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SNSがうまい/ヘタな政治家は?もはやYouTuberの玉木、キモキャラを生かせない石破……

 大規模選挙が数々行われた’24年。長年投票率の低下が叫ばれていたが、新進気鋭の政治家たちによる巧みなメディア展開が大衆の関心を集めた。政治家生命を左右しかねないSNS運用について識者が徹底分析!

SNSでの世論が選挙に影響しはじめた潮目の年

[政治家SNS]の通信簿

自身のチャンネルに頻繁にショート動画を投稿する玉木氏。「もはやユーチューバー」の呼び声も高い

 いまや政治家にとって必須になったSNSやYouTubeの活用。識者6人に「うまさが目立った政治家」を聞くと、やはり名前が挙がったのは石丸伸二氏、玉木雄一郎氏という、’24年の政界で話題を集めた2人だった。 「今年は政治におけるYouTubeの影響力が高まった一年だったと思う。石丸氏と玉木氏の台頭はその象徴。特に石丸氏の躍進を支えたのが、自発的に動画を拡散する“応援団”的な第三者ユーザーの存在です。この応援団が動画を拡散させていく流れは今後も続くでしょう」(ジャーナリスト・畠山理仁氏)  玉木氏と国民民主党の躍進には、緻密な“ネットどぶ板活動”の影響があったという。