意味するが、この手押しが今、ネット上で急増している。 「X(旧Twitter)で集客して、テレグラムのチャンネルに誘導するのがお決まりのパターン。東京23区だけでなく、神奈川や千葉・埼玉でも主要なターミナル駅なら複数の業者がバッティングするほど競争も起きていて、中には24時間営業しているグループもある」  そう語るのは、都内の手押し密売グループに携わるAだ。Aが運営するテレグラムのチャンネルを見ると、そこには200人近い登録者がいた。 手押しドラッグ《アイス 特大ガンコロ入荷しました。早い者勝ち!》 《極上野菜入荷。リピ続出。絶対満足させます》  と宣伝文句が飛び交い、さらには映えを意識した“モノ”の写真も添えられている。アイスは覚醒剤、野菜は大麻を指す隠語だ。

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