「警察は叩かれても全く変わらない!」警察の隠ぺい体質を、ジャーナリストが激白

元鹿児島県警の男が「県警本部長が不祥事を隠蔽した」と批判し、注目を集めている。“正義の味方”警察にも知られざる裏の顔がある。巷にはどんな“モンスター”が潜んでいるのか、彼らを狂わせた原因は何なのか、探ってみた。

「懲戒処分数は氷山の一角」隠蔽体質がヤバい警官を生む

警察庁の発表では、’23年に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は266人だったが、ジャーナリストの寺澤有氏は、「これは氷山の一角の中のごく一部の数字。何の意味もない」とぶった斬る。 寺澤氏は35年間ジャーナリストとして、警察の腐敗を追及している。その結果、100人以上の警察官を懲戒処分や刑事訴追させてきた。
[モンスター警察官]に注意せよ!

ジャーナリスト・寺澤 有氏

「公表されているのは、現行犯でその場で身分がバレてしまった例か、事件に第三者や複数人が関わっている例です。基本的には“説得”して、示談にする。問題を起こした警察官に対しても、懲戒免職よりも軽い諭旨免職にして、退職金や再就職先の世話をします」 不祥事を“なかったこと”にしている責任は、マスコミにもあるだろう。