「チューしよう、と胸をもまれて…」“テキーラ強姦”を商売にする西麻布・会員制バーの闇
高額な入会金と月会費の対価として、その“サービス”は許されるのか。西麻布に店を構える完全個室の会員制バーが今、問題視されている。密室では、いったい何が起きているのか──。
東京・港区の中でも高単価な飲食店が集まる西麻布。そんな“激戦区”でも、とある会員制バーXの評判は異色だ。
「完全個室で料理やカラオケが楽しめ、内装は豪華絢爛。シャワーや浴室がついているVIPルームもあり、出入りできることをステイタスとして売っているイメージです。
男性客の多くは芸能人や投資家、経営者といった羽振りのいい人たち。キャバクラやラウンジのアフターで使ったり、ギャラ飲みしたりと、重宝されています」(飲食業界関係者)
同店が普通の飲食店と一線を画すのは、徹底した「顧客ファースト主義」だ。都内に住むA子さんはある日、友人に呼ばれて初めてXを訪れた日のことを今も忘れていない。
「お店に着くなり、まったく面識のない男性客が飲んでいる部屋に通されて。そこにはテレビでよく観るタレントを含む男性が数人いました。
この日は女のコだけで飲むと聞いていたのに、いきなり合コンみたいになって違和感しかなかったのですが、案の定、めっちゃ飲ませてくるんです。
テキーラのショットを店員が『サービスです』って何度も大量に持ってきて。わんこそば状態で飲ませてくる。断ろうとしたら、余計に飲まされるようなノリも嫌でした」