「父親の金5000万円」でカナダ留学した男性の衝撃告白。大麻、ヘロイン、スピード「16歳までに“一通りの薬物”は経験した」
新星のごとくthreadsに現れたアカウント・Don Gennaroさん(dongennar0)の投稿が注目されている。父親の金でカナダへ留学し、偽造IDとマリファナを売るなどして事実上のカナダ追放をされた男性の体験記だ。10年近くのカナダ生活にかかる費用諸々を含む、留学期間中にかかったお金はざっと5000万円ほど。自嘲気味に「帰国子女が被告子女になりました」と話すDon Gennaroさんを直撃した。
※「ドラ息子とかでいいっすよ(笑)」と笑うDon Gennaroさんのご厚意で、記事中は“ドラ息子”表記とする。
――中学生からカナダ留学をされて、およそ10年間ほどカナダにいたと伺っています。その前に、今現在は何をされているのでしょうか。
ドラ息子:現在は日本で和食の板前をしています。もともと料理を作るのは好きで、過去にはオーストラリアで寿司を握っていたこともあります。
――留学の経緯を教えてください。
ドラ息子:父親の鶴の一声です。私が中学に入学して間もなく、「お前は勉強もできないし、このままだと希望もない」とか言われて。それで、翌月からカナダです。
――拒否はしなかったのでしょうか。
ドラ息子:しましたよ。ただ、父は経営者で、もう決めたらそれで異論の余地はないですから。親がついてくることもなく、そのまま飛行機に乗せられて、単身でカナダです。
――カナダでの生活はどうでしたか。
ドラ息子:私は最初の1年でいろいろなホストファミリーを転々としました。ホストファミリーというと、みんな暖かくて友好的で、文化的な人たちというイメージがあると思いますが、大半は違います。そもそもカナダは移民国家であり、ホストファミリーのほとんどはフィリピン系の人たちでした。留学生を受け入れるとお金がもらえるのですが、お金が目的で受け入れているので、留学生にかける費用を減らしたいのでしょうね。料理は結構ひどくて……留学生に出す料理なども明らかに安いものだったりします。自分だけ料理の量が露骨に少ない“イジメ”みたいなものも経験しましたね。
――たとえばどんな食べ物がでてくるのでしょう。
ドラ息子:強烈だったのは、バナナの皮を、よくわからない茶色い汁で茹でた料理です。とても食べられたものではありませんでした。カニが出てきたなと思ったら、殻を開けたら中身がまったくなくて、そのうえとてつもなく臭かったり……。食べ物と呼べるかわかりませんけど。
――他にも留学先で受けた仕打ちでひどいものがあれば教えてください。
ドラ息子:ある家庭に行ったとき、給水器の蛇口をテープでぐるぐる巻きにしてあって、明らかに壊れていました。しかし私が使用して壊れたのだと言い出して、修理代を請求されたことがありましたね。たぶん、もともと壊れていたと思うんです。
※思いのほか劣悪な環境だったというホストファミリーとの生活。その居心地の悪さが、ドラ息子さんが悪事に手を染める一因となった。有料記事後半では、14歳の大麻から始まるドラッグライフの全貌と、手掛けた裏ビジネスと逮捕の経緯、そして父親との現在の関係までの詳細を語ってもらった。(残り:2468文字)
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki

ドラ息子こと、Don Gennaroさん(写真右)
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