“大黒柱妻”が語る夫へのホンネとは?漫画家・瀧波ユカリ氏と弁護士・三輪記子氏が語る

共働き夫婦が約7割を占める現代において「稼ぐ妻」が世帯年収を押し上げ、存在感を増している。これを戦略的に捉え、「妻の稼ぎを伸ばす」ことで世帯年収を倍増させている者たちがいる。彼らに共通するものは何なのか。新時代の夫婦の戦略を解明していく!

大黒柱妻が語る夫への本音

[夫婦で稼ぐ]の新常識

漫画家・瀧波ユカリ氏(左)と弁護士・三輪記子氏(右)

独身女性の生きざまを描いた『臨死!!江古田ちゃん』などの作品で知られ、一家の大黒柱として家計を支える漫画家の瀧波ユカリ氏と、TV番組でコメンテーターとして活躍し、家事・育児を作家の夫が担う弁護士の三輪記子氏。働く妻側は何を考えているのか、“本音”が炸裂した――。 ――おふたりはどのような経緯で今のスタイルに? 瀧波 我が家は共働きを経て、今は私の一馬力です。夫は私の苦手な経理作業やPodcastの編集、子供の学校や塾などの事務手続き、送り迎えも率先して行ってくれています。三輪家の家計分担は? 三輪 我が家は住宅ローンと生活費は折半で、食費や日用品は夫持ち教育費や光熱費、リフォーム代、駐車場代は私持ちです。 瀧波 絶妙なバランスですね。今の世の中、共働きでも男女の賃金格差は大きいまま。なのに「共稼ぎだからなにもかも折半」という話を聞くとモヤモヤすることもあって。 三輪 もっともです。住居費が家計に占めるボリュームは大きいので、お互いに対等でいられるようにという思いから折半にしてます。 ――お2人が今のようなスタイルに行きつくまでの経緯を教えていただけますか。