「引っ越ししたい人」を紹介して一発20万円の稼ぎ。“グレー”なのに放置されている副業「不動産キャッチ」の実態
ハードワークなだけあって、実力次第で高収入を狙える不動産業界の営業職。その一方で様々な独自の業界ルールがあることから、新規参入が難しいだけでなく「ブラックボックス」と化している部分も少なくない。
そして、なかには業界ルールの“グレー”な部分を突いて、不動産業に身をおかずして多額の収入を得ている人も存在する。
「特に多いのは“不動産キャッチ”と呼ばれる方法ですね。誰でもできる副業として昔から横行しています。なにせ、ただ引っ越しを考えている友人・知人を紹介するだけで10万、20万円が手に入ることもありますから」
そう語るのは、関西で不動産会社を経営する黒沢翔一氏(仮名・30代)だ。不動産キャッチの実態を語ってもらおう。
97年生のライター、イベンター。大学在学中に活動を初め、大学ネタ、就活ネタを中心に週刊誌などで執筆。新宿のBAR&イベントスペース「ミズサー」のオーナーでもある。Twitter:@mogilongsleeper