風営法改正で「風俗店からのスカウトバック」が禁止に…吉原ではスカウト経由で働く嬢が“大量解雇”の衝撃
ソープ&デリ、スカウト、風俗嬢……。大手スカウトグループの摘発により、この需要と供給のトライアングルに今、綻びが生じ始めている。規制により追い詰められるスカウトたちの実情とは?
スカウト組織の摘発が相次いでいる。昨年11月、5年で70億円を荒稼ぎしたスカウトグループ「アクセス」が職業安定法違反容疑で摘発。
今年1月には、約1500人の“社員”を抱え、年間50億円を売り上げた国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」のメンバーが逮捕された。
莫大な収益の源泉は「スカウトバック」だ。紹介した女性が性風俗で働く限り、店側は永続的に女性の売り上げの一部をスカウトに支払い続ける。フリーのスカウト・A氏が仕組みを解説する。
スカウト大量離脱も残留組にはブルーオーシャン!?
![夜街激震[地下化するスカウト]事情](/wp-content/uploads/2025/06/20250609scout1.jfif_-550x734.jpg)
「法改正の煽りで海外出稼ぎ女性が急増しているが、斡旋しているのは悪徳スカウト。今後、問題になりますよ」(A氏)