東京五輪やインバウンド需要で新規開業が爆増したホテル業界。競争激化で各社はポイントを駆使した顧客の獲得を繰り広げている。そんななか、お得に泊まる方法を徹底解説！ 　インバウンドの影響で、宿泊価格が高騰しているビジネスホテル。「現在ホテル間で『ポイント戦争』とも呼ぶべき会員獲得競争が過熱しています」 　そう指摘するのは、ビジホをはじめさまざまな宿泊施設に年間約300泊ほど滞在するホテル評論家の瀧澤信秋氏。 「従来、ポイントの還元率は10％程度が相場でしたが、今は宿泊割引等と組み合わせてさらにお得になるチェーンもあります」 　ポイント還元以外にも会員向け特典が強化されている。 「『10泊したら1泊無料』のような宿泊優待や、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトなどお得なサービスを併用する宿も多いです。背景には、自社会員として顧客を囲い込む意図もあります」 　そんな「ホテルポイ活」で注目の会員プログラム3つを瀧澤氏に厳選してもらった。 不動産、マネー、ネットカルチャー分野を得意とするフリーライター。社会事情についても執筆する。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』（WAVE出版）。X（旧Twitter）：@yuutaiooya