更新日:2024年12月16日 15:29

一攫千金を狙うなら日米未上場株。10万円からできる投資で10倍リターンを狙う方法

インフレの影響で、資産は増えても生活はカツカツ。期待のつみたてNISAのリターンは微々たるもの……。そんな閉塞感をいかに打ち破るか? 秒速トレードや一撃で億を稼ぐトレードを実践するスゴ腕投資家たちに、今を生き抜く最速億超え術を聞いた。 今回は、ハードルが大幅に下がっているエンジェル投資について解説していく。

ユニコーン企業にいち早くお金を入れて10倍リターン株を狙え!

一撃で億を狙うのならば、未上場企業にいち早く投資するのも手。いわゆる「エンジェル投資」だが、そのハードルは近年大幅に下がっている。 背景にあるのは株式投資型クラウドファンディング(ECF)の浸透。資金調達を希望する未上場企業に合わせて小口出資を募るサービスだ。このECFなら10万円からエンジェル投資が可能。ECF最大手のFUNDINNOを入り口に未上場株投資を始めた投資家の依田泰典氏が話す。
[一撃で勝つ]投資術

依田泰典氏

「’19年からFUNDINNOで5社に出資したところ、画像解析技術の開発企業の株価が一時6倍になりました。FUNDINNOは未上場株の流動性を高めるために、専用の取引市場を開設したので、そこで高値がついた形です」
[一撃で勝つ]投資術

未上場株投資の仕組み

一撃で億のリターンが期待できるのは“これから”とか。 「未上場株投資の面白さは、その企業の成長を間近に見られること。経営陣との距離が近く、起業家本人と直で話せる機会も多い。その影響で私は起業家との繋がりが広がり、その後30社以上、金額にして数億円を直接出資するようになりました。コロナ禍で上場計画の見直しを迫られた出資先が多くありましたが、今年後半から複数の企業がIPOを果たすと期待しています」 ただし、相応のリスクがある点には注意したい。 「売上高や利益が伴っていない企業もあるので、事前によく調べることが重要。私が重視しているのはその企業がターゲットとする潜在市場の大きさと起業家の資質や人柄。情報開示に積極的な起業家は信頼度が高い。市場の成長性という観点からは、クラウド系やサブスクのストック型ビジネスを展開する企業はハズレが少ないでしょう」 なお、エンジェル投資税制により、スタートアップへの投資は課税所得から控除できる。リターンを生むまでに時間を要するが、節税効果がある点は大きなメリットだ。