保護猫で稼ぐ悪いヤツらも…YouTube等の“保護猫チャンネル”急増の裏側

 保護犬・猫を迎えることがブームとなっている。しかし、水面下では悪質な保護団体によるビジネスが行われていた。何が起きているのか?

繁殖能力の高い猫…被災地では無断“連れ去り”も

身を寄せ合う保護猫たち

動画コンテンツとして利用するほか、撮影後に猫を転売することも

 空前の猫ブームで、保護猫への関心も高まっているが、犬とはまた違った状況となっている。 「猫は一回の出産で最大8匹の子猫を産み、年間3回も出産するので、そもそも数が多いのです。全国各地で野良猫を保護する活動が行われていますが、現在も猫の殺処分は犬の5倍近くに上っています。数が多いこともあり、譲渡会では雑種の保護猫はなかなか里親さんが決まらないのが現状となっています」(関東地方の保護団体スタッフ)  こうしたなか、一部の悪質な保護団体による行為が目撃されていた。