「海外出稼ぎ風俗」で行方不明になる日本人女性たち…当事者取材でわかった恐ろしい実態
SPA!はこれまで、売春目的で海外に出稼ぎに行く女性たちの実態をたびたび紹介してきた。こうしたなか、最近になって露見してきたのが行方不明になる女性たちの存在だ。彼女たちはどこにいるのか!? 驚きの証言とは――。
数年前から、風俗業界では日本人女性による海外への出稼ぎ売春がトレンドとなっている。昨年5月に米国での売春をあっせんしたとして風俗求人サイト関係者ら4人が逮捕されて以降、メディアでも報道が目立つ。
海外での売春は想定外のトラブルも多く、その危険性がたびたび指摘されているが、現在でもXなどのSNS上では活発なスカウト行為が行われている。
これまでに台湾やシンガポールなど5か所に渡航して売春したというユナさん(仮名・28歳)は次のように話す。
「経営者はこれまで行ったところは全て中国人で、お客さんも中国人でした。過去に働いていたデリヘルのスタッフや同じ海外売春を行う友達から紹介されて渡航しました。2週間行けば200万円くらい稼げるんです」
だが、大金を稼げるおいしい仕事には危険がつきまとう。出稼ぎ売春の現場で今、密かに増えているのが「行方不明になる」という事案だ。