仕事

20代でも役員登用!最新モチベーションUP術

終身雇用と年功序列の崩壊で社員は企業への忠誠心を失い、単なる昇進が“報酬”として機能しなくなっている。そんななか、社員一人ひとりがもっと頑張ろうとする環境・制度づくりに力を入れているさまざまな企業のモチベーションアップ&コミュニケーション活性化術を集めて見た 【役員制度】 20代にも役員登用のチャンスで、モチベーションアップ!  サイバーエージェントでは社長を含む役員8人のうち、原則2名が2年で交代する「CA8」という制度を今年から新たに導入、12月の株主総会から新役員の信任決議を実施する予定だ。 「全員ガチンコで議論するためには、8名は会議体として限界人数だと考えてます」と藤田晋社長も、役員を少人数にする理由を自身のブログで語っている。 「弊社の社員の平均年齢は28.5歳と非常に若く、役員も平均34歳。もともと若手を抜擢して成長機会を与える風土がある会社ですが、やはり上が固まってしまうと社員の成長意欲がなくなってしまうということで、この制度が決まりました」(広報担当・上村嗣美氏)  確かに20~30代の若手社員にも役員になれるチャンスがあるとなれば、モチベーションが上がることは間違いない。若いうちから役員として経営に深くかかわることで得られる経験値も計り知れない。 「そのときそのときの事業戦略に合った8人を役員として選任します。また、交代した取締役は引退や天下りをするわけではなく、再び役員に復帰することもありえます。そこが他社との大きな違いですね。確かに、新任役員がキャッチアップするのに時間はかかりますが、それ以上に経営者人材を多く保有することで組織力が強化され、競争力も増していくと判断したのです。モチベーションの高い社員がマジョリティだと、成長意欲が高まりますからね」  役員制度だけでなく、同社では半年に1回の新規事業プランコンテスト「ジギョつく」や、勤続1年以上の社員に向けた社内異動公募制度「キャリチャレ」など、モチベーションを大いに喚起し、スキルアップを図る制度が充実している。  社員に配布しているクレド(信条)には「挑戦した結果の敗者にはセカンドチャンスを」とある。 「社員が挑戦できる環境があることも、モチベーション向上に繋がっています」 ― 我が社の最新[モチベーションUP術]【1】 ―
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