「損して得取れ」は損? 人生後半は「残り時間」を意識したほうが得をする! ひろゆきが語る40~50代の人間関係の見極め方
就職氷河期世代はこれまでの人生においてさまざまな困難を乗り越えてきたわけだが、40〜50代になって改めて向き合う難問が「人間関係」だ。将来不安から必要以上に貯蓄を追い求めてしまう彼らに、同世代のひろゆき氏がシンプルな指針を示す。

世の中には契約やルールがあるので、「ルール上正しいことを主張すれば利益を守れる」と思っている人は多いです。それは間違いではないのですが、実際にはルールを盾にして強く出ると、お互い消耗して終わることが結構あります。
例えば、飲食店で注文した料理と違うものが出てきたとして、ルール上は返金を求めたり、店員に文句を言うこともできますよね。でも、そこで強く出るとその店には行きづらくなったりします。逆に「ミスは誰にでもありますよ」と言っておくと、次に行ったときにサービスしてくれるかもしれません。
仕事でも、支払いが少し遅れているときに「すぐ払ってください」と強く言ったり、法的な手段に出ることもできます。でも、自分の中で譲れる部分を見つけて「社内処理とかいろいろあると思うので、来月までに入れば大丈夫です」とか言うと、相手に好印象を与えます。すると、その後に何かお願いしたときに優先して対応してくれる、みたいなメリットが生まれます。
人はどうしても目の前の利益を取りにいきがちです。ルール上取れる利益があるなら回収したくなるし、自分が正しいなら相手にそれを認めさせたくなる。短期目線で物事を見がちになるんですね。
一方、そこで少し譲って相手に“逃げ道”をつくると、感謝されるだけでなく、後で別の恩恵が返ってくることがあります。人間関係やビジネスでは「貸し」という概念で動くパターンが多々あるので、すぐに小さな利益を回収するより、信用をつくって後で大きな利益につなげる「損して得取れ」的な考え方です。
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』

ひろゆき
人生後半の人間関係は、「付き合う残り時間」を意識したほうがうまくいく
一度は信用しても、裏切られたら倍返し
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
![]() | 『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』 仕事やプライベートで言葉に困ったとき…ひろゆきなら、こう言う! 50のシチュエーション別に超具体的な「言い換え術」を伝授。 ![]() |
![]() | 『ざんねんなインターネット』 日本のインターネット上で起こる様々な炎上事件や犯罪行為をどう見てきたのか? 満を持して出す、本気の「インターネット批評本」! ![]() |
![]() | 『僕が親ならこう育てるね』 2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。 ![]() |





