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肩が痛い、まぶたが下がった…突然死につながる脳・心臓疾患の前兆チェックリスト

謎の痛みやめまい、ふらつき。年齢を重ねると増えるそれらは大病の前兆かもしれない。体が発するサインを見逃すことなく、原因を初期段階で摑むにはどうすればいいのか。各ジャンルの名医たちが「意外な前兆」とその対処法を伝授する!

肩の痛みは心筋梗塞の前兆!?

[ヤバい病気]の前兆

写真はイメージ(以下同)

病気の前兆にいかに早く気づくことができるか――。それは、人生を大きく変えることになる。 「体の違和感を2つ以上覚えたら、できればすぐに病院へ行ってほしい」と話すのは、内科医の森勇磨医師だ。 しかし、実際には些細な違和感だと見逃したり、気づいても「すぐに治るだろう」となおざりにしてしまったりする。 「体の些細な違和感に気がついても、実際に病院に行こうと決心するのは、意外とハードルが高いです。しかも、しびれやかゆみなど、目に見えない感覚的なものは判断が難しく、わかりにくい病気も多い。ただ、なかには筋肉痛や五十肩だと思っていた痛みが心筋梗塞の前兆だったり、寝るときに楽な姿勢を探し続けたり、体を起こして座ることが増えたりした場合、それは心不全の症状だったりします」 まずは体重や血圧など、わかりやすい数値の変化を意識するのがいいという。 「体重や血圧はどう変動しているか。そして、さらに便や尿など排泄物の色や形も気にかけてみる。2つ以上の違和感に加え、2週間以上も続いたら、体からのSOSかもしれない」

体が発するSOSを見逃さないためには?