婚活に何十万円使っても結婚できないカラクリ「婚活アプリより、大衆キャバクラのほうが出会えた」

 相談所に350万円、アプリに30万円etc…。それでも、幸せになるのはひと握り?  未婚者が増え続ける現代。それでも結婚を希望し、多額のカネを注ぎこみアプリや結婚相談所で婚活に励む男女は後を絶たない。出会いを求め重課金兵と化した彼らの事情とは?

半年で成婚した男の勝利の法則

地獄の[婚活課金]

萩原雅弘さん(仮名・42歳)

 不毛とも思える婚活の課金の実態を紹介してきたが、なかには成婚に至った人もいる。都内広告代理店に勤める萩原雅弘さん(仮名・42歳)は離婚したことをきっかけに婚活を開始、半年で婚約した。 「最初は婚活アプリのバチェラーデートに月10万円課金して半月で6人と会うが全然ダメ。その後、結婚相談所に10万円払い登録するも好みの女性は皆無」  そこで雅弘さんが目をつけたのが都内の大衆キャバクラ。 「大衆店のキャバ嬢は昼職がメインで、副業として夜職をしている美人で堅実なコも多い。1時間1万円前後で4人のコと”面談”ができるから効率がよく、僕もここで嫁と出会いました」  婚活に使った金額は合計60万円。アプリも相談所も、合わないと思ったらすぐ見切りをつける。これが勝因のようだ。

婚活界隈に存在する「いただきおばさん」