プレゼンや面接で“ちょっと盛る”言い方とは?数字も言い方次第でよく見える

年を重ねてもイケてる中年でありたい――。心の奥底では願っていても、恥ずかしさと面倒くささから劣化を受け入れている人は多い。しかし、簡単に誰でも実践できる「ちょい盛り術」が存在。今すぐ見た目も仕事もデキる男に変えていこう!

パッとしない数字も、言い方次第

ちょい盛りオヤジの作り方社内外のプレゼンなどで企画を通すために少しでも盛りたいのが数字だ。盛ることは可能か? 「当然ながら業績の水増しなど信頼を失う行為は避けるべきですが、売り上げの内実を細分化すれば、盛れる箇所を見いだすことも可能です」 こう話すのは、数字に強いビジネスパーソンの人材育成を手がけ、悩みを分解することで解決へと導く「因数分解思考」を提唱する深沢真太郎氏だ。例えば、去年は1億円だった自社商品の売り上げが、今年は7000万円に落ちたとする。どう分解して、盛る? 「7000万円を分解して光明を探ります。売り上げは『商品単価』『客数』に、『客数』はさらに『世代』『売り上げに占める割合』に分けられます。仮に20代が売り上げに占める割合が増加傾向なら、“若者に浸透”などの視点で商品力をアピールできます」 ポイントは、同じ数字を異なる視点で捉えること。 「物事は表があれば必ず裏があります。一つの出来事も常に『裏を返せばどうか』と日頃から問い直すことが、盛るうえでの視点の設定に通じます」

「入社した場合の未来を『盛る』」