更新日:2024年07月10日 14:50

「俺が若い頃はさ~」の自分語りはダメ!人に好かれる話術「8:2の法則」とは

年を重ねてもイケてる中年でありたい――。心の奥底では願っていても、恥ずかしさと面倒くささから劣化を受け入れている人は多い。しかし、簡単に誰でも実践できる「ちょい盛り術」が存在。今すぐ見た目も仕事もデキる男に変えていこう!

好印象を与えられる“ちょい盛り”発言とは?

ちょい盛りオヤジの作り方中年はどうしても夢語り、武勇伝など、話を大盛りにしがち……。「中年男性は、すごいと思われたい欲を肩から下ろさなければ、周囲から距離を取られてしまいますよ」と警鐘を鳴らすのは、公認心理師で著作『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)の著者・大野萌子氏だ。では、好印象を与えられる“ちょい盛り”発言とは? 「令和時代は、聞き手と同じ目線に合わせる『フラットちょい盛り』が最適解だと思います。話の冒頭に『聞いてほしい』と素直に伝えることで、『私を頼ってくれている』と聞き手は感じ、威圧感のなさが周囲の人を引きつけます」 あえて自分を控えめに表現し、「間接的に自分を上げるのが重要だ」とコラムニストの石原壮一郎氏も同調する。 「他人を8割上げて、自分のアピールは2割に抑える、8:2の法則を意識すると効果的です。自分を主体にせず、あくまで周りを持ち上げることで、余裕を感じさせる。『〇〇さんと一緒だと安心する』など、会話の中にさりげなく素直な自分の感情を盛り込むことで、相手からの信頼も強まります。ラーメン二郎と一緒で、盛りすぎると年齢とともにお腹を壊す。一歩引いた“謙虚盛り”が、ちょい盛りにおいて一番効果的です」

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