「仕事の大半は不倫絡み」探偵が明かす“不況知らず”のウラ側
男女が禁断の愛を交わす裏で、巨額マネーが動いている!“不倫ブーム”とも言える昨今だが、経済効果は急成長。出会いからデート代、探偵まで、関連ビジネスを総ざらい!
不倫関係が原因で離婚や裁判などになった場合、有利に進めるために今や一般人の間でも探偵に浮気調査を依頼するケースが増えている。
浮気調査のプロフェッショナルが集まる「HAL探偵社」の年商はおよそ10億円。その中で浮気調査の依頼は、9割を占めているという。
代表取締役の浅見俊祐氏は、「探偵業は売り上げが安定しない“水物商売”と思われがちですが、実はそうではない。不景気でも収益を上げられる、安定した仕事」であると語る。
「仕事の大半は、不倫絡みと言っても過言ではありません。問い合わせ件数は月1000件を超えて、そこから契約に至るのが150件前後。男性が標的になるのは5.5割で、女性は4.5割くらいです。調査件数は世間の不倫ブームなどには意外と左右されず、毎年比較的一定です。ただ、スマートフォンやアプリが普及し始めたころから、『妻や彼女の不倫を調査してほしい』と、女性の不倫に関する仕事が増え始めました。調査費用は調査内容によって差がありますが、1件平均60万円ほど。一日3人の調査員が6~7時間動きます。基本的に追加費用は一切発生しません」
探偵業は不況知らず!?依頼の9割が不倫で堅調に業績拡大中!
![推計10兆円![不倫経済圏]の全貌](/wp-content/uploads/2025/05/20250520furin16-550x343.jpg)
「HAL探偵社」代表・浅見俊祐氏