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在日外国人を中心に急増する「闇バイト」。偽の在留カードを大量生産して使う先は

普通に生活していた若者を瞬時に凶悪犯罪に加担させてしまう「闇バイト」。警察は実態解明に全力を挙げているが、その根はまだまだ深い。日本人だけでなく外国人も加担する衝撃の犯罪事情とは!?

在留カードを偽造した中国籍の男が逮捕

闇バイト

カネに困り闇バイトに応募した、一連のルフィ事件の実行犯・永田陸人容疑者。報酬に釣られて犯罪に走る日本人もいる

日本中を震撼させた「ルフィ」らによる広域連続強盗事件を機に、「闇バイト」に注目が集まっている。 しかし、もうひとつ水面下で急増している闇バイトがある。在日外国人を中心に行われているそれだ。 警視庁は2月、在日外国人の身分証「在留カード」を偽造したとして、中国籍の40代の男を入管難民法違反の疑いで逮捕した。男は仲間とパソコンを使用してカードを大量に偽造していたが、その実態は、中国に拠点を置く偽造グループから依頼を受けた日当7000円ほどの闇バイトだったのだ。

闇バイトが偽の在留カードを大量生産

この偽造グループは、昨年9月に千葉県内で同様の容疑で逮捕された中国人と日本人の男女6人にも指示を出していたとみられ、国内で闇バイトとして集めた実行犯を大規模に動員している可能性が指摘されている。 「在留カードは、台紙と一般的なプリンター、それにフィルム加工するラミネーターさえあれば、技術がなくても精巧に偽造できてしまう。闇バイトに大量生産させているケースが目立つのです」
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偽在留カードで携帯電話を不正契約
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